ネットで「フリーランス、独立、準備」と検索すると、独立する前にやらなければいけない事がたくさん出てきます。

 

でも内容を読んで見ると、「なんじゃこれ?」とめっちゃ違和感を感じました。

 

なぜなら、すぐに準備しなくてもいいと思えるような事ばかり書いている気がしたからです。

 

それもそのはずで、ほとんどの記事が退職してから準備すべきことが書かれていたのです。

 

そこで今回は、

 

サラリーマンがフリーランス目指す場合、在職中にやっておくべき準備

 

という視点から、自分の経験を踏まえて必要な事をまとめました。

 

これからフリーランスを目指す方は、是非参考にしてください。

 

 

フリーランスと一口に言ってもいろいろありますよね。

 

そもそもフリーランスとは、組織に属さず個人が契約毎に仕事を行う形態の働き方です。

 

具体的な仕事としては、プログラマー、デザイナー、ライター、プロデューサー、コンサルタントなどがあります。

 

フリーランスの詳しい仕事内容についてはこちら⇒【会社を辞めてフリーランスで働きたい人へ】

 

そこで今回は、

 

僕のように法人化しないでブログやアフィリエイトなどのライター業でフリーランスを目指す人

 

向けに、退職前に準備すべきことは何か?という視点で書きました。

 

まず、ネットに出ている「フリーランスになる人が準備すべきリスト」を分析しました。

 

その結果、

① 退職前に絶対やっておくべき準備

② 退職前にやらなくてもいい準備

 

の2つに分類することができました。

 

① 退職前に絶対やっておくべき準備」では、退職する前にこれだけは絶対やっておかねばならないを自分の経験から3つセレクトしました。

 

フリーランスを目指すサラリーマンは、この3つさえやっておけば十分です。

 

そして「② 在職中にやらなくてもいい準備」では、退職後に必要になるかもしれない準備を3点ピックアップしました。

 

これを読めば、これからフリーランスを目指すサラリーマンにとって今やるべきことは何か!がはっきり見えてくると思います。

 

 

① 在職中に絶対やっておくべき準備

在職中に絶対やっておくべき準備は、僕の経験上、下記の3つしかありません。

①やっておくべき事:当面の生活費

 

何と言っても一番大事なことは当面の生活費の準備です。

 

でも驚いたことに、この事について書かれた情報はネットには見当たりませんでした。

 

会社を辞めれば安定した収入源を失いますよね。

 

フリーランスを始めても、すぐに稼げるわけではありません。

 

稼げる人もいるかもしれませんが、そんなラッキーな人はごくわずかです。

 

ほとんどの人は、

 

すぐに稼げるだろうと思って参入したけど、結局すぐには稼げなかった!

 

そんな人ばかりなのです。

 

そうなると絶対必要になるのは、お金、つまり当面の生活費です。

 

僕の場合、約2年間はほぼ無収入でした。

 

もし、貯金がなかったら間違いなくフリーランスをあきらめていたと思います。

 

でも貯金があったから続けることができたし、続けることができたから成功できたと思います。

 

あと数か月で貯金が底をつく!

 

もしそんな状態になれば、精神的に不安になって落ち着いて仕事なんかできません。

 

そしていよいよ追いつめられると、「どんな手を使ってもいいからとにかく稼ごう」みたいな気分になる可能性が高いのです。

 

とても残念なことですが、僕の仲間には、そういう方向に走ってしまった人もいました。

 

つまり「お客さんが不幸になろうが、自分さえ稼げればいいんだ!」という思考回路になってしまったのですね。

 

もちろんそんな商売は長続きしません。

 

最終的にその人は、またサラリーマンに戻ってしまいました。

 

でも彼はまだマシな方かもしれません。

 

聞いた話ですが、ビジネスが軌道に乗る前に資金が底をつく人の中には、自己破産する人も少なからずいるそうです。

 

だからお金の準備は絶対大事、というか、これなくしてフリーランスを始めてはいけないのです。

 

できれば、無収入でも3年間は生活できるだけのお金があれば理想的です。

 

仮にそこまでできないのであれば、最低でも1年間は生活できるだけの貯金を貯めてからフリーランスに挑戦することをおススメします。

 

②やっておくべき事:クレジットカード

会社を辞めれば、社会的な信用があっという間になくなります。

 

フリーランスの人が家のローンを組もうとしても、銀行は簡単にOKしてくれません。

 

なぜなら、「安定した収入がない人間にお金を貸しても、返済できる保証はない」と銀行は考えるからです。

 

ある程度の金額を稼げるようになれば問題ないのでしょうが、稼げるまでに時間がかかるので、当初はいろいろと困ります。

 

特に困るのが、クレジットカードを新規に作ることができないということ。

 

つまり退職後に新規にクレジットカードを作ろうと思っても、審査が通らないのです。

 

クレジットカード会社は、「こいつに金を貸したら本当に支払い能力はあるのだろうか」という点をチェックしていますから、社会的信用がないフリーランスの人間が新規に申し込んでも審査で落とすわけです。

 

クレジットカードがないと、ネットでお買い物をする時にとっても面倒くさいことになります。

 

だって、毎回現金決済しなきゃいけないんですからね。

 

車や家電製品などの高額商品を分割で購入する場合も、クレジットカードがないとできません。

 

でもカードがあれば、ネットを見てワンクリックですぐに欲しいものが手に入ります。

 

だから、クレジットカードは退職前に絶対作っておきましょう。

 

退職前に作ったクレジットカードは、退職後も問題なく使えますよ。

 

僕の場合、退職直前に作ったアマゾンカードが今もメチャンコ役立っています。

 

③やっておくべき事:市場調査

 

これは、退職前に絶対やるべきと断言できます。

 

つまり、「自分がこれから参入する業界の実態はどうなっているのか」を徹底的に調べるということです。

 

例えば、

・今から参入しても遅すぎないのか?

・同じように参入した人で、本当に稼いでいる人はどのくらいいるのか?

・稼いでいる人の年収はどうなっているのか?

・今後、その業界は伸びそうか、衰退しそうなのか?

・その業界は、何に大きな影響を受けるのか?

 

・・・などなど、時間の許す限り調べることは必ず自分の役に立ちます。

 

調べた結果、「自分が目指していた業界は断念した方がよさそうだ」ということもあるかもしれません。

 

しかし、参入してから気づいたのでは遅すぎるのです。

 

事前に気づくことで、取り返しのつかない失敗をしないで済みますので、むしろラッキーと考えるべきです。

 

また調べた結果、「実際に安定的に稼げるまでには1年くらいかかりそう」ということが分かれば、それに応じた資金を準備してから参入すればいいのです。

 

参入してから、「ヤバイ!資金が底をつく!」となっても手遅れなのです。

 

一番いけないのは、しっかり市場調査せずに参入することです。

 

一度退職したら、簡単に後戻りはできません。

 

だからこそ、事前に十分調べた上で参入すべきなのです。

 

 

② 在職中にやらなくてもいい準備

ネットに出ている情報のほとんどは、わざわざ在職中にやらなくてもいい準備であり、退職してから考えればいいことばかりです。

 

だから忙しいサラリーマンが読んでも意味がありません。

 

でも、知っておいた方が後々役に立つ情報もいろいろあります。

 

今回は、その中から3つほどセレクトして紹介します。

 

①やらなくてもいい準備:健康保険、年金の切り替え

会社を辞めれば、今まで使っていた健康保険証が使えなくなります。

 

なぜなら所属する健康組合が変わるからです。(*実は変わらない方法もあります。詳しくはこちら⇒退職して健康保険を切り替える人へ

 

で、退職後は国民健康保険に変更しなければなりません。

 

法律上は、「退職後14日以内に手続きする」という決まりはありますが、これを過ぎたからと言って切替ができなくなるわけではありません。

 

そもそも在職中に手続きはできませんし、退職後に慌てて手続する必要もないのです。

 

ただ、ずっと放置していると、健康保険料の未払い金が溜まってある日ドカーンと請求される可能性があります。

 

だから、落ち着いたら忘れずに手続きをしてください。

 

一方年金の場合ですが、退職すると厚生年金から国民年金に切り替わります。(*詳しくはこちら⇒早期退職する方は必見、国民年金の手続きは?

 

しかしこれは、会社を辞めた時点で自動的に切り替わる仕組みになっています。

 

それでも個人が役所に行って手続きをしなければいけないのですが、退職後に慌てて手続する必要はありません。

 

退職すれば、役所から年金切替の催促が来ますのでそれから手続きをすればいいのです。

 

因みに健康保険も年金も、普通は退職時に会社から手続きについての指示があるので、それに従ってやればいいだけです。

 

②やらなくてもいい準備:銀行口座

 

これは、仕事用の銀行口座を用意するということですが、あった方が何かと都合がいいのは確かです。

 

例えば、いつ売上が発生するか分からなくても、ほとんどのビジネスでは事前に入金先を顧客に連絡する必要があるからです。

 

でもすぐに必要かというと、そんなことはありません。

 

因みに僕の場合、退職後3年間はプライベートの銀行口座だけでビジネスをやっていましたが、まったく問題ありませんでした。

 

ただ、取引先が増えた場合、売上の集計やお金の管理が大変になるというだけです。

 

だから、取引先が増えてきたら検討すればいいと思います。

 

③やらなくてもいい準備:開業届と青色申告承認申請

これは、ネットを見ると必ず出てくる項目ですが、ハッキリ言いてこれは必要ないでしょう。

 

そもそも開業届青色申告承認申請も、必ず出さなければならないものではありません。

 

もちろん僕も出していません。

 

開業届の場合、出すことで小規模企業共済に加盟できるようになったり、屋号名を使って口座開設ができるというメリットはあります。

 

しかし、そもそも退職1年目に本当に稼げる人はほとんどいません。

 

だから開業届を出すのは、収入が出てから考えればいいと思います。

 

青色申告承認申請の手続きは、確定申告で青色申告をする場合に必要な申請ですが、これも稼げるようになってから考えればいいのです。

 

これらの手続きは、「まず稼ぐ」という大命題を達成してから考えるべき問題です。

 

優先順位を間違えていると、いつまでたっても稼げませんよ。

 

因みに確定申告には「青色申告」「白色申告」がありますが、ハッキリ言って青色申告は帳簿づけなどがあり面倒くさいです。

 

特に何も申請をしなければ、自動的に白色申告の扱いになりますが、白色申告の場合は事前の手続きは不要です。

 

所得が少ないうちは、絶対「白色申告」にすべきと思います。

 

以上、【フリーランスを目指す人が在職中にやるべき準備とやらなくてもいい準備】でした。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。