そもそもブラック企業で働きたい人はいないと思います。

 

しかし、会社というものは入社してみないことには実態がわかりません。

 

入社する前はいい事ばかり言っていたのに、入社したら最悪だったというケースはよくある話です。

 

求人票に記載されていたことと、実際の労働条件が違ったという話もよく聞きます。

 

それでは、入社前にブラック企業を見分けるにはどうすればいいのでしょうか。

 

実は、ブラック企業と呼ばれる会社には独特の特徴があります。

 

だからその特徴が分かれば、入社前にブラック企業を見分ける可能性が高まるのです。

 

 

こんにちは。サラリーマンお助け村の村長です。

 

実は、入社前にブラック企業を見分ける方法は、いろいろあります。

 

一度に全部紹介すると消化不良になりますので、今回は「テクニックその①」として求人特徴から見分ける方法を紹介します。

 

また、求人特徴では見抜けないブラック企業を調べる裏ワザもあわせて紹介します。

 

また、別のページでは「テクニックその②」として、説明会、面接、契約書からブラック企業を見分ける方法を紹介します。

【ブラック企業を見分けるテクニックその②】説明会、面接、契約書編

 

この2つの記事をしっかり読めば、ブラック企業に就職する確率は大幅に下がることは間違いありません。

 

充実した人生を送るために、是非活用してください。

 

 

ブラック企業の求人特徴その①募集期間

 

まず最初に注目したいのが、「募集期間」です。

 

「募集期間」とは、その企業の求人が掲載されている期間です。

 

この期間がやたらと長期間の企業があります。

 

そのような企業は、だいたいどこの求人サイトにも常連で出ているケースが多く、ブラック企業の可能性が高いと言えるでしょう。

 

なぜなら、そのような会社は

・評判が悪いからなかなか人が入ってこない

・人が入ってもブラックだからすぐに辞めてしまう

・慢性的な人手不足の状態が改善されていない

 

このような可能性が高いからです。

 

まともな会社であれば、人を採用したらすぐに求人を出したりしません。

 

もし、気になる会社を見つけた時は、転職サイトや転職エージェントのサイトなどを使って複数の求人欄をチェックして、

・繰り返し掲載されていないか

・長期間掲載されていないか

 

についてチェックしてください。

 

ブラック企業の求人特徴その②給料

 

次に注目するのは「給料」です。

 

基本的にブラック企業の経営者は、従業員をできるだけ安く使い倒すという発想を持っています。

 

だから、給料が安いのが普通です。

 

よくある勘違いですが「給料が安いから、仕事内容は楽なんだろう」という認識です。

 

ブラック企業の経営者は、出来るだけ安い給料でたくさん働いてほしいと考えているので、給料が安いから仕事が楽という事はありません。

 

しかし給料が安いからと言って、必ずしもブラックとは断定できません。

 

なぜなら給料は、業界によってまったく違うからです。

 

同じ業界であれば、かならず給料の相場というものが存在します。

 

だから給料をチェックする際のポイントは、

 

同じ業界と比べてどうなのか?

 

という点です。

 

ただ、相場と比べて高くても安心はできません。

 

なぜなら、ブラック企業の中には同業他社と比べて高すぎる給料を提示する会社もあるからです。

 

その背景は、まともな給料を提示しても人が集まらないので、人寄せのエサとして高給を提示しているだけなのです。

 

しかし、実際に入社すると、基本給が異常に低く、ノルマを達成しないと給料が上がらない仕組みだったりするケースがよくあります。

 

因みに同業他社の年収は、こちらのサイトから調べることができます。

年収ラボ

 

ブラック企業の求人特徴その③年収の幅

次にチェックするのは、「年収の幅」です。

 

もし、求人票に掲載されている年収の額に幅があり過ぎたら要注意です。

 

例えば、年収の目安 300万~480万】と書かれていたとします。

 

これって、かなりの幅ですよね。

 

月収に換算したら、25万と40万ですから毎月15万円も差が出てしまいます。

 

因みにこのように書いてあったら、基本的に低い方の年収300万しかもらえないと思って間違いありません。

 

ではなぜ年収の目安 300万~480万】と記載しているかというと、それはごく一部の人にだけ支払われている年収金額なのです。

 

つまり、厳しいノルマを達成した人には480万円払うけど、実際もらっている人は全社で数人しかいなかった!ということです。

 

もらえる可能性がほとんどないのに、あえて高い年収額を提示しているのは、人集めのためのです。

 

高い金額をエサにして、応募者を集めているのです。

 

このように、年収の幅を大きい企業は、ブラックの可能性が高いので気をつけてください。

 

ブラック企業の求人特徴その④離職率

次にチェックするのは「離職率」です。

 

離職率とは、一言で言えば「1年間に会社を辞めた人の割合」です。

 

ところで離職率の平均は、どのくらいかご存知でしょうか。

 

厚生労働省の「雇用動向調査」によると、平均離職率はだいたい15%前後とのことです。

 

当然のことながら、ブラックな企業ほど離職率は高くなる傾向があります。

 

社員を大切にしていないのですから、当然ですね。

 

離職率も業界によって違いますから、同業他社と比べて離職率が高くないかという点からチェックすることが大事です。

 

 

ブラック企業の求人特徴その⑤生涯賃金

次は「生涯賃金」です。

 

生涯賃金とは、一言で言えば「定年まで働いた場合にもらえる給料の合計額」です。

 

定年までの期間ですが、一般的に大卒の人だと43年間、短大卒で45年間、高卒の人で47年間になります。

 

ブラックな企業の場合、初任給はそこそこなのに40歳の平均給料を見ると異常に低い会社があります。

 

これは、昇給率が低いことが原因です。

 

つまり、年齢とともに賃金が上がらないのです。

 

このような会社で働いても、当然のことながら生涯賃金が低くなります。

 

因みに、ちょっと前までは「大卒の生涯賃金は3億円程度」と言われていました。

 

しかし最近では、「それは実態とは違う」と言われています。

 

なぜなら、給料格差が進み一部の超高給取りが平均値を押し上げている実態があるからです。

 

そこで最近登場したのが年収の中央値から生涯賃金を算出する」という方法です。

 

年収の中央値で計算した場合、大卒の生涯賃金は2億4000万円、高卒だと1億9000万円程度という結果になり、こちらの方が現実的だと言われています。

 

もちろん生涯賃金は、業界によって違います。

 

だから、同業他社の生涯賃金と比べてどうかという点からチェックしてみてください。

 

ブラック企業の求人特徴その⑥採用ハードル

次にチェックするのは、「採用の難易度」です。

 

基本的にブラック企業の求人は、採用のハードルが低くなる傾向があります。

 

例えば、年齢不問、学歴不問、経験不問、未経験者歓迎・・・このように書いてあります。

 

このような求人を出す理由は、普通に採用条件を設定しても人が集まらないからです。

 

だから、「誰でもいいから来て」と考えて採用ハードルを低くしているのです。

 

しかしそのような会社に入れば、どこにも採用されないような人たちが集まってきます。

 

そういう人たちと働く職場は、決していい環境にはなりません。

 

 

ブラック企業の求人特徴その⑦あいまいな言葉

最後にチェックするのは、求人情報に「あいまいな言葉」が書かれていないかどうかす。

 

あいまいな言葉とは、夢」、「達成感」、「希望」、「ワクワク」、「感動」、「飛躍」・・・このような表現です。

 

なんだかフワフワと実態のない期待感を抱かせる言葉ですね。

 

もしそういう言葉が求人票に書かれていたら、注意してください。

 

本来、求人情報に書かれる内容はもっと具体的で明確なものでなければなりません。

 

なぜなら、応募者はそこに書かれていた内容を見てから労働契約をするからです。

 

逆に言えば、明確な契約内容を公表できないから、あいまいな表現でごまかしていると考えられます。

 

また、やたらと前向きな言葉を繰り返し使う会社も危険です。

 

是非、注意してください。

 

次は、求人情報以外からブラック企業を見抜く【裏ワザ】を紹介します。

 

 

 求人情報以外で見分ける裏ワザ①観察

まず最初の裏ワザは「観察」です。

 

ここで言う「観察」とは、リアルな会社の姿をチェックするということです。

 

例えば、休日とか深夜に目当ての企業に出向き外からチェックします。

 

自分の目で観察することで、ネットやパンフレットに書かれていない生の情報を入手できる可能性が高いのです。

 

ちょっと手間かもしれませんが、人生の大部分を過ごすかもしれない大事な時なので、やる価値はあると思います。

 

やってみた結果、

・休日出勤をしている社員がやたら多かった!

・社員の顔がみな暗かった!

・深夜でも事務所の明かりが消えていなかった!

・事務所から怒鳴り声がよく聞こえた!

・会社の裏がゴミの山だった

 

という発見があるかもしれません。

 

逆に、いい発見があるかもしれません。

 

いづれにしても、生の姿を自分自身の目で観察することはとても大切です。

 

是非、検討してみてください。

 

求人情報以外で見分ける裏ワザ②口コミ情報

 

求人情報に書かれている内容が事実かどうかを知るために、口コミ情報をチェックするのは有効な手です。

 

例えば求人情報には「完全週休二日制」と書いてあるのに、口コミ情報をみると「週1日しか休めない」と書かれていることもあります。

 

もちろん、口コミ情報がすべて信用できる情報とは限りません。

 

しかし、その企業で働いていた人による情報が多いので、チェックすることをおススメします。

 

口コミサイトの情報には、求人情報に書かれていないことがたくさん出ています。

 

ポイントは、一つの口コミサイトの情報だけを鵜呑みにしないことです。

 

なるべく複数の口コミサイトを比較して総合的に「何が正しい情報なのか」を自分なりに判断することが大事です。

 

口コミサイトで評判が悪い会社は、当然のことながら危険です。

 

ネットを見れば、大手の口コミサイトがたくさん出ています。

 

例えば、Vorkers会社の評判転職会議 などが有名です。

 

是非、チェックしてみてください。

 

求人情報以外で見分ける裏ワザ③就職四季報

「就職四季報」とは、東洋経済が出している大手1300社の会社データーです。

 

ちょっと高い(2000円位)ですが、客観的なデーターが出ており、転職サイトに書かれている情報よりは信用ができます。

 

因みにネットでアマゾンからでも簡単に購入できますよ。

 

特にチェックしてほしいのは、以下の3点です。

 

 チェックポイント①平均勤続

長く働けそうな会社かどうかをチェックする。

 

チェックポイント②: 有給休暇の取得率

休みがとりやすい会社なのかどうかをチェックする。

 

チェックポイント③: 35歳賃金の最低額

年齢とともに給料がちゃんと上がる会社なのかチェックする。

 

以上、是非チェックしてみてください。

 

求人情報以外で見分ける裏ワザ④労働組合

最後は「労働組合」の有無です。

 

目指す会社に「労働組合」があるかどうかは、とても大切なポイントです。

 

労働組合は、経営者に対して「労働条件の改善や給料の改善」などを交渉します。

 

だから労働組合のある会社では、経営陣による自分勝手な要求が通りません。

 

しかし、御用組合(ごようくみあい)と呼ばれるような、経営者の言いなりになっている労働組合もありますので、労働組合があるから絶対大丈夫とは言いきれません。

 

ただ、「労働組合」がある会社の方がブラック企業になりにくいというのは事実です。

 

ですから、なるべく「労働組合」がある会社を選ぶようにしてください。

 

 

以上、【ブラック企業を見分けるテクニックその①】求人特徴と裏ワザ編でした。

 

企業説明会や採用の面接などの場面でブラック企業を見分けるテクニックについては、こちらをお読みください。

【ブラック企業を見分けるテクニックその②】説明会、面接、契約書編

 

最後までお読みいただきありがとうございました。