・もう誰からも管理されたくない

・これ以上、上司に振り回されたくない

・組織の人間関係に苦しみたくない

 

大学を卒業したら会社に入り定年まで勤める、ちょっと前まではこれが当たり前でした。

 

しかし今では、多様な働き方が選択できる時代になっています。

 

僕と同じようにどうしても組織に合わない人もっと自由に働きたい人などが、続々とフリーランスという時間や場所に縛られない働き方を始めています。

 

フリーランスというと、高いスキルや専門知識を持つ人々の働き方、というイメージがありましたが最近はちょっと違います。

 

パソコンやスマホ、インターネットの爆発的な普及によって、パソコン一台で独立できる様々な仕事が登場しているのです。

 

では、実際にフリーランスをやっている人は、どのくらいいるのでしょうか。

 

2018年にランサーズ株式会社がフリーランス実態調査を行っています。

 

その結果を見ると、フリーランスの人口は1,119万人で人口に占める割合はなんと17%になったのです。

 

ちょっとびっくりですね。

 

17%といえば、約6人に1人はフリーランスという計算です。

 

それだけ多くの人が自由な働き方を求めてフリーランスをしているのですね。

 

因みにアメリカでは、2027年にはフリーランス人口がノンフリーランスの人口を超えるという調査結果も出ています。

 

日本も、フリーランスの人口がサラリーマンの人口を超える日が来るかもしれません。

 

 

僕は50歳の時に早期退職し、その後フリーランスとして独立しました。

 

しかし、すぐに成功したわけではなく、食べれるようなるまでに3年もかかりました。

 

多くの人が参入するフリーランスですが、入るのは簡単ですが稼ぐのは大変です。

 

それに一歩間違えば、破産するリスクもあるのです。

 

そこで今回は、会社辞めたいと考えている人がフリーランスを目指す場合、これだけは知っておくべきという事を僕の体験を踏まえながら解説したいと思います。

 

 

 

そもそもフリーランスとは何か

フリーランスという言葉から、どのような仕事をイメージしますか。

 

何となくはイメージできると思いますが、最初の認識がずれると、ここから先の話が分かりにくくなると思いましたので簡単に説明しときますね。

 

Wikipediaによると

フリーランスは、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』と呼ばれる。

と書かれています。

 

つまりフリーランスとは、一言で言えば「組織に属さず、個人が契約毎に仕事を行う形態の働き方の事」なのです。

 

フリーランスにはどんな仕事があるの

 

では次に、フリーランスにはどのような仕事があるのでしょうか。

 

一般的に知られている職業としては、プログラマー、デザイナー、ブロガー、ライター、プロデューサーなどがあります。

 

特徴的なのは、ほとんどがパソコンだけで完結するという点です。(*例外もあります)

 

職種別に分類すると、大きく分けて5種類あります。

①ライター系

②デザイン系

③IT系

④エンタメ系

⑤販売系

 

それぞれの職種について簡単に説明しますね。

 

①ライター系のお仕事

 

ライター系のお仕事には、記事ライター、ジャーナリスト、ブロガー、脚本家、小説家、翻訳家、コピーライター、編集者などがあります。

 

おそらく、フリーランスの中で一番多い職種ではないかと思います。

 

年収はさまざまですが、ざっくり400万から500万程度と思われます。

 

②デザイン系のお仕事

デザイン系のお仕事には、グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、イラストレーター、フラワーコーディネーター、ヘアデザイナー、カメラマンなどがあります。

 

一言で言えば、芸術性の高いお仕事ですね。

 

年収は、300万~700万程度と思われます。

 

③IT系

 

IT系のお仕事には、プログラマー、ITコンサルタント、データアナリスト、Webマーケッター、ゲームプロデューサーなどがあります。

 

一言で言えば、技術系のスキルが要求されるお仕事ですね。

 

年収は、400万~600万程度と思われます。

 

④エンタメ系

 

エンタメ系のお仕事には、芸人、ゲーマー、ユーチューバー、作曲家、演奏者などがあります。

 

一言で言えば、芸人であり職人系のお仕事ですね。

 

年収は、300万~800万程度と思われます。

 

⑤販売系

 

販売系のお仕事には、アフィリエイター、販売コンサルティング、小売店オーナーなどがあります。

 

何か(モノとか情報とか)を売って稼ぐお仕事です。

 

年収は、300万~600万程度と思われます。

 

 

因みに、それぞれの職種が人によってきっちり分かれているとは限りません。

 

例えば僕の場合は、ライター系の仕事と販売系の仕事を同時にやっています。

 

でも、特に違う職種の仕事をしているという感覚はありません。

 

だから上記の分類は、フリーランスの世界を理解しやすくするための便宜上の分類とお考え下さい。

 

 

フリーランスと自営業と個人事業主の違い

「フリーランス」、「自営業」、「個人事業主」、

 

この3つの言葉をよく聞くことはあると思います。

 

でもそれぞれの違いについて、明確に答えられる人はあまりいないのではないでしょうか。

 

これからフリーランスを目指すのであれば、違いは覚えておいた方がいいです。

 

なぜなら、法的な手続きをする時や自分の社会的な立場を正しく伝えたい時に、これが分かっていないと困ることがあるからです。

 

ということで、ざっくり違いを説明しておきますね。

 

まず「自営業」「フリーランス」は、企業に属さずに働くお仕事とご理解ください。

 

次に「フリーランス」と「自営業」の違いですが、この言葉自体の意味の違いはほとんどありません。

 

ただし厳密に言えば、「自営業」の方がより事業を営んでいるという色が濃い働き方と言うことができます。

 

「自営業」のイメージが分かるお仕事の例をあげるとすれば、法人化していないネイルサロン居酒屋さん花屋さんです。

 

つまり、法人化しないで事業を営んでいるのが自営業の特色です。

 

「フリーランス」の例をあげるとすれば、ブロガーやアフィリエイターなどをイメージすると分かりやすいと思います。

 

次に「個人事業主」、この言葉は税務上の所得区分の一つです。

 

個人事業主とは、株式会社などの法人を設立せず自身で事業を営んでいる個人を指します。

 

フリーランスの実態は

2018年にランサーズ株式会社が行ったフリーランス実態調査というものがあります。

 

この中に、フリーランスの実態が分かる調査結果が出ていましたので紹介します。

 

フリーランスの経済規模

この調査によると、フリーランスの経済規模は20兆円で、なんと日本の総給与支払額の10%を超えているのです。

 

これはすごい事ですね。

 

フリーランスの働き方別人口は?

フリーランスの働き方を、副業系すきまワーカー、複業系パラレルワーカー、自由業系フリーワーカー、自営業系オーナーの4タイプに分けて人口を算出した結果が出ていました。下記です。

 

引用元:ランサーズ フリーランス実態調査 2018年版

 

それぞれのタイプの違いは、下記より参照してください。

 

複業系パラレルワーカーとは

2つ以上の仕事を持つ人たちの呼び名です。「副業」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、どちらかといえば、「複数の本業」に同時並行で携わる人、というニュアンスが強いです。

 

副業系すきまワーカーとは

正社員など主に収入を得る仕事を持ちながら、空いた時間で仕事をするというフリーランスです。サラリーマンがお小遣い稼ぎ的にやっている感じですね。

 

自由業系フリーワーカーとは

いわゆるプロフェッショナルで、特定の勤務先は持たずに働いている人たちのことを言います。僕もこれに当たります。

 

自営業系独立オーナーとは

個人事業主や法人経営者として働いているフリーランスですね。

 

 

グラフの結果を見ると、「副業系すきまワーカー」が最も人口が多く、多くのサラリーマンが副業していることが分かります。

 

次に「自営業系独立オーナー」「複業系パラレルワーカー」が多くなっていて、一桁少ないところに「自由業系フリーワーカー」があります。

 

ネットでフリーランスを始めようと煽っているのは、主に「自由業系フリーワーカー」のことを指すと思いますので、ちょっと意外な結果で驚きました。

 

フリーランスのデメリットって何?

 

冒頭にも書きましたが、僕がフリーランスになったのは50歳の時でした。

 

そしてフリーランスになった結果、たくさんのメリットや恩恵を受けて充実した人生を送ることができました。

 

とは言え、もちろんデメリットもありました。

 

では、サラリーマン時代と比べると何をデメリットに感じたのでしょうか。

 

大きく分けて3つありましたので、簡単にまとめてみたいと思います。

 

①収入が不安定だった

何と言ってもこれが一番大きなデメリットでした。

 

まあ覚悟はしていたのですが、収入が安定するまでこれほど時間がかかるとは思いませんでした。

 

ある月は50万の収入が発生したのに、次の月はたったの3万円ということもありました。

 

その度に心臓をバクバクさせながら、不安になったことを覚えています。

 

サラリーマンをやっていれば、とりあえず毎月お給料がもらえます。

 

それがどれほどありがたいことなのかがフリーランスになってよく分かりました。

 

②税金が高くなる

 

サラリーマン時代は、社会保険でめちゃくちゃ優遇されていていました。

 

つまり、健康保険料や厚生年金保険料は、会社が半分負担してくれていたということです。

 

しかしフリーランスになれば、全額自己負担しなければなりません。

 

つまり、今までの倍の金額を払わなければならないのです。

 

さらに、所得税やら住民税やらで税金がガッツリ持って行かれます。

 

ざっくりした感覚ですが、フリーランスで稼いでも手元に残るお金は半分になってしまうのです。

 

これは辛いです。辛すぎです。

 

③孤独に耐える

 

とにかく来る日も来る日も、1人でパソコンに向かうわけです。

 

会社であれば、出勤して同僚の顔を見て、得意先に行ってバイヤーと商談し、会社に戻って上司から嫌味を言われて・・・、とにかく人との交流があります。

 

でも、僕のようなブロガーの場合、それがほとんどない、というか全くないのです。

 

土曜日も日曜日もお盆も年末年始も関係なく、毎日1人でパソコンの前に向かいます。

 

そうすると、当然「孤独ちゃん」がやってくるのです。

 

一日の内で会話するのは、「ペットのウサギだけだった」ということもしばしばありました(^^;)。

 

サラリーマン時代は、「俺は孤独は苦にならねぇ!」なんてカッコつけた時代もありましたが、「本物の孤独」はそんな甘いもんではありませんでした。

 

それでも自分が選んだ道なので頑張りましたけど、孤独が苦手な人は、何か対策を考えておいた方がいいかもしれません。

 

すべてのフリーランスが必ず孤独になるとは言いませんが、基本的に一人でパソコンに向かっている時間が圧倒的に多い職業なので、注意が必要です。

 

以上、【フリーランスで働きたい人へ僕から伝えたい事】でした。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。