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健康食品や健康関連グッズの宣伝でいつも見かけるあの売り言葉、

 

水素入りです!とかデトックス効果があります!とかとか・・・・

 

これらの言葉がついていると、本当に健康になるのでしょうか。キッチリと確かめるには、専門家に根拠となるデーターや研究結果を分析してもらい、それを過去のデーターと比較するなど膨大な作業が必要です。

 

そんなことは、とても普通の人にはできません。商品名や広告内容だけを見て、「この商品はいい!」とか「この商品は悪い!」とか・・・簡単に決められるほど単純なことではありません。

 

ではどうやって商品の効果を確かめればいいのでしょうか。

 

今回は、商品広告でよく見かける代表的な売り言葉に関して、これさえ知っていれば購入の時に絶対役立つ!と思える情報を科学的な視点からご案内します。

 

 

「デトックス」 その売り言葉の真実は!

デトックスとは、

体内から毒素や老廃物を取り除くことです。英語で書くとdetoxになり、「de」は分離、「tox」は毒を意味します。

 

デトックスの効能を謳う健康法としては、リンパマッサージ断食半身浴などが有名ですが、他にも岩盤浴、よもぎ蒸し、塩水浣腸、油うがいなどなど実に様々な方法が出ています。

 

そのほとんどが、

汗腺から汗と一緒に毒素を出すことで健康増進したりダイエットや美容の効果が高まる!

というようなことを言っています。さて、

 

デトックスの効果の真実はどうなのでしょうか!

 

*実は汗腺には毒素だけを排出する機能はありません。汗腺の主な役割は体温調節で、その仕組みは汗が蒸発する時の気化熱で体温が上がりすぎないように調節するものです。

 

ということで、デトックス関係の健康法には、科学的な根拠はありません

 

イギリスの国民保健サービスではこんなことを発表しました。

 

デトックスという言葉には何の科学的根拠もなく、そのような商品を購入する必要はない!

 

どうですか。一国の国営医療サービスが、これだけはっきりデトックスの効果を否定するのは珍しいことです。デトックスという言葉に迷わされないようにしたいものです。

「体内除染」 その売り言葉の真実は!

体内除染とは、体内に取り込まれた放射性物質を分解または排除することです。この体内除染をアピールした薬や食品又はサプリメントがずいぶんと世の中に出回りました。さて

 

真実のほどはどうなのでしょうか!

 

広告に書かれている文章を検証してみたいと思います。

検証①放射性物質は分解できる

そもそも放射性物質は元素でので「分解」はできません。

検証②放射性物質の崩壊速度を速められる

放射性元素の崩壊速度を速める方法は存在しません

検証③体内に入った放射性物質を吸着して一緒に体外に出す

これは原理的はありえます。しかし、よく言われているリンゴの成分がセシウムを吸着するという話などは、その効果を裏付ける実験データーがありません。

 

ということで、体内除染を売りにした商品に関しては、放射性物質の「分解」「崩壊」の効果があるという宣伝をするような商品には科学的な根拠がまったくないのです。

「好転反応」 その売り言葉の真実は!

好転反応という言葉を聞いたことがありませんか。健康食品やサプリメント、または健康関連機器の説明文を読むとこの言葉がよく出てきます。

 

好転反応という言葉は、ある種の健康食品や健康機器などを利用した時に、下痢や発熱、頭痛などの体調不良が出ても、それは体が順応するまでの一時的な反応(=好転反応というニュアンスで使われています。

 

真実のほどはどうなのでしょうか!

 

そもそも正式な医学用語に「好転反応」という言葉はありません。なのになぜ、商品説明の注意書きに「好転反応」という言葉が使われるのでしょうか。

 

それは副作用が出た時に大騒ぎをされないために使っていると思われます。何の効き目もない健康法やサプリを売り込み、それで何か身体に悪い反応が出れば、

 

それは好転反応です!

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という言葉で逃げているのでしょう。人間の体には自然治癒力がありますから、自然に体調がよくなることが多いのです。売り手はそれを待てばいいのだから、「好転反応」という言葉ほど、いい加減な業者にとって都合のいい言葉はないのかもしれません。

 

ということで、何かの施術を受ける時やサプリメントの注意書きにに「好転反応」とあったら、その時点でその施術法や商品の効果を疑った方がよさそうです。

「水素」 その売り言葉の真実は!

 

水素を売りにした商品と言えば、「水素水」「水素サプリ」などがあります。その売り文句を見ると、

 

「水素には還元力があるから、体内の活性酸素を消して老化を防ごう!」

 

という内容が多いようです。さて、

 

真実のほどはどうなのでしょうか!

 

まず「水素水」水素ガスはほとんど水に溶けません。だから世の中に出回っている水素水には、水素がほとんど入っていませんので、効果は期待できないのです。
詳しくはこちら⇒ミネラルウォーターは水道水より安全?水素水の実力とは!

 

次に「水素サプリ」、商品の説明書を読むと、

 

サプリが体内で水と溶ける時に水素を発生させる!

 

という内容の事が書かれています。水素サプリについては、ある週刊誌が水素サプリメントには、水素水1滴分の水素取得効果がないと書いて、それがきっかけで水素サプリメントの信ぴょう性は一気に下がりました。

 

私は、発売元のメーカーに電話で確認しました。

 

水素を発生させる物質が商品にどのくらい含まれていますか?

 

しかし案の定、企業秘密と言って答えてくれませんでした。どうして企業は答えなかったのでしょうか。そもそも公表できるデーターがなかったからかもしれません。

 

しかし、人の口から体内に入るものですから、何がどのくらい入っているのかは、ちゃんと公表すべきではないでしょうか。

 

「水素サプリ」を飲んでも、本当に水素が発生しているのか、どれくらい発生しているのかが確かめる手段がありません。なので、私としてはおススメできません。

正しい情報にたどりつくコツとは!

ネットで何かを調べようと検索しても、なかなか正しい情報にたどりつけなくなりました。

 

検索結果の上位に表示されるのは、

1.何かを宣伝したり売り込むために企業が作ったサイトか、

2.宣伝行為と気づかせずに宣伝をするサイト(素人がお小遣い稼ぎでよく作っています)がほとんどです。

 

そのようなサイトの記事を読むと、根拠や信ぴょう性がいい加減なものがとても多いです。一見、もっともらしく書かれていますが、じっくり読めばおかしいことに気がつきます。

 

しかしほとんどの人は忙しいので、書かれた内容をじっくりチェックすることはむずかしいのではないでしょうか。

 

だから検索結果で上位表示されるサイトの記事をなんとなく信じてしまっている人が多いのではないかと思います。

 

因みに私が何かを調べる時は、かなり多くのサイトをチェックしますが、信頼できそうなサイトは、いつも数パーセント前後しかありません。

 

では、どうすれば信頼できる情報が得られるのでしょうか。簡単な方法をご紹介します。

 

それは、サイトのURLをチェックするのです!

 

例えば、●●●●・・・go.jpとなっていれば、政府機関のサイトです。

 

また●●●●・・・ac.jpとなっていれば、大学機関のサイトです。

 

誰だか分からない人が書いた記事よりは、これらの記事の方がよっぽど信頼できます。ただし、ちょっと難解の表現が多いのが辛いところです。

 

また、健康関連の商品を調べる時は、その健康食品を否定することばを付け加えて検索するのも一つの手です。

 

例えば、「水素水 怪しい」とか「デトックス 効果なし」などです。こうして、あるキーワードについて、肯定的なサイトと否定的なサイトの記事を複数読む習慣ができると、この記事は信頼できるとか、この記事はダメだとか、そういったことを自分で判断する力がついてきます。

 

だいたい肯定的なことを書いたサイトが検索結果の上位を埋め尽くしているのが普通です。これは、商品を売るために書かれたサイトが多いからなのでしょう。

まとめ

私たちは、「学会で発表されました!」という記事を見ると、すぐにその記事に書かれていることを信じてしまいます。しかし学会というものは、どんな内容でも発表は自由にできるのです。発表前に審査して門前払いということはありません。

 

そうなると、「学会で発表!」と言われても、必ずしも信ぴょう性があるとは言えないのです。学会よりもはるかに信用できるのは、論文です。

 

論文として発表されている場合は、だいたい専門家の審査が入っているので信ぴょう性が高いのです。それでも間違いはよく起こります。あの世間を騒がせた「STAP細胞」がいい例です。

 

NHKのニュースで堂々と報道された論文も、発表された当時はそれが最新の情報でも、その後の研究でまったく逆の結果が出ることはよくあるのです。

 

いい加減な情報があふれている今、何が正しい情報かをかぎ分ける嗅覚をもつことが自分自信の身を守る上で一番大切だと思います。

 

 

 

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