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私は長い間、原因不明の高血圧で悩まされてきました。降圧剤を飲んでいる今も、上が140以上、下が90以上もあるのです。高血圧と言えば塩分の取り過ぎを言われますが、私は食生活にはずっと気を使っていて塩分の取り過ぎはまずないと思っています。

 

お酒もほとんど飲まないし、タバコもやりません。無職なのでストレスもまったく感じません。適度な運動も毎日やっています。でもでも、血圧はいつも高いままなのです。近所の医者に診てもらっても、いつも首をかしげるばかり・・・・本当に悲しくなります。

 

 

このまま私の血圧は、下がらないかもしれません。でもそうなると、高血圧が原因の病気が気になります。高血圧が続くとどんな病気のリスクがあるのでしょうか。実は高血圧が原因で引き起こされる病気は、びっくりするほどたくさんあるのです。

 

今回はその中で、特にこわ~いと言われる動脈硬化と慢性腎臓病についてのお話します。

こわ~い動脈硬化
そのメカニズムと高血圧の関係とは!

動脈硬化とは、体の中にある動脈の柔軟性が失われて硬くもろくなる病気です。主に加齢とともに動脈硬化は進行しますが、それ以外にも血液中に増えすぎた悪玉コレステロールが原因で動脈硬化になることがあり、今注目されています。

 

 

悪玉コレステロールが原因の動脈硬化とは、どのようなものでしょうか。そのメカニズムはこうなります。

 

その① まず血管の壁に悪玉コレステロールが入り込む。

その② するとこれを排除するために白血球の仲間が血管の中に入り込む。

その③ 白血球の仲間は、悪玉コレステロールを食べた後に死んで、その残骸や残ったコレステロールが残る。

その④ この白血球の残骸や残ったコレステロールがプラークと呼ばれるコブのようなかたまりを作る。

その⑤ このプラークが、動脈硬化の直接的な原因になります。つまりプラークができると血管の壁が厚くなり、血管の弾力を失わせ動脈硬化を引き起こします。その結果、血管が狭くなり血液が流れにくくなるのです。

 

では動脈硬化と高血圧の関係はどうなっているのでしょうか。

そのメカニズムは、こうなります。

 

その① 高血圧で血圧が上昇すると、その圧力で血管がもろくなる

その② 血管がもろくなることで、血管に悪玉コレステロールが吸収されやすくなる。その結果、動脈硬化を引き起こす。

 

また高血圧が続くとこのような変化が起きます。

 

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その① 高血圧が続くと、高い血圧により血管壁が傷つく

その② すると血管壁の傷を修復するために血小板でかさぶた(血栓)が作られる。

その③ この血栓により血管が狭くなり、血流は妨げられる。その結果、組織に酸素や栄養が届かなくなる。

 

この動脈硬化、特に冠動脈や頸動脈、脳動脈などの重要な血管で起こると大変です。脳梗塞心筋梗塞などすぐに命に関わるような病気に直結するからです。

 

高血圧が続くと動脈硬化を促進しますが、逆に動脈硬化が進むと血圧が上がるのです。動脈硬化も高血圧も、自覚症状が乏しく、気がついたときは手遅れということが多く、本当にこわ~い!ものなのです。

慢性腎臓病のメカニズムと高血圧の関係とは!

慢性腎臓病とは

 

腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下するか、たんぱく尿などの尿異常が出るなどの腎臓の異常が続く状態のことです。

 

加齢とともに慢性腎臓病は多くなります。放置したままにすると、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなってしまいます。因みに日本人の場合、成人の8人に1人が慢性腎臓病です。

 

腎臓の機能が低下すると血圧は上がり、逆に血圧が上がると腎臓の機能に影響がでます。そのメカニズムはこうです。

 

 

その① 腎臓の働きが悪くなると血液中の余分な塩分と水分の排泄ができなくなる。

その② その結果、体内の血液量が増えて血圧が上がる。

その③ 血圧が上がると腎臓の負担が増えるので、ますます腎機能が低下するという悪循環が起こる。

 

また腎臓が分泌するホルモンも高血圧に関係しています。

 

そのメカニズムは、こうです。

 

 

 

腎臓から分泌されるある酵素は、血圧を一定に保つことに関係しています。腎臓の機能が低下するとこの酵素の分泌がうまくいかず、結果として血圧を調節する能力が低下して高血圧になるのです。

 

詳しくはこちら⇒腎臓が原因だった?今注目の高血圧の治療法とは

 

さらに高血圧で腎臓のろ過機能が酷使されても腎機能が低下します。これを腎硬化症と呼びます。つまり腎硬化症は、腎臓の血管が動脈硬化を起こし、腎臓に障害をもたらす病気です。そのメカニズムですが、

 

その① 高血圧が長く続くと、腎臓にある糸球体へ血液を送る細動脈に圧力がかかる。

その② その結果、血管内の細胞がそれに反応して増殖し、血管の内腔が狭くなり、腎硬化症を引き起こす。

 

このように高血圧と腎臓は密接に関係しています。また高血圧で腎臓に障害がでると、糖尿病や心筋梗塞のリスクが高まることが分かっています。

 

最後に慢性腎臓病を引き起こす要因ですが、加齢や高血圧の他にはどんなものがあるのでしょうか。

 

一般的には、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣が大きく影響していると言われています。また、糖尿病も代表的な要因と言われています。

まとめ

高血圧は怖い病気の引き金になるだけでなく、病気が高血圧を引き起こしていることもあるのです。人間の体は実に複雑で一筋縄ではいきません。高血圧はサイレントキラーとも呼ばれています。また動脈硬化や慢性腎臓病は、ほとんど自覚症状がありませんので、気づいたときは重症ということがあります。こわいですよね。もし健康診断で異常値が出ているようでしたら、放置しないで是非医師の診断をうけてくださいね。

 

 

 

 

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