転職する時に必ず準備する書類が、履歴書職務経歴書ですよね。

 

ネットを見れば、が書き方のノウハウについてさまざまな情報を公開しています。

 

また、無料のフォームもたくさん出ているので、誰でも簡単に書くことは可能です。

 

しかし、みな同じネット情報を見て書いているので、ライバルに大きな差をつけることができません。

 

そうなると、学歴が高い人とか、大企業で働いていた人ばかりにアドバンテージがあるので、そうじゃない転職者にはとっても不利になってしまいます。

 

では、ライバルに差をつけるにはどうすればいいのでしょうか。

 

今回は、そのポイントを伝授します。

 

 

ところで、基本的な事ですが履歴書職務経歴書の違いをご存知でしょうか?

 

どちらも似たような書類で重複している箇所はありますが、書く目的が違います。

 

一言で言えば、下記のようになります。

【履歴書】

⇒あなたのプロフィールを書くもの=あなたという人間の概要をチェックするもの

 

【職務経歴書】

⇒あなた自身をアピールする内容を書くもの=あなたという人間の価値をチェックするもの

 

では、企業がチェックするポイントはどうなるのでしょうか。

 

【履歴書でチェックするポイント】

・学歴はどの程度か?

・資格は何を持っているのか?

・どんな経歴の人だろうか?

・募集要件をクリアーしているのか?

・転勤不可など、勤務上で影響がありそうな個別条件はあるのか?

 

【職務経歴書でチェックするポイント】

・具体的にどんな職歴を経験してきたのか?

・その経験で、どんなスキルが身についたのか?

・そのスキルは、この会社で使えるのか?

・この人を採用した場合に、会社にとってどんなメリットがあるのか?

・やる気、意欲はどのくらいあるのか?

 

履歴書と職務経歴書の違いが何となく理解できたでしょうか。

 

それでは、ライバルに差をつけるためのノウハウを紹介します。

 

 

志望動機で差をつけるポイント

志望動機でよくやるミスは、抽象的すぎる表現になっていることです。

 

例えば、次のような表現はあまりよくありません。

・御社の商品力に魅力を感じましたので、応募させて頂きました。

・御社に役立ちたいという思いがあり、応募させて頂きました。

 

なぜよくないかというと、話に具体性がないからです。

 

志望動機を語る時、面接官が「なるほど!だから当社に応募したのか」と納得させることが大事です。

 

企業が志望動機を聞く理由は、2つあります。

 

1つ目の理由

⇒「どのくらいの熱量を持っている人か?本当に当社で働きたいと思っているのか?その気持ちは本物なのか?」をチェックすることです。

 

熱量が低い人、口先だけで思いを語っている人は、入社しても長続きがしない人と考えられているのです。

 

2つ目の理由

⇒「この人の性格は当社に合っているのか?このタイプの人に当社の常識が通用するのか?」をチェックすることです。

 

その企業とあまりに異質な人が入社しても、社風が合わないとか、力が発揮できないとか、そういう理由で辞めてしまう事が多いからです。

 

では、具体的にどのように書けばいいのでしょうか。

 

ポイントは3つあります。

①どのような形で会社に貢献しようと考えているのかを盛り込むこと。

②過去の体験談やエピソードを書いて、リアル感を演出すること。

③自分が本当にやりたい仕事を積極的にアピールすること。

 

では模範例を紹介します。

⇒前職では、法人相手の業務用食品販売の営業を担当させていただきました。法人営業の場合、市販用とは異なりブランド力の影響は低く、価格のみが重要なファクターになります。しかし、価格勝負だけの提案は行きつくところまで来ており、メーカー同士の消耗戦になっているのが現状です。この状況を打破するには、価格以外にもお客様にメリットのある提案、例えば店舗での調理オペレーションを短縮する商品とか、ダイエットに寄与する商品とか、そのような何か新しい付加価値の提案が必要です。しかし前職の会社は、大量生産、大量販売でコストダウンをして成長してきたので、そのような商品提案する余地がありませんでした。しかし御社の場合は、お客様に合わせた商品開発で貢献するという企業理念であり、私は深く感銘を受けました。今後も続く人口減を考えると、消費が伸び悩むことは明らかですので、既存の営業スタイルでは勝てません。そのような状況の中、私が本当にやりたいのは、御社のような開発型営業だと確信しました。どうしても挑戦したいと思い、この度志望させていただきました。

 

ちょっと長文になりましたが、現状の職場環境について自分なりの見解を書き、それを打開するためにどうするべきかという意見を書き、さらにどういうことをやりたいのか希望を書き、それを実現するために応募したというストーリーがライバルに差をつけるテクニックです。

 

じっくり考えないと書けないと思いますが、じっくり考えることでライバルに差をつけることができるのです。

 

是非、じっくり考えてみてくださいね。

 

読み手に納得させる文章とは

 

読み手に納得させる文章とは、採用担当者があなたの履歴書(もしくは職務経歴書)を読んだ時に、「?」とか「どうしてそうなるの」とか感じさせない文章のことです。

 

つまり最後までスラスラ読めて、その間に疑問が湧かないような文章ということです。

 

そのためには、読み手が知らないこと、分からない事をなるべく書かないことです。

 

どうしても書く時は、必ずその事について分かりやすい説明を添えてください。

 

そうすることで、読んだ人に「?を感じさせない文章ができるのです。

 

例えば、私は今までさまざまな業務を経験してきました。

 

と書いた場合、読んだ人は

 

さまざまって具体的にはどんな経験のことだろう?

 

と頭の中に必ず「?」が生まれます。

 

この「?」を解消してあげないで、次の文章が続いてしまうと、それ以降の文章に説得性がなくなってしまうのです。

 

だから、「私は今までさまざまな業務を経験してきました。具体的には、法務部、人事部、企画部、工場の4つです。

 

という具合に、できるだけ具体的に書きましょう。

 

ポイントは、あいまいな言葉で表現しない!ということです。

 

これは、意外とできていない人が多いのです。

 

だから、逆にちゃんとできればライバルに差をつけることができます。

 

一番いい方法は、第三者(親とか友達とか)に見せて評価を聞くことです。

 

第三者が読んで、すんなり理解できる文章であればOKです。

 

最初はむずかしいと感じるかもしれませんが、文章というものは「慣れ」です。

 

繰り返し修正することで、かならず説得力のある文章を書けるようなりますよ。

 

 

志望動機のポイント

志望動機に対して採用側がチェックする事は、次の2つです。

 

・この人は当社に入社したら何ができそうか?

 

・この人のスキルは、入社後にどのような形で活かすことができるのか?

 

逆に言えば、この2つさえ押さえて志望動機を書くことができれば、採用の可能性は格段に高まります。

 

是非、意識してくださいね。

 

因みに、【志望動機】は、履歴書と職務経歴書のどちらの書類にも重複して出てくる項目です。

 

でも、同じ内容にしてはいけませんし、まったく違う内容を書いてもいけません。

 

ではどうすればいいのか?

 

答えは、

 

履歴書ざっくりした志望動機にする

 

職務経歴書履歴書よりも丁寧に詳しく書く

 

という感じで分けて書いてください。

 

具体例で説明しましょう。

 

履歴書

私は新規開拓に強みを持っており、3年連続で新規開拓の売上実績を前年比120%伸ばし、社内の最優秀営業賞を3度受賞しました。

 

職務経歴書

私は新規開拓に強みを持っています。これまで新規顧客のバイヤーとの人間関係を深め、商品の強みをアピールすることで実績を大きく伸ばしました。具体的には、3年連続で新規開拓の売上実績を前年比120%伸ばしました。その結果、社内の最優秀営業賞を3度受賞させていただきました。

 

こんな感じです。

 

つまり履歴書は、ポイントだけを簡潔に記載し、職務経歴書は根拠を入れながらより具体的に書くということです。

 

まとめ

 

職務経歴書は、企業に自分を売り込むための武器です。

 

一言で言えば「私はこんなに役に立つ人間だから採用してね」ということを企業に伝えるための書類と考えてください。

 

当然のことですが、誤字脱字などがあったら、どんなに内容が素晴らしくても減点されてしまいます。

 

たかが書類ですが、されど書類です。

 

一度提出してしまうと、もう修正はできません。

 

ミスを防止するためにも、書類を作成したら必ず以下の点を確認してください。

 

・漢字の使い方、日本語の使い方を間違っていないか?

誤字・はないか?文章の論理構成がおかしくないか?

・書類にシワやシミがないか?

・文章量が多すぎないか?もしくは少なすぎないか?

・会社の悪口を書いていないか?グチを書いていないか?

・職歴は事実のみを記載しているか?余計な私情を書いていないか?

応募条件に必要なことは、もれなく書いてあるか?

・勤務地など譲れない条件をちゃんと書いたか?

・経験した業務内容や身につけたスキルを具体的に書いてあるか。

・採用後に貢献できるPRポイントがしっかり書いてあるか。

 

繰り返しになりますが、第三者にチェックしてもらうのが一番いい方法です。

 

以上、【履歴書・職務経歴書の書き方のポイント】でした。

 

ライバルに差をつけて、是非希望の企業に転職してくださいね。

 

応援してます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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