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女性の更年期障害はよく知られていますが、
最近になって男性の更年期障害LOH症候群)も認知されるようになりました。

 

その数は国内でおよそ600万人、
そして男性の6人に1人が隠れ男性更年期障害とも言われています。

 

男性の場合、
女性の閉経のような体調に関する大きなライフイベントはありません。

 

また症状がまったく出ない方も多いので、
今まではあまり話題にされませんでした。

 

しかし近年、社会状況が変化した影響で
男性の更年期障害が増えているのです。

 

そのため症状があっても、

仕事の疲れがたまっただけだろう!

とか

年齢的なものろう!

とか

そういうふうに考えて自分の症状を意識しない人が多く、
対策が遅れがちになる傾向がありました。

 

男性の更年期障害は、放っておくと症状が悪化して、
深刻な病気を引き起こすこともあります。

 

今回は、働き盛りの中高年を襲う男性更年期障害の最新情報と
今までとは違った視点での対策法についてご案内します。

テストステロンの値が低いと
どんな症状が出るのでしょうか

男性更年期障害の原因は、
男性ホルモン(テストステロン)の分泌が低下することです。

テストステロン値が低いと身体には、どのような症状が現れるのでしょうか。

 

こんな症状が出てきたら要注意です。

 

十分な睡眠や休息は取っているのに
なんとなく疲れが取れない

 

 

関節や筋肉の痛みがある

 

気温が高いわけでもないのに突然暑さを感じ、
 顔がほてって汗が出てきたりする

 

寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、眠りが浅い、
 眠れないなど
睡眠に障害が出ている

 

些細なことですぐイライラしたり不機嫌になる
 昔にくらべて怒りっぽくなった

 

気分が晴れない、憂鬱気味である、何事にも意欲がわかない
 無気力、無力感、気分にムラがある

 

朝立ちの回数が減少、セックスをしたいと思わなくなった
 もしくは性的能力が衰えた

 

いかがでしょうか。
思い当たる点はあったでしょうか。

なぜテストステロンの分泌低下が
更年期障害を引き起こすの

では、なぜテストステロンの分泌が低下すると、
更年期障害を引き起こすのでしょうか。

 

テストステロンは脳からの指令によって主に精巣(睾丸)
大半のテストステロンが作られ分泌されています。

 

筋肉や骨の形成を促し、生殖機能にも大きな役割を果たす大切なホルモンで、
いわば男らしさを象徴するホルモンです。

 

日々のバイタリティーやモチベーション、
心身の健康維持にも重要な役割を担っているのです。

 

このため、テストステロンの分泌が低下すると、
さまざまな症状を引き起こすのです。

 

(順天堂大学医学部付属順天堂医院泌尿器科HPより)

テストステロンを低下させる原因はなに?

テストステロンの分泌量に影響を与える要因はいろいろありますが、
その中で代表的なものをご紹介します。

 

その① 過剰なストレス

過度なストレスがかかると、
精巣からのテストステロンの分泌量が減少します。

特に几帳面な性格だと、ストレスをまともに受けるので
テストステロンの減少を招きやすい傾向があります。

 

中でも中高年のストレスは年々高まっています。
責任の重い役職に就いたり仕事のプレッシャーに苦しむ局面が増え
知らないうちに過剰のストレスを受けているのです。

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その② 不規則な生活

不規則な生活は、自立神経のバランスを崩します。
その結果、休む時間になっても交感神経が強く働いてしまい
十分な睡眠がとれなくなります。

テストステロンは睡眠中に多く生成されるため、
不規則な生活で睡眠不足になると十分に分泌されなくなるのです。

その③ 人と接する機会が少ない環境

最近の研究では、テストステロンの分泌が社会性においても
影響することが分かってきました。

 

つまり社会の中で自分を主張するとか、

チャレンジする!

とか、

あるいは競争する!

とか、

そういった時にこのホルモンが分泌されることが分かってきたのです。
だから人と接する機会が少ない環境にいるとテストステロンの分泌が低下するのです。

その④ 加齢  

加齢にともなう筋肉量の低下が、
テストステロンの減少を生じると考えられています。

 

その減少スピードは男性の方が女性よりも速いと報告されています。
ただし個人差が大きく、70歳でも30代と同じテストステロンを分泌している人がいれば、
30代で分泌が激減している人もいます。

 

(順天堂大学医学部付属順天堂医院泌尿器科HPより)

どうすればテストステロンを
増やせるのでしょうか

テストステロンを増やす方法については、実にさまざまな情報が出ています。
しかし中には本当に効果があるのか疑わしい情報もあります。

 

情報元の根拠があいまいなものは、今回除外しました。
私が信頼できると見極めた対策法をご案内します。

 

ポイントは、脳や交感神経を活性化させることです。

その① 適度な運動

この方法の理屈は、体質を変えることにあります。
運動をすることでテストステロンが筋肉で消費されます。

 

その結果、さらなる分泌が促され、
消費と分泌を繰り返すことでよりテストステロンが分泌されやすい体質になる
ということです。

ただ気を付けていただきたいのは、無理をしないことです。
なぜなら、急に過度な運動をするとそのことがストレスとなって
逆効果になるからです。

 

ですから、無理なく続けられるレベルの負荷を心がけてください。

その② 誰かに「与える」活動に取り組むこと

趣味の場であるとか、地域コミュニティーとか、友達とか、
そういった場で他の人に何かを与える活動に取り組むと
テストステロンの分泌は増えます。

何かを与えることで人の役に立ったり、人から感謝されたりすることで
社会性ホルモンと言われるテストステロンの分泌量は増えるのです。

 

また災害ボランティア活動に参加して被災地に赴き、

生きるか死ぬかといった深刻な問題に直面している状況に接してきた方々に話を聞くと、

 

自分の存在意義を取り戻した!

とか

自分の自信になった!

とか、

今まで自分がかかえていた悩みが
いかに小さなものであったかが分かった!

とかとか・・・・
そういうことを言われる方が非常に多いです。

 

 

これは、自ら行動し他の人に何かを与えることで、
いい意味での刺激を受けテストステロンの分泌増加につながった例と言えます。

その③ 何を食べるかより誰と食べるかの方が重要

テストステロンを増やす食材は、亜鉛がいいとか、ビタミンDがいいとか・・・・
たくさんの食材があげられています。

 

しかし何を食べるかよりも誰と食べるかの方が、
もっと重要なのです。

誰かとお話しをしながら楽しく食事する、ただそれだけで刺激を受けて、
テストステロンの分泌は増加します。

 

特に家でお一人で食事をされていることが多い方は、
まずこの習慣から抜け出さなければ、根本的な解決はできません。

 

独身の方であっても、近所に馴染みの飲食店を作るなど、
誰かと食事をとるよう心掛けることが重要です。

 

なぜならテストステロンは社会性のホルモンなので、
人と接する機会が少ない環境にいると分泌が低下するからです。

重症の場合はホルモン補充療法もありますが・・・

ホルモン補充療法とは、塗り薬やゲルを身体につけて
皮膚からテストステロンを取り入れたり、もしくは注射で直接注入したして
ホルモンを補充する療法ことです。

症状が重くテストステロンが著しく減少している場合には、
医師の診断を受けてホルモン補充をすることも選択肢の一つです。

 

ただし、長い期間ホルモン補充療法に頼りすぎると、
身体が自分でテストステロンを作ろうとしなくなります。

 

またヘモグロビン値が上昇したり、
多血症(赤血球の以上増加による疾患)になる副作用もあり、
リスクは0ではありません。

 

ホルモン補充をする場合は決して自己判断はせず、
医師の指示に従って治療してください。

 

因みに受診科は泌尿器科です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

男性更年期障害の問題は、現代社会の問題と密接に関係していると言われています。
社会環境の変化に伴い、男性の更年期障害が増えているのです。

 

とは言っても、今の環境を根本的に変えることは難しいでしょう。
しかし、自分の行動をちょっとだけ変えることはできると思います。

 

小さなことでもいいので、
できることから実践していただければと思います。

 

例えば、寝る前にスマホをいじる時間をちょっと減らすとか・・・そういう事です。
因みにスマホの画面の強い光を凝視すると交感神経が興奮するので睡眠の質が落ちます。

 

また職場の同僚以外の友人を作るとか、新しく趣味を持つとか、
習い事をはじめるとか・・・
そういったことで自分の好奇心を刺激すると更年期障害の予防に役立ちます。

 

さらに生活の中に適度な運動を取り入れれば、大きな効果が期待できます。

 

男性更年期を乗り越えて、是非充実した毎日を送ってください。

 

応援してます。

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