チャリオ君チャリオ君

最近、まったく眠れなくて、毎晩大量の汗をかくのですが・・・

 

ブラック産業医ブラック産業医

・・・誰でもよくある事でしょう

 

チャリオ君チャリオ君

え!でもそれがもう1ヶ月以上も続いているんです。食欲もほとんどないのです。

 

ブラック産業医ブラック産業医

気持ちの持ち方の問題でしょう。栄養あるものを食べて自己管理をきちんとしなさい

 

これは、僕の後輩が体調不良の時に会社の産業医と面談した時の会話です。

 

後輩からこの話を聞いた時、僕は嫌な予感がしました。

 

以前の産業医だったら、ちゃんと本人の症状を詳しく聞いて、専門医の診断を受けるようにアドバイスをしてくれました。

 

しかし新しく採用された産業医は、そのようなアドバイスは一切せず、体調の相談をすると、必ず「本人の自己管理に問題がある」と結論を下すのです。

 

こんにちは。サラリーマンお助け村の村長です。

 

僕はサラリーマン時代、メンタル不調が悪化し、仕事がまったく手に着かない状態になったことがあります。

 

心配した同僚に連れられて、会社の産業医と面談をしました。

 

その時の産業医は、「今からすぐに退社して専門の医師の診察を受けなさい」とアドバイスをしてくれました。

 

そしてその産業医は、僕の上司や人事部にも情報を共有してくれたので、僕は翌日から休職することができました。

 

しかし冒頭で紹介したケースのように、産業医によっては対応がまるで違うことがあるのです。

 

上司のパワハラや長時間労働が原因で体調不良になっても、それを認めない産業医がいると世間で話題になっています。

 

例えば体調不良を訴えても、「あなたの気持ちのゆるみでしょう」と言ったり、体調不良になった原因について「あなたの生活態度に問題があるのでしょう」と言ったりします。

 

つまり、本来は社員の味方であるはずの産業医が社員の敵になっているのです。

 

なぜ、このようなことが起こっているのでしょうか。

 

 

最近は、職場の人間関係や仕事の悩みなどが原因でメンタル不調になる人が増えています。

 

体調悪化で業務ができないと本人が申し出れば、会社はまず産業医に相談するよう指示します。

 

しかしその産業医が、会社と結託しているケースが出てきているのです。

 

ひどい場合、メンタル不調者を退職に追い込んだりしています。

 

これがブラック産業医と言われているものです。

 

具体的な手口は、休職が長引く従業員の復職を産業医が認めず、退職・解雇に追い込むのです。

 

ほとんどの会社では、「休職期間が一定期間を過ぎると退職とする」という決まりを社内規定で設けています。

 

会社はこの社内規定を悪用し、産業医と手を組んで、都合の悪い社員を解雇に追い込んでいるのです。

 

 

そもそも産業医とは

 

そもそも産業医とは、従業員の健康を管理する医師のことで、会社と業務委託契約を結んでいます。

 

法律では、「一定の規模以上(常時50人以上の従業員がいる)の会社においては必ず産業医を選任しなければいけない」と決められています。

 

しかし産業医の中には会社と結託して、従業員を不当解雇に追い込む医師がいるのです。

 

そのような医師が、いわゆるブラック産業医と呼ばれています。

 

つまりブラック産業医とは、企業と組んで不当な解雇に手を貸す産業医のことで、その仕事は「クビ切りビジネス」とも言われています。

 

基本的に産業医は、産業医活動の中で病名や障害の診断はしません。(*但し企業内診療所は別です)

 

だから産業医との面談は、健康状態や業務への適性を評価するだけなのです。

 

産業医が面接で評価できるのは、「◯◯病の疑いで病院受診が必要」といった医療の要否です。

 

にもかかわらず、簡単な面接だけで重大な診断を下す行為は、役割を逸脱した越権行為と言わざるを得ません。

 

なぜ会社と結託するのか

ブラック産業医は、なぜ会社と結託するのでしょうか。

 

その背景には、お金があります。

 

まず産業医になると、複数の会社と契約する事ができます。

 

だから契約する会社の数が増えれば、それだけ多額の報酬を得ることができるのです。

 

つまりブラック産業医はお金がたくさんほしいから、会社の都合のいい診断をくだすと言われています。

 

1人で10社、20社と掛け持ちすれば、それだけで高額な報酬を得ることができます。

 

報酬を産業医に払うのは契約した会社ですから、ブラック産業医は会社に迎合して、会社の意に沿った診断をするのです。

 

ここで言う会社の意に沿った診断とは、会社にとって不都合な社員を解雇することです。

 

つまり、メンタル不調などで長期間休職するような社員をお荷物と考えて解雇しようとする経営者がいるのです。

 

ブラックな会社ほど、ワハラや長時間労働を改善するよりも、体調不調で休職するような社員を辞めさせる方が手っ取り早い」と判断する傾向があります。

 

そしてブラック産業医は、その経営者の意思を受けてそれに沿った診断を下しているのです。

 

ブラック産業医の特徴

ブラック産業医の特徴は、30分程度の「短い面談だけで診断を下す」ことです。

 

その際、「主治医の意見を聞くことはなく、検査もせず独断で診断を下す」傾向があります。

 

しかも、「統合失調症」とか「混合性人格障害」など重度のメンタル疾患の病名をつける事が多く、復職を困難にして退職に追い込むのです。

 

しかし先ほども書きましたが、産業医は基本的に病名や障害の診断はできないのです。

 

つまりブラック産業医はお金がたくさんほしいから、会社の都合のいい診断をくだすのです。

 

産業医の役割

産業医の役割は、休職していた社員を復職させるにはどうしたらいいのか考えてサポートすることです。

 

特に復職判定の時は、慎重さが必要です。

 

なぜなら、復職の判断が早すぎたために、再発してしまう人が実際にいるからです。

 

だから主治医が復職できると判断しても、産業医が復職できないとするケースは多々あります。

 

産業医は主治医と違って、組織の中で該当者が業務を行えるかの判断をします。

 

だから、主治医との判断の食い違いがおこることはあり得るのです。

 

しかし主治医が復職可能と言っているのに産業医が不可という場合は、判断根拠を従業員に示す義務があります。

 

そして判断根拠を基に復職するためにはどうしたらいいのかについて面接を行っていく必要もあるのです。

 

それらをせずに、ただ復職不可とするような産業医はあってはならないのです。

 

 

ブラック産業医の手口

悪質なブラック産業医は、どのような手口を使って社員を解雇しているのでしょうか。

 

ここでは、実際にあった2つのケースを紹介します。

 

ケース1

上司のパワハラが原因でうつ病を発症した社員がいました。

 

この社員は治療のため数か月間休職し、その後、担当医より復職可能との診断書が出たため出社しました。

 

この時、会社の指示で産業医の面談を受けました。

 

しかし産業医は、わずか30分面談しただけで復職は認められないという診断を下したのです。

 

この時、この社員の主治医に相談することはしませんでした。

 

ケース2

ある社員は、長時間労働が原因でメンタル不調になり休職しました。

 

この時の産業医は、問題となった職場を改善するための行動を一切とりませんでした。

 

約1年半の休職後、症状が回復したため復職を希望しました。

 

しかし産業医は、復職を却下しました。

 

主治医との連絡は一切せず、面談の場で社員に暴言を吐いたのです。

 

その後、社員は3回にわたり復職希望を出しましたが、産業医にすべて却下されました。

 

その結果、社内規定の休職期間が過ぎてしまい退職に追い込まれたのです。

 

産業医が信用できない時の対処法

まず、産業医が信用できないと思ったら、なんでもかんでも正直に話さないことです。

 

なぜなら産業医に話したことは、会社に筒抜けだからです。

 

産業医は本人の意思に関係なく、「労働者に健康上の問題があることを知ったときには、事業者にこれを指摘・報告する義務も負っている」という決まりがあります。

 

だから上司の悪口や職場環境の不満などを言えば、それがすべて人事部に伝わる仕組みになっているのです。

 

この産業医は信用できないと感じたら、必要以上のことはしゃべらないでください。

 

*以下はあくまでも僕の個人的な見解です。

 

もし産業医が会社と結託して退職させようと感じらた、そんな会社は辞めた方がいいというのが僕の考えです。

 

原則として、会社が定めた休職期間中に症状が回復した場合は復職するということが法律で認められています。

 

だから不当解雇をされた場合は、裁判で争えという人もいます。

 

ネットで「ブラック産業医」と検索すると、裁判で戦うことをすすめる内容の記事を多く見かけます。

 

特に法律事務所が書いている記事は、ほぼ100%そう書かれています(笑)。

 

しかし裁判をすれば、お金も時間もかかりますし、精神的な負担は多大なものです。

 

病み上がりの人にそのような負担のかかる行動に踏み切るのは、かなりきついと思うのです。

 

少なくとも、僕にはできません。

 

ただ人によっては、「自分は会社と戦うパワーと気力もある」という人もいるでしょう。

 

そういう人は、自分で弁護士に相談して裁判をすればいいのです。

 

しかし、そんなパワーも気力もないという人は、社内規定で決められたギリギリまで休職して、その時に退職後の人生についての準備をした方がいいというのが僕の考えです。

 

休職した人を会社のお荷物だと考えてブラック産業医を使ってまで退職に追い込むような会社、そんな会社に未来はないと思うのです。

 

そんな会社にしがみついても、今後いいことはないと思います。

 

それよりは、そんな会社とはこちらから決別し、新たな道を歩んだ方が前向きな人生を歩めるのではないでしょうか。

 

今さら辞めても他に行くところがない」という人もいるかもしれませんが、同じ会社に戻れば「あの人は精神を病んだ人」と同僚に言われたり、腫れ物に触るような扱いを受ける可能性があります。

 

僕は実際にそういう経験をしてきました。

 

僕は、休職後に同じ会社に復職してとても苦しみました。

 

だから言うのです。

 

そんな会社でこれからも働きたいですか?

 

ただ、考え方は人それぞれなので、あくまでも個人の意見として参考までに聞いていただければと思います。

 

 

まとめ

医師という立場を利用して企業に加担し、首きりビジネスで私腹を肥やしている産業医がいるという事実に驚いた人もいるかもしれません。

 

多くの企業と契約すれば、それだけ儲かるという制度がある事が根本原因ですが、お金に目のくらんだ医師がいるのは残念なことです。

 

また産業医の制度にも問題があります。

 

つまり医師であれば専門にかかわらず、わずか50時間程度の講習を受けるだけで、産業医の認定を受けられるのです。

 

ブラック産業医を絶滅させるには、産業医制度そのものを修正するしかないと思います。

 

一日も早く、きっちりとした制度を作ってほしいと思います。

 

以上、【ブラック産業医とは!休職者を解雇に追い込む悪質な手口と僕が考える対策】でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。