スポンサーリンク

 

僕は20代の頃から血圧が高く、
健康診断の度に

 

「高血圧 注意」

 

と書かれていました。

 

当時の血圧は、上が130台、下が85台です。
もちろんこの数値は、時間帯や季節によって大きく変わります。

 

風邪をひいたときは、これより10~20はすぐに上がりました。
ですからあくまでも自分が感覚的につかんでいる日ごろの血圧です。

 

血圧は年々高くなり、50代になった今では、
上が150台、下が90台になってしまいました。

 

高血圧の対策は、一通りは実践していますが、
結果として血圧は下がっていません。

 

どうして効果がでなかったのか。
なにをやっても下がらない高血圧、今回はその原因について迫ります。

減塩しているのに血圧が下がらない衝撃の理由

高血圧というと、

 

まずは減塩!

 

と言われます。
僕は、20代のころからずっと減塩を意識した食生活をしています。

 

それでも、目だって血圧が下がるということはありませんでした。
それはどうしてでしょうか?

 

調べてみると、意外なことが分かりました。
実は最近の研究で、

 

全ての人が減塩で血圧が下がるわけではない!

 

ということが分かってきたのです。
では効果が出ない人とはどんな人でしょうか。

 

それは、塩分によって血圧が変動しないタイプの人です。
つまりすべての人が、塩分によって血圧が上がるわけではないということなんです。

 

人には、血圧が塩分に敏感に反応するタイプ(=食塩感受性)
逆に血圧が塩分に過敏に反応しないタイプ(=食塩非感受性)の人がいるのです。

 

だから、減塩しても効果がない僕のようなタイプは、
食塩非感受性のタイプというわけです。

 

そして日本人のほとんどは、この食塩非感受性と言われています。
ちょっとびっくりです。

 

だから減塩をしても、それだけでは血圧は下がりにくいということなのです。
では、両者の違い(=食塩感受性と食塩非感受性の違い)は、
なにが原因で起きるのでしょうか。

 

その原因は腎臓にありました。

 

腎臓の機能に異常があると、ナトリウムの排せつがうまくできないのです。
その結果、ナトリウムが体内に蓄積されて、血圧が上昇するのです。
食塩感受性のタイプはこれになります。

 

逆に食塩非感受性のタイプは、
腎臓の機能が正常なので体内に余分なナトリウムは残りません。

 

つまり減塩による血圧の影響は少ないのです。
僕が減塩に努力しても効果が出なかったのは、食塩非感受性だったからです。

 

そして日本人のほとんどがこのタイプなのです。

 

では食塩非感受性でも高血圧になる人がいるのは、
なぜでしょうか?

 

そのメカニズムは、医学的にはこのように言われています。

 

タンパク質の一種が血管中にとりこまれた結果、
 血管の収縮が生じ、高血圧になる

 

ちょっと分かりにくいですね。すみません。

つまり同じ高血圧といっても、要因が違うということです。

 

●食塩感受性タイプ  ⇒腎機能の異常が原因

●食塩非感受性タイプ ⇒血管収縮が原因

 

因みに無理な減塩生活をすると、
塩分不足でかえって無気力になったり疲れやすくなったりする可能性があります。

 

特に夏場などにたくさんの汗をかくときは、大量の塩分が失われるためので注意が必要です。
今までテレビや雑誌で見てきた情報がいつも正しいわけではないのです。

 

とは言っても、今の食生活は塩分過多です。

健康を維持するために必要な食塩の最小摂取量は、
1日あたりわずか0,5~1.3gと報告されています。

 

でも我々食塩の摂取量は約10~15gです。
ですから、いかに私たちが塩分を摂りすぎているかがわかります。

降圧剤を飲んでも下がらなかった理由とは!

僕は若いころから降圧剤(血圧を下げる薬)を飲んでいました。

 

最初にもらった薬は、確かに効いてすぐに血圧は下がりました。
しかしそれも数年だけで、じわじわと血圧が上がりもとの高血圧に戻ってしまいました。

 

医師の指示で降圧剤を何度か変えましたが、
結局効果は出ませんでした。

 

降圧剤は30代から服用していますので、もうかれこれ20年以上も続けています。
どうして効果が出ないのでしょうか。

 

その答えになる面白いデーターがあります。
ちょっと古いデーターですが、2003年に東北大学の教授らが行った実験です。

 

降圧剤服用中の本態性高血圧患者を対象に行なった調査です。
本態性高血圧とは、体質や遺伝、生活習慣などが原因の高血圧で、
  日本人のほとんどがこれです)

 

調査の結果、なんと約60%の人が降圧剤が効かないという衝撃の結果が出たのです。

 

その原因は何でしょうか!

 

原因は、腎機能の低下でした。つまり、加齢などによっても腎機能が低下した結果、
体内の塩分がうまく排出されず血液量が増え、血圧が上がったというのです。

 

因みにこの時に調査した人の平均年齢は、66.2歳ということでした。
腎機能の低下による高血圧の場合は、降圧剤が効きにくいとの結論でした。

 

腎機能が衰えると、いろいろな症状がでてきます。
頻尿もその一つです。

スポンサーリンク

 

一日8回以上トイレに行っていると、頻尿と呼びます。
僕の場合、日中だけでも10回くらいはオシッコをしていますので、あきらかに頻尿でした。

 

年齢とともに腎機能が衰えていたのかもしれません。
では腎機能の衰えは、どうやってチェックすればいいのでしょうか。

 

自分でできる方法として手っ取り早いのは、オシッコを見ることです。

例えば、オシッコの色が赤褐色や茶褐色または白濁していれば、要注意です。
健康な尿の色は単黄色から単黄褐色といわれています。

 

またオシッコがきめ細かく泡立ってしまう時は、
腎臓(おもに糸球体)に問題あると言われています。

 

オシッコの臭いもチェックしてください。
鼻をつくような臭いや甘酸っぱい臭いなどは要注意です。

遺伝が原因の高血圧はどうすればいいのか!

実は私の父は高血圧で、父の兄弟(私の叔父さん)もみな高血圧でした。
叔父さんは50代の時に、脳卒中で倒れ今でも右半身に後遺症が残っています。

 

私の高血圧の原因には、遺伝的な要素があるのは間違いないと考えています。
若いうちから血圧が高めになる人は、

 

その多くが遺伝の影響を受けている

 

と言われています。

 

また同じように塩分を摂っていても、高血圧になる人とならない人がいます。
これは、高血圧になりやすい遺伝的な体質が関係するためだと考えられています。

 

親のどちらかが高血圧であった場合は、
その子どもが高血圧になる確率は約30%です。

 

私は残念ながらこの30%に入っているようです。
因みに私の母は低血圧でした。

 

また親が40歳で高血圧になった場合、
その子供も同じく40歳で高血圧になる傾向があることが分かっています。

 

遺伝による高血圧の影響は、どの程度なのでしょうか。
実は、高血圧に直接関係する遺伝子はいくつか見つかっています。

 

でも1つ1つの遺伝子の影響は あまり大きくないと言われています。
このため大部分の高血圧は、遺伝的な体質に環境要因が加わることで 発症する
と考えられているのです。

 

つまり遺伝の影響よりも、
むしろ高血圧になりやすい生活習慣を受け継いだために
高血圧になったと考えられているのです。

 

例えば親が塩分の濃い味付けを好むと、
その家の子供は自然に塩分の濃い食生活を送ります。

 

その結果、濃い味つけを好むようになるのです。
こういう人は、意識して薄味に変える努力をすればすぐに血圧が下がる傾向があります。

 

同じように親が精神的ストレスをため込みやすい行動をしていると、
子供もそれを受け継いで似たような行動パターンになりやすくなるといえます。

 

過剰なストレスは、高血圧の主要な原因です。
ですからこういう人は、意識して自分の行動パターンを変えると、
すぐに血圧が下がるということです。

興奮しやすくて血圧が上がってしまう人は
どうすればいいのか

これ、僕の事です。
ちょっとした事ですぐに精神が高ぶって、血圧が上がるのです。

 

つまり、交感神経が興奮しやすいタイプなのです。
これは小さいころからの体質で、自分の意志で治せるものではありません。

 

こんな人、多いのではないでしょうか。

 

交感神経が興奮すると、血圧を上げるホルモンが分泌されます。
代表的なのはアンジオテンシンⅡというホルモンです。

 

このホルモンは、血管を収縮させたり、
体内の水分量を増やす作用もあるので、血圧を上昇させるのです。

 

興奮しやすい体質は、私にはとても危険なのです。
些細なことですぐに興奮してしまうので、絶えず血圧が上昇するからです。
いつ脳卒中になるか分かりません。

 

ではこういうタイプの人は、どうすればいいのでしょうか。

 

まず絶対にやってはいけない事、それは

 

大量飲酒後の入浴 です。

 

頭に血がのぼりすぎて、脳出血になる可能性があり大変危険です。
入浴すると平均で500mlほどの汗を出すそうです。
そうすると、血液がドロドロの状態になり危険です。

 

因みにアルコールは交感神経を刺激して血管が収縮する作用があります。
お酒を飲んだ直後は、血圧は下がります。血管を拡張させる作用があるからです。

 

でも、酔いが覚めるころには血管が収縮して、
お酒を飲んだ翌朝の血圧は、むしろ上昇します。

 

そんな経験をした方、多いのではないでしょうか。
なので、高血圧の人は大量の飲酒は控えた方がいいのです。

 

ただ、お酒を我慢しすぎてストレスをためても意味はありませんが・・・。
因みに、飲酒が原因で起こった早朝高血圧は、降圧薬が効きにくいといわれています。

 

なお、節酒をすれば血圧が下がることは、データーでもはっきり出ています。
その効果は、1~2週間ででるそうです。

 

でも節酒は、なかなか心理的なハードルが高いですね。
アルコールは、適量であれば

 

血管を広げて血圧を下げますし血液循環がよくなり、
心身をリラックスさせる効果

 

もあります。あくまでも適量であればです。

 

ちょっとお酒に関する話が長くなってしまいました。
最後に急に血圧が高くなった時にどうするかについてです。

 

僕はちょっとしたことですぐに興奮し、血圧が160台になることがよくあります。
こんな時は、すぐ横になります。
寝転がると血圧は20mmHg程度は、すぐに下がります。

 

即効性のある対策です。これは横になると血圧を上げなくても
脳に血液を送り込むことができるからです。
どうしても血圧が下がらない時に、試してみてください。

 

もう一つの方法は、深呼吸です。特に腹式呼吸が効果的です。

 

パソコンで数時間も作業に没頭すると、
すぐに交感神経が興奮して血圧があがります。

 

そんな時、腹式呼吸で深呼吸を数分すると、血圧は徐々に下がっていきます。

まとめ

50代の血圧の平均値はどのくらいだと思いますか。
調べたら、男性は136/86mmHgでした。意外と高いです。

 

この数字から分かることは、
50代の男性の約半分が高血圧もしくは血圧高めということです。

 

多くの同輩が高血圧で苦しんでいることが分かります。
因みに高血圧のほとんどは、原因不明と言われています。

 

原因が分からなければ、対策を立てようがありません。
とは言っても、放置していれば脳梗塞など恐ろしい病気を引き起こす高血圧、
放置しているわけにはいきません。

 

こうすれば絶対高血圧が治る!という方法なんてありません。

 

でもこうすれば少しは良くなるとか、こうした方がいいとか
そういう知識が積もり積もって血圧を下げていくのだと考えています。

 

少しでも知識を増やし、対策を実践し、脳梗塞などのおそろしい病気から
自分を守って有意義な人生を送ってください。

 

応援してます!

スポンサーリンク