出世したくないそれよりもプライベートを充実させたい!

管理職になってもメリットがあると思えない!

そう考える人が確実に増えています。

僕は、サラリーマン時代に出世したいと思ったことは一度もありません。それは、剰なストレスにさらされたり、仕事に忙殺されてプライベートの時間がおろそかになってしまうキストが入ります。

管理職になることで過剰なストレスにさらされたり、仕事に忙殺されてプライベートの時間がおろそかになってしまう

と思ったからです。

実際、周りの管理職の人たちの日常を見ていると、自分がやってみたいとはとても思えませんでした。

でも、本人が出世を望んでいないのに、ある一定の年齢になると強引に管理職にしてしまう会社もあります。

その結果、家族と離れ離れになったり、ストレスでメンタルをやられたりする人も出ているのです。

ただ、出世することに生きがいを感じ、その事を人生最大の目標にしている人もいます。

価値観は人それぞれなので、一概にどちらがいいとは断言できません。

でも、僕自身は、出世しない生き方を選んで本当によかったと今でも思っています。

振り返ると、その理由は大きく分けて7つありました。

あなたが出世しない生き方を選ぶのか、それとも出世する生き方を選ぶのか、この記事がその参考になれば幸いです。

まず、データーから実態を見てみましょう

キャリアインデックスという会社が、2017年5月に「有職者に向けた仕事に関する調査」という調査をしています。

その結果をざっくりまとめると

・管理職になりたくない女性⇒87.3%

・管理職になりたくない男性⇒59.7%

という結果になりました。

つまり、理職になりたくない派】の方が多いという現状があるのです。

年代別のデーターは下記の通りです。

引用:「管理職になりたくない」 転職・仕事実態調査vol.14

特に男性の場合、若い年代よりも40代、50代といった中堅の世代の方が【なりたくない派】が多数を占めています。

中堅と言えば、会社でバリバリ仕事をしている世代ですが、同時に家族持ちの人が多い世代でもあります。

そしてこの世代から、【なりたくない派】が増えているのです。

これはあくまでも私見ですが、家族との時間を犠牲にしてまで会社に奉仕したくないという気持ちの人が増えているからではないかと思います。

この調査を見る限り、

現状は、出世を望まない人の方が多数派になっている!

ということは、間違いないでしょう。

しかし僕が就職した時代は、出世を望まない人の方が圧倒的に少なかったという実感があります。

同期入社の男性は50人近くいましたが、その中で出世を望んでいなかったのは僕の他に2人ぐらいしかいませんでしたから(笑)。

でも時代が変わって、

働くことに対する価値観が大きく変わった!

のだと思います。

これから書くことは、僕が出世しない生き方を選んで本当に良かったと思うメリットですが、

逆の見方をすれば出世をした場合のデメリットということもできるかもしれません。

その① 無駄な残業

出世しな生き方を選んで良かったと思うメリットで一番大きいのは、「自分の時間の全てを会社に捧げなかったこと」だったと思っています。

特に無駄な残業をしなかったことのメリットは大きいと思います。

過ぎ去った時間は2度と戻りません。

一日の大半を会社で過ごし、寝るためだけに家に帰るという生活を僕はしたくありません。

自分の時間は、自分の自由に使いたいのです。

でも、出世に燃えている人は、少しの空き時間でも仕事に専念しますし、中には上司に自分が努力している姿をアピールするために無駄な残業をする人もいるでしょう。

つまり、長時間労働することで「僕はこんなに頑張手ますよ~」ということをアピールするのです。

例えば、

・急な仕事がないのに毎日遅くまでサービス残業をしたり・・・

・頼まれてもいないのに休日出勤をしたり・・・

でも、そんなことをしても、業績が上がるわけではありませんよね。

単なる自己満足ですから。

ところが上司の中には、そういうムダな努力をする人をかわいがる人がいるのも事実なのです。

それが人間社会の悲しい現実かもしれません。

でも僕は1分でも早く帰りたかったし、そもそも出世する気がまったくなかったので、不必要な残業は一切しませんでした。

その結果、

無駄な残業をすることなく、自分のプライベート時間を確保することができた

と思っています。

同期と比べたら僕の残業時間は圧倒的に少なかったでしょう。

そのおかげで、他の人よりはプライベートの時間を充実させることができたし、「会社に人生の時間を奪われた」と不満に感じることもありませんでした。

その② 家族と過ごす時間

先ほど書いたように、必要最低限の残業しかしなかったので、僕は家族と一緒に過ごす時間を充実させることができました。

特に思い出深いのは、毎日2人の子供をお風呂に入れたことです。

子供の成長を見ながら一緒にお風呂に入れる期間は、おそらく10年間くらいではないでしょうか。

そんな期間は、あっという間に終わってしまいます。

だから

子供と一緒にお風呂に入る時間は、2度と経験できない貴重な時間

だと思うのです。

子供はお風呂の中で、その日にあった出来事を次から次へと話してくれます。

「あのねパパ、あのねパパ・・・」と言って一生懸命話します。

それをじっくり聞いてあげると子供は大満足ですし、話を聞いている自分も幸せな気分に浸れるのです。

あの時の時間は、今でも僕の貴重な宝物です。

また、当たり前のことですが子供はあっという間に成長します。

可愛い盛りの時期なんて、本当に一瞬で終わってしまうのです。

そんな時期に、子供と過ごす時間を減らしてまで仕事をする意味があるのでしょうか。

もちろん、必要な仕事はやらなけれなりませんが、必要以上にやる必要はないと思うのです。

その③ 転勤

僕は40代の前半までは、7回も各地を転勤しました。

会社員であれば、転勤の辞令があれば断ることなどできません。

人によっては、新しい土地で貴重な体験ができると喜ぶ人もいるでしょう。

でも家族にとって僕の転勤は、

メリットよりもデメリットの方がはるかに大きかった!

というのが、正直な実感です。

長女は小学校だけで3回も転校し、そのうち2回ほどイジメにあっています。

親の仕事の都合で何度も転校させられ、その度にイジメの恐怖に怯え、新しい友達を作る苦労をしていたのです。

妻は妻で、知らない土地に行くたびにママ友を作ることに神経を使っていたようです。

本当に申し訳ないと思います。

また転校する度に家具は傷み、新しく必要な買い物も出てくるので、家計的にもメリットはありませんでした。

転勤が原因で家族がガタガタすると、僕の方も仕事が手につきません。

だから子供が中学生になった時、今度転勤の辞令が出たら単身赴任しようと心に決めていました。

でもちょうどその頃、会社の仕組みが変わりました。それは、

転勤を望まない人は、給料を2割下げるが転勤は免除する!

という内容の新しい人事制度でした。

この制度を利用すると管理職にはなれません。

2割の給料減は痛いけど、転勤することはもっと痛いと僕は思いました。

それで家族に相談すると、家族全員同じ意見でした。

僕は、すぐにこの制度に申し込み、以後は転勤の辞令に怯えることなく、家族と穏やかに過ごすことできました。

家族と一緒に過ごすメリットで僕が一番大きいと感じたことは

①毎日顔を合わせているので、

「落ち込んでいる」とか「元気がない」とか「態度がおかしい」などの異変にすぐに気がつくこと。

②急なSOSがあればすぐに対応できるので、問題が悪化しにくいこと。

この2つだと思います。

もし遠方に単身赴任していれば、家族の異変にすぐに気づいてあげることができません。

子供が深刻に悩んでいるのにすぐに対応できず、登校拒否になってしまった同僚もいました。

【ここ一番という時に一家の大黒柱が近くにいてすぐに対応できる】ということが、とても大きいと思うのです。

その④ 組合員のメリット

ここで言う組合とは労働組合のことです。

平社員であれば、入社と同時に強制的に労働組合に加入します。

でも管理職になると、強制的に労働組合員の資格がなくなるのです。

これは、どこの会社でもだいたい同じではないでしょうか。

組合員の最大のメリットは、

雇用が保証される!

ことだと思います。

つまり、会社から不当な「解雇通知」を受けたとしても、組合側が守ってくれるということです。

だから平社員でいる限り、自分の雇用が脅かされることがないのです。

でも管理職になると、ちょっと状況が違ってきます。

管理職の人は会社側の人間です。だから、

業績不振の責任を追及されたり、経営上の責任を押し付けられて不当に解雇されることもある

のです。

管理職は組合員ではないので、「不当解雇」だと分かっても、組合に助けを求めることはできません。

もちろん、そういうケースは稀です。

でも実際の話、管理職だった僕の先輩は、不当解雇だと分かっているのに抵抗できずに泣く泣く辞めたことを僕は知っています。

そういうケースは、会社側も秘密裏に処理するので、社内に情報が広がらないことが多いのです。

そう考えると、やっぱり管理職にはなりたくないと思います。

その⑤ 強烈なストレス

前の会社では、管理職になると仕事量が急激に増える仕組みになっていました。

同時に責任も重くのしかかってきます。

一方で、給料が上がり、強い権限を持つようになりました。

そのことにやりがいを感じる人もいるでしょう。

でも、

・強烈なストレスに押しつぶされて休職する人
・自分が受けたストレスを部下にぶつけてパワハラする人

そんな管理職がたくさんいたのです。

毎日のように経営層から降りかかってくるプレッシャーは相当なものです。

もし僕が課長をしていたら、とても耐えられなかったと思います。

【ストレス耐性】は、個人個人で違います。

生まれつきストレスに強い人もいれば、そうでない人もいます。

苦労して課長になった人が、ウツになったり、休職したりするのは悲劇だと思います。

いくら給料が上がろうが、どんなに権限が増えようが、僕は強烈なストレスの中で仕事をしたくはありません。

参考記事⇒パワハラでうつ病になったり、休職する社員が減らない本当の理由

その⑥ 畑違いの仕事の責任者

管理職になると、畑違いの仕事なのに責任者にされるケースがよくあります。

例えば

・営業課長だった人が、物流センター長になるとか

・経理部の課長が営業課長になるとか

そんな人事発令を何度も見たことがります。

その人に適性があればいいのですが、ない場合は仕事の進め方が分からず、最悪の場合はノイローゼのような状態になってしまう人もいるのです。

どう考えても適性があると思えない部署に異動することは、本人にとっては相当つらいことです。

でも、辞令が出れば断ることはできません。

未経験の職場の責任者となって働くことは、精神的に強烈なストレスがかかりますよね。

僕にはとても耐えられそうにありません。

その⑦ 派閥に巻き込まれなかった

ちょっと大きな会社になると、社内には必ず派閥というものができます。

例えば、○○さんは社長派だとか、△△さんは専務派だとか、◇◇さんは常務派だとか、・・・

そんなことありませんか?

実際、派閥に所属することで出世する人はたくさんいます。

でも派閥に入ってしまうと、

仕事以外の飲み会やらゴルフコンペなどの付き合いに時間を奪われる

このようなデメリットがあるのです。

派閥というのは、「親分子分好き嫌い」の世界ですから、親分に気に入られればいろいろな恩恵を受けられます。

でも、肝心の親分が失脚すると、その派閥に属していた人たちは報復人事を受けるというのもよく聞く話です。

本来の仕事にエネルギーを使わず、派閥のためにエネルギーを使ってしまう人もいます。

それってバカげた話ですよね。

因みに僕は、どこの派閥にも所属してませんでした。(⇒どこからも声がかからなかっただけなのかも)

以上が、僕が【出世しない生き方】を選んで本当に良かった思う7つの理由です。

今後の生き方の参考になればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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