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悪循環にはまると、なかなか元にもどれない

早期退職後、もう二度とサラリーマンをやりたくなかった僕は、
独立して生計を立てようと考えていました。

 

お金を投資して事業を始める気などさらさらなく、
パソコン1つでアフィリエイトなどのネットビジネスを始めようと思ったのです。

 

もう誰からも雇われたくない!という強い思いから出た結論でした。

 

ただ何の知識も経験もなかったので、まずは基礎から勉強を始めました。
有料の通信講座に申し込み、毎日一人で黙々と勉強をしていました。

 

最初はやる気満々です。会社を辞めて自由になり自分の好きな道に進むのですから当然です。
しかし、数か月もすると次第にモチベーションが落ちてきたんです。

知らないうちに、何かと理由をつけてさぼるようになりました。
体調がちょっと悪いと言ってはさぼり、今日は気分が乗らないと言ってはさぼりました。

 

気分転換と称してドライブに出かけたり、
毎日夕方からお酒を飲んでしまったこともありました。

 

このままではダメだ!このままでいいわけがないだろう!

 

と自分では分かっていても、一度そうなると、元の状態に戻すことはとても難しものでした。

 

気持ちは焦るばかり、でも行動ができないのです。
そして心のどこかに罪悪感を感じながら、
何となく充実しない日々がむなしく過ぎていくのでした。

 

やる気を取り戻すためには一体どうしたらいいのだろうか?

気がつくと対策をネットでよく調べていました。

やる気が出ない7つの原因

ネットには、”やる気が出ない7つの原因” とか、
”やる気の出ない理由はこれだ!”
というような記事がたくさんありました。

 

しかし、どれも僕にはまったく当てはまらないことばかりでした。
因みにその7つの原因というのはこんな内容でした。

やる気が出ない7つの原因

  1. 体の疲れ
  2. 慢性的なストレス
  3. 血糖値のアップダウンがはげしい
  4. 頭の中のモヤモヤ
  5. 運動不足
  6. 理想と現実の差が大きい
  7. 燃え尽き症候群

 

どれも全くと言っていいほど、僕には心当たりのないものでした。

 

それでは一体何が原因でやる気が出ないのだろう?
やっぱり自分に甘えているだけなんだ!と自分に言い聞かせていました。

僕を根本から変えたきっかけ

今まではやる気満々の毎日だったのに、
朝起きても ”さぁ~今日もあるぞー!” というあの気持ちにどうしてもなれないのです。

布団から出て、とりあえずその日にやることを紙に書きだします。
でも、すぐにペットの世話をしたり、爪を切ったり、部屋の掃除をしたりしているのです。

 

気持ちがパソコンに向かわないので、
思い切って気分転換でもしてみようかと思ったりもしましたが、
よく考えたらつい最近、気分転換したばかりだったことに気づいて、止めてしまうのです。

 

そんな時、たまたま見たテレビ番組で僕の気持ちは一変してしまいました。

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転機になった放送内容とは

放送された番組のタイトルは、樺太地上戦の悲劇というものでした。
8月15日に終戦となりましたが、その後にロシア兵が樺太南部を攻めてきて、
そこにいた多くの民間人が犠牲になったという内容です。

この時、日本軍は民間人を見捨てました。
ロシア兵から逃げることができなかった人たちは、自ら死を選んだのです。

 

父親が家族を日本刀で切り殺した後に自害したり、若い女性が青酸カリを飲んで自殺したり、
手りゅう弾で家族とともに集団自決したりしたのです。

 

またロシア兵につかまった多くの女性が強姦されました。
若い母親も容赦なく強姦され、その横で乳飲み子が泣いていたといいます。

 

子供も女性もお年寄りも関係なく、ロシア兵は日本人を惨殺しました。
それはこの世の地獄絵だったと、生き残った人は証言しています。

 

終戦の後に起こったこの悲劇は、長い間、封印されたままでした。
多くの人が無残に死んだこの悲劇は、今回の放送で公になったのです。

 

放送では、生き残った人たちの証言がいつくか紹介されていました。
その生々しい証言を聞くと、当時の惨状の一端を感じることができました。

 

その時、ロシア兵につかまった人たちは、
捕虜としてシベリアに連れていかれ、過酷な労働を何年もやらされたのでした。

極寒の地で、飢えと過労で多くの人が亡くなりました。僕はこの番組を見た時に、
もっと生きたかったのにそれができなかった多くの人たちの
無念の思いを強く感じました。

今の境遇をもっと大切にしないといけない!

この惨劇からまだ70年しか経っていないことに、
番組を見た後に気がつきました。遠い昔の話ではないのです。

 

もっと生きたかった人たちの無念の思いが、
僕に何かを語りかけている気がしました。

 

僕はたまたま戦後25年たって生まれたから、
今こうして自由に生きていられるだけなのだと
気がついたとき、ハッと何かを感じたのです。

その瞬間、もっともっとこの境遇を大切に生きなければいけないと
自然に思えたのでした。

 

その時から僕の生き方がはっきりと変わりました

 

もっと生きたかった人の無念の思いを忘れてはいけない!
自分はたまたま幸運に生きているにすぎないのだから、
もっと生を大切にしようと思ったのです。

 

成功するとかしないとか、そういう次元の問題ではなく、
ただ今を一生懸命生きること、
それだけでいいのだ
と思えるようになりました。

 

それからは、
やる気が出ないとかモチベーションが上がらないとか
そういうようなことを考えることはなく、

ただひたすら、自分のやるべきことをやれるようになりました。

まとめ

結果として僕の気持ちを根本から変えたのは、
ネットで見たノウハウではありませんでした。

 

歴史に埋もれた悲惨な事実を知ったことが、
今を大切に生きることの意味を教えてくれたのだと思っています。

 

 

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