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 職場のモラハラって知っていますか

僕はサラリーマン時代にモラハラ上司に苦しめられました。
陰湿ないやがらせに、とてもつらい経験をしました。

 

その手口は巧妙で、まわりの同僚に気づかれることなく、
ターゲットとなった僕だけが感じるものでした。

 

ジワジワと少しづつ逃げ口をふさぎ、知らない間に

 

すべては自分が悪いのだ!

 

という罪悪感を持たせてしまうものでした。

 

その上司は、社内での地位は高く、仕事はでき、
社内的にもそれなりに認められた人でした。

しかし一旦その人のターゲットになると、被害者はとても苦しめられます。
過去に僕以外にも苦しめられた人は多くいました。

 

しかし手口が巧妙なために会社として問題視されることなく、
被害者が泣き寝入りをするのが常でした。

 

モラハラ上司に繰り返し罪悪感を植え付けられると、

 

自分が悪いのだ!と本当に信じてしまうものです。

 

被害者はそれが上司によるモラハラだと気づかず、

 

上司=社会的地位のある立派な人で間違っているはずはない
自分=仕事ができず会社に迷惑をかけているダメな人間、

 

と思い込み、冷静に状況をとらえることができなくなってしまうのです。

僕は、たまたまモラハラについての知識があったので、
当時の上司の自分に対する言動が、微妙に

 

 ”  何かがおかしい!” と早期に気づくことができました。

 

そして、その上司が陰で自分の足を引っ張っていたり、
僕を窮地に陥れようとしていた証拠も確認することができました。

 

僕はその上司から離れるために、最終的に会社を去りました。

今、僕と同じようにモラハラ上司に苦しんでいる人は、
なんでもかんでも自分が悪いとは思わずに、まずは冷静に状況を分析して、
自分が被害者かどうかしっかりと確認してほしいと思います。

モラハラとは!恐るべきその4つの特徴

モラハラは、一言で言えば、大人のいやがらせであり、
陰湿な言葉や態度で相手の人格を否定したり、尊厳を傷つけることです。

正しくはモラルハラスメントと言います。
言葉や態度などによって人の心を傷つけたり、精神的な暴力や嫌がらせをすることです。

 

パワハラやセクハラも広い意味ではモラハラに含まれますが、
一般的には分けて議論されることが多いようです。

 

モラハラには、いくつかの特徴があります。

モラハラの特徴その1・暴力を伴わない

まず、暴力は伴いません。暴力をふるえば証拠が残ります。
モラハラをするような人は、頭がいい人が多いので証拠が残るようなことはしないのです。

 

激高してもどこかに理性が残っていて、
しっぽをつかまれないように常に考えて、ターゲットを苦しめようとします。

そしてターゲットに恐怖や罪悪感を植え付けて支配したり、
またそうすることでストレスを発散しようとしているのです。

モラハラの特徴その2・
結局なにをしても怒られる恐怖のダブルバインド

ダブルバイドはモラハラ上司に特徴的にみられる行動パターンです。

 

ダブルバインドについて説明すると、

 

上司が2つの矛盾した命令を部下に与え、部下はその矛盾を指摘できず、
もしくは聞けない上下関係の中にあった時に、部下は上司に応答を求められますが、
どう応答しても結局は怒られるという状態をダブルバインドと言います。

具体的な例で言うと、
部下がある案件について上司の指示を求めたとします。

 

すると上司は、

 

”いちいち俺に確認しないで自分で考えて判断しろ!

 

と言うのです。
そこで部下は、次の案件の時に自分で判断して行動します。すると、上司は、

 

なぜ勝手に判断するのだ!

 

と怒るのです。また上司に怒られて部下が謝ると、

 

そうやってすぐに謝るんじゃない!

 

と言います。
そこで部下は次に怒られたときに安易に謝らないように頑張ります。すると上司は、

 

きちんと謝れ!

 

というのです。

 

すべてがこのような感じで、ターゲット(ここでは部下)に2重の拘束をかけて
身動きがとれないようにするのがダブルバインドです。

 

 

ここで部下が毅然とした態度をとって反論すると
モラハラ上司は怒りだします。

 

逆に、部下が萎縮して黙ってしまってもモラハラ上司はイライラを募らせるのです。

 

このようにダブルバインドを仕掛けられると、
どのように対処しても上司を怒らせることになるのです。

モラハラの特徴その3・ターゲットの能力を否定する

モラハラ上司は、ターゲットの社内での立場を意図的に下げようとします。

 

例えば会議の席で、ターゲットとなる部下の発言に対して、
その部下の能力を否定するようなことを言って部下の発言を全否定します。

これが繰り返されると、まわりの同僚もしだいに

あいつの能力は低いのだろう

認知するようになるのです。

 

また、密室でターゲットを説教をする時も
能力を否定するような発言を意図的に繰り返し、
本人が罪悪感(⇒自分に能力がないから悪いのだ)を抱くように誘導します。

上司は、具体的にどう改善すればいいのかというような指示は出しません。
その場にターゲットがいない時は、他の人に 

 

”彼には本当に困っているんだよ。どうしたらいいんだろう~” 

と、あたかも善意の第三者が被害を受けているように装い、
その情報を何度も繰り返し発言し、社内中に共有しようとします。

 

モラハラ上司の目的は、ターゲットが意気消沈してやる気をなくし落ち込むことです。
その様子を見て快感を感じるようです。

 

さらに進むと、落ち込んだターゲットを洗脳して、
自分の思い通りに動く奴隷として使うようになります。

モラハラの特徴その4・仕事の情報を遮断する

その部下にとって重要と思える情報を教えなかったり、
会議の開催日を教えなかったり、重要な来客が来ても同席させなかったりして、
部下への情報を遮断しようとします。

また、意図的にメールの宛先からターゲットとなる部下だけを外したりもします。
僕は実際に何度も体験しました。

 

当時の上司は、社内にメールを発信する時に意図的に僕の名前だけをはずしていました。
それは毎回ではなく、5回に1回とかです。

 

露骨にやらないことで、まわりに気づかれないようにいつも警戒してやっていました。
だから、メールを見た他の部署の人は、僕の名前が抜けていることに気がつきません。

 

メールはそのまま社内で次々に転送されますが、宛先に入っていない僕には、
いつまでたっても情報が返ってこないのです。

 

こういう手口を使って情報量で優位な位置に立とうとするのが、
モラハラ上司の特徴です。

情報量で優位になると、ターゲットとなる部下を容易に攻撃できるのです。

 

例えば部下のレポートに情報不足とダメ出しをしたり、
会議の席で部下の発言を論理的に否定することができるのです。

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そして圧倒的な情報量の差をまわりの人に見せつけてから、みんなの前で 

 

”お前が勉強不足だ!もっと勉強してから発言しろ!

 

と一喝するのです。

 

そうなるとまわりにいる人たちも、彼は勉強不足なんだとイメージをもってしまうのです。
こうしてターゲットは、どんどん窮地に追い込まれていくのです。

 職場のモラハラ!本当にあった
モラハラ上司の恐るべき3つの手口とは!

モラハラ上司の手口は巧妙です。
しかし注意深く観察すると、いつもおなじ手口を使っていることに気がつきます。

 

僕が実際にモラハラの被害にあっていた時も、
だいたい3つの手口が繰り返されていました。

 

相手の手口の知ることで、
自分がモラハラの被害者なのかどうか客観的に判断しやすくなります。

 

僕が実際に体験したのこの3つの手口でした。
その手口とはどんなものなのでしょうか。

手口その1
みんなもお前のことをおかしいと言ってんだよ!

この言葉通りのことを、僕は密室で数回言われました。
みんなとは具体的に誰のことを指すのかは教えてくれません。

 

お前をおかしいと思っているのは、俺だけじゃないぞ!みんなもそうなんだ!と
ターゲットに信じ込ませることで、精神的孤立させようとしているのです。

 

そして、

 

みんながおかしいと思っているのだから、お前も自分がおかしいと認めろ!

 

と暗に示唆しようとしています。

 

モラハラ上司は、どうやったらターゲットが落ち込むのかを常に考えています。
最も効果的な言葉でとどめの一言を突き刺そうとしてきます。

 

僕はこの言葉を言われたとき、上司の顔にその悪意をはっきりと感じました。
それで、これはウソだな!思いましたので罪悪感は感じませんでした。

 

その時の僕は、あまり落ち込まずに 

 

”はぁ、そうですか、申し訳ありません” 

 

と答えました。あまり落ち込まない僕を見て、モラハラ上司はちょっとたじろいだようでした。

 

そして、”ぶ・部長もそう言ってるんだぞ!” と
急にどもりながら部長の名前をつけ足しました。

 

この時の様子があまりに拙速だったので、僕は心の中で笑ってしまいました。
期待していたとどめの一言だったのに、それほど落ち込まない僕を見て慌てたのでしょう。

 

この上司は、みんなもお前のことを・・・・・という手口をよく使っていました。
繰り返し使われると、次第に上司の手口に気づくものです。

 

あ~あ、また同じ手口を使っているな!
と心の中でつぶやく余裕も生まれます。

 

もしあなたの上司がみんなもお前のことを・・・・とたびたび言っているようであれば、
注意してください。それはモラハラの常とう手段です。

手口その2
些細なミスから人格の全否定へつなげる手口

モラハラ上司は、ターゲットの些細なミスを過大に問題視して、
そこからターゲットの性格や人格を全否定してきます。

 

僕もよくやられました。大抵の場合、頭ごなしに人格を否定し、
こちらを見下すような態度をとります。

 

そこでもし発言しようとしても、
発言すること自体を許さないという強烈な雰囲気を作り上げています。

 

しかし黙って下を向いていると、その態度にダメだしされます。

 

”そうやって下を向いて黙っていれば済むと思ってんだろう!” 

 

と言われるのです。

 

一旦、人格全否定モードに入ると、もう会話にはなりません。
とにかく頭ごなしに人格否定して、
こいつの自尊心をズタズタにしてやろうとだけ考えていています。

 

それがモラハラ上司にとって至福の時間なのです。

 

ことの発端は些細なミスを指摘してたはずなのに、いつの間にかその話はどこかに飛んでいき、
気がつけば日常行動のすべてにケチをつけ否定しているのです。

 

言いたいだけ言って立ち去る時、モラハラ上司の顔はスッキリしていました。
モラハラ上司は、こうやってストレスを発散しているです。

 

モラハラ上司はあらゆることを攻撃の材料にしようといつも考えています。
だからターゲットの些細なミスを発見すると、すぐに飛びついてくるのです。

 

もしその部下のミスが見当たらない時は、わざわざ巧妙なワナをしかけて、
ミスを誘い出すことさえします。

モラハラ上司は、そこまでして人格否定しようとするものです。
もはや異常人格と言わざるを得ません。

手口その3
事実をゆがめても自分を正当化し、己の非を認めない

人を傷つけるのは平気でも、自分が傷つくのは我慢できないのがモラハラ上司です。
なので、自分の非を決して認めない態度を貫きます。

 

その代表的な方法は以下の3つです。

 

①事実を否定する

証拠がないものについては、言ってない!知らない!としらを切り通し、
逆に ”そういう風に感じるお前が悪い!” と反撃したりします。

 

後で証拠が出てくると、

 

”本当はお前のことを思ってやったんだ!”とか、

 

”お前は冗談が通じない奴だな!”とか言って話をはぐらかします。

 

さらに ”そんな些細なことをいちいち指摘するなんて心外だ!”

 

と逆切れすることもあります。

②論点をずらす

お前には言う資格はない!と言わんばかりの態度を示して威圧し、
そんなことより・・・・と全く関係のない話を持ち出して論点をずらそうとします。

さらに指摘した部下の過去の失敗を持ち出して怒りだしたり、
そんなことでいちいち文句を言うお前が悪いんだ!と自分を正当化しようとします。

③無視する 

話しかけづらい雰囲気を作り無視したり、聞こえないふりをしたりして無視します。
また、伺い書をいつまでも放置して、期限ぎりぎりになって修正を要求したりします。

 

ターゲットとなる部下の書類は常に後回しにされるため、
仕事の進行に支障がでますが、それを全部部下の責任にしようとします。

まとめ

いかがですか。あなたの職場の上司は大丈夫でしょうか。
もし自分の上司がモラハラ上司だと気がついたら、あなたはどうしますか。

 

モラハラ上司に対する対策情報は、たくさん出ています。
しかし、体験者の僕に言わせればすべて机上の空論と思えるものばかりです。

 

例えば上司と適切な距離感をもて!とか
1:1の状況を作り出さない!という対策がありました。
でもそれって、現実的に不可能です。

 

圧倒的な権力を持った上司がターゲットを追い詰めようと思えば、
適切な距離感なんかすぐに破壊されますし、

 

ちょっと話がある!と密室に呼び出されればすぐに1:1になってしまいます。
断ることなんてできません。

 

また仲間を増やそう!などという対策もありましたが、
同僚も心の底ではモラハラ上司に怯えていているので、
ターゲットにだけはなりたくないというのが本心です。

 

なので、ここ一番という大切な場面では助けてくれないものです。

 

心がズタズタにされてしまってからでは手遅れです。
では一体どうすればいいのでしょうか!

 

それは、逃げる!しかないのです。
しかし簡単なことではありません。

 

僕の場合、逃げる=会社を辞めることでした。
僕が会社を辞めたきっかけは、恐ろしい上司の言葉でした。

 

ある時、激怒した上司が こう言ったのです。

 

”お前をいつか懲戒解雇にしてやる!覚悟してろよ!”

 

心が凍りました。いまだにその時の上司の顔が忘れられません。
あの時、僕はこう思いました。

 

”このまま会社にいたら必ずなにか仕掛けられて、やられてしまう!
退職金さえもらえなくなるかもしれない!”

 

それで僕は退職したのです。

 

会社を辞めても人生が終わるわけではありません。
僕は、会社を辞めてからの人生の方が豊かで充実しました。

 

会社を辞めてからそのことを後悔したことは、一度もありません。

 

あなたが今、本当に深刻な状況に追い詰められているのであれば、
思い切って会社を辞めることも選択肢の一つであることを覚えておいてください。

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