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僕は風邪をひきやすい体質で、ほぼ毎月のように風邪をひいています。そして一旦風邪になると、すぐに治ることはまれです。

 

また風邪か!

 

と感じてから

 

やっと治ったぜ!

 

と感じるまでには、だいたい半月くらいはかかります。ひどい時は数か月間も調子が悪いこともよくあります。そんな時は、まったく自分が嫌になります。

 

一般的に言われている風邪の予防法では

マスクをする!

とか、

帰宅したらうがいをする!

とか、

規則正しい生活をする!

とか、

栄養をしっかりとる!

とか、

ストレスを減らす!とかとか・・・・

 

だいたいそんなことばかりです。でもでも、そんなことは全部知ってるし、昔からず~とやってます。にもかかわらず、50歳になった今でもすぐに風邪にかかってしまうのです。そして一旦風邪になると、なかなか治らず数週間はすっきりしないのです。

 

僕のようなタイプの人は、一般的に言われている予防法はあまり役に立ちません。風邪が長引く本当の原因は一体なんなんでしょうか?その謎を解明するカギとなる情報をご紹介します。

風邪にかかりやすい人とそうでない人の差はどこにある?

小学生の頃、同じクラスの中には

 

●まったく風邪にかからない人、

●逆に僕のようにすぐに風邪のかかる人

 

がいました。そして中学生になっても、高校生になっても、会社人になっても、やっぱり僕の周りには風邪にかからない人が必ずいるのです。

 

生まれてから一度も風邪にかかったことがない!

 

と豪語する同僚女性もいました。マジかよ!と思いました。この差は一体どこからくるのでしょうか。最新の研究を調べてみました。

 

そもそも風邪の原因は、ほとんどがウィルスです。そしてウィルスはそこら中にいます。

このウィルスが、鼻やのどなどに寄生して増殖すると風邪の症状が出ます。風邪を引かないタイプの人というのは、このウィルスが入ってきても増殖させない人なのです。

 

それはなぜか?

 

調べてみると、このタイプの人の防御システムが他の人と違うことが分かりました。この防御システムは、二段階に分かれています。

 

第一段階で皮膚と粘膜がバリアーとなってウィルスが体へ侵入するのを阻みます。それでもバリアーを突破してきたウィルスには、第二段階として免疫細胞がウィルスを破壊するのです。

 

 

風邪を引きやすいタイプの人は、

特にこの第二段階における免疫細胞のパワーが弱い

ということが最近の研究で分かってきたのです。

免疫細胞のパワーの違いなぜ起きるのか?

人の免疫力は、免疫細胞という特殊な細胞の働きによって決まります。この免疫細胞とは、いわゆる白血球です。

 

 

この白血球内で合成されるたんぱく質量が、風邪ウィルスを撃退するカギになります。そしてそのたんぱく質量には、個人差がありました。

 

その個人差を決めるのは、個人のDNA配列です。

 

 

生まれた時のDNA配列の個人差によって、

風邪にかかりやすい体質の人と風邪にかかりにくい体質の人

が既に決まっていたのです。

 

同じ環境にいても風邪をひく人とひかない人がいるのは、このためなのです。

 

・睡眠不足だから風邪になったとか、

・疲れがたまったから風邪になったとか、

・ストレスをためたから風邪になったとかとか・・・・

いろいろ言われています。もちろんそういうことが原因となる場合もあるでしょう。でも、それよりも

 

生まれつきの体質の差の方が、よっぽど影響が大きい

 

のです。

 

だから風邪にかかりやすい体質の人は、

・規則正しい食生活をしていても、

・睡眠を十分にとっていても、

・マスクをしていても、

・手洗いやうがいをちゃんとしても、

やっぱり風邪にかかってしまうのです。

 

因みに風邪の症状でのどが痛くなるのは、口や鼻から入ったウイルスがのどで増殖したためです。同じように鼻でウィルスが増殖すれば、鼻水が出たりするのです。

 

まとめると

これらのウィルスを撃退するのは、免疫細胞が作り出すたんぱく質量による影響が大きく、そのたんぱく質量は生まれつき多い人と少ない人がいるということです。

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だから、いまさらジタバタしてもどうしようないのかもしれません。

 

さてその免疫細胞の働き、今の科学ではどこまで分かっているのでしょうか。次は免疫細胞に関する最新研究についてご紹介します。

免疫細胞の働きに関する最新の研究について

人の全遺伝子情報は、すでに解読されています。しかし、病気との因果関係はまだ不明な部分が多いのです。

 

しかし2017年、理化学研究所と東京大学医学部附属病院の研究チームは、DNAの個人差と遺伝子の働きについての研究結果を発表しました。

 

 

この研究チームは、健康な日本人105人について

DNA配列の個人差が遺伝子の働きを強めるか弱めるか
を網羅的に調べてデーター化した

のです。研究チームはこのデーター(遺伝子カタログ)を利用して、関節リウマチの症状の悪化につながる仕組みを特定しています。

 

これが現時点では最新の研究です。今後研究が進めば、ありとあらゆる病気と遺伝子の因果関係が解明されるでしょう。

 

それだけでなく、

*味覚や身長、

*知能や性格、

*方向感覚、

*絶対音感などなど・・・

に影響を与える遺伝子はどれで、どういう状況の時にどのような働きをするかも明らかになるはずです。さらに、

 

★記憶力のいい人や悪い人、

★頑張れる人と頑張れない人、

★競争心が高い人とそうでない人、

★がまん強い人とそうでない人などなど・・・

人の能力の根幹に関わる差も分かってくるはずです。当然、風邪にかかりやすい人とか免疫細胞の働きが弱い人なども分かってくるでしょう。

「病は気から」は本当か?

「病は気から」とは、昔の人はよく言います。確かに、仕事が忙しくて気が張っている時は、風邪にかかりにくかったような気もします。このことについて、おもしろい研究があるのでご紹介します。

 

北海道大学の村上正晃教授(免疫学)らのチームが2017年に発表したマウスを使った実験です。

 

 

マウスに慢性的なストレスを与えてから、特定の免疫細胞を血管に入れたグループとストレスを与えるだけのグループの2つに分けました。すると、免疫細胞を血管に入れたマウスの約7割が1週間ほどで突然死したのです。一方、ストレスを与えただけのマウスは死にませんでした。突然死したマウスを調べると、免疫細胞によって炎症が引き起こされて、胃腸や心臓に機能不全をもたらしたことがわかりました。

 

この結果より、

同じストレスを受けても特定の免疫細胞を持つ方がストレスを重く受け止めてしまったため、結果的に死んでしまった

と考えられました。

 

これが「病は気から」ということにつながります。つまりストレスを重く受け止める人と軽く流せる人では、体にもたらすダメージが違うのです。

 

だから、風邪だ!風邪だ!と気にしてばかりはよくないかもしれません。風邪になったことを重く受け止めずに、軽い気持ちでいた方が体には良いのかもしれません。

やっかいなのは細菌性の風邪

風邪の原因の8~9割は、ウィルスによるものです。では残りの原因は何でしょうか?

 

それは細菌です。

 

 

ウィルス性の風邪の場合は、1週間もすればよくなると言われています。しかし細菌性の風邪の場合は、そうはいきません。風邪が長引いてなかなか治らない場合、細菌が原因の場合が考えられるのです。細菌性の風邪の特徴は、症状が一つだけ強くなることです。

 

例えば咳だけがずっと出たり、のどの痛みだけがずっと続いたりします。細菌性の風邪は、症状が長引き重症化しやすい傾向があります。

 

どうしても治らなければ、抗生物質を使って細菌を殺すしかありません。

ただ、ウィルス性の風邪なのか細菌性の風邪なのかを見極めることは難しのが現状です。

 

因みに風邪ウィルスは200種類以上もあって、抗生物質は効きません。だから自分の免疫力にたよるしかないのです。

まとめ

結局、風邪にかかりやすいのは生まれつきの体質に由来する要因が大きいようです。だから今のところ対策の立てようがありません。

 

今まで風邪にかからないようするために、実に多くの涙ぐましい努力をしてきました。しかし結果として目だった効果はありませんでした。

 

だから今後は考え方を変えたいと思います。

 

風邪にかかりやすい体質は変えようがない!

だからこれからも風邪とともに生きていくのだ!

 

そういった覚悟を決めてジタバタしないで生きていく方が風邪で悩んでいるよりもよっぽど充実した時間を過ごせそうです。

 

因みに私の父も風邪にかかりやすい人で、しょっちゅう風邪を引いておりました。しかし、80代後半になった今でも元気に生きております。

 

つまり風邪にかかりやすい体質だからと言って、早死するわけではないのです。そう思って、これからの人生も風邪と共に生きていきます。

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