65歳を過ぎれば、企業に再雇用されていた人も会社を去らなけれななりません。

 

それ以降は、いよいよ会社との関係は切れて、1人の力で生きて行くことになります。

 

でも、十分な資産があって、もう働かなくても大丈夫という人は少数派です。

 

ほとんどの人は65歳以降も、何らかの形で働いているのが現状です。

 

では、会社を辞めた後、どのように仕事を探せばいいのでしょか。

 

こんにちは。サラリーマンお助け村の村長です。

 

定年退職後の仕事探しについて、どのようなイメージをお持ちですか。

 

すぐに思いつくのは、民間の求人サイトやシルバー人材制度を活用する方法ではないでしょうか。

 

しかし何も考えずにこれらの方法で仕事を探すのは、とても危険です。

 

定年後の仕事選びで失敗した人の中には、取り返しのつかない事態に遭い、その後の人生を台無しにしたケースもあるのです。

 

例えば、

・単純な軽作業と思って働いたら、実際は真冬の寒さの中で雨にぬれながらの立ち仕事だった。そしてそれが原因で身体を壊しその後働けなくなってしまったとか、

 

・簡単な仕事だと高をくくっていたら、覚えることが多すぎて対応できなかった。一回りも年下の上司から罵倒されてメンタル不調になってしまったとか、

 

・人間関係で悩まないと思ってドライバーの仕事を選んだら、過密スケジュールで身体を壊してしまったとか、

 

・住み込みの仕事だから生活費が浮くと思って申し込んだら、まったく休みがなく365日対応しなけれなならなかったとか、

 

・・・このように、当初予想していた世界と現実が違い過ぎたというケースが多数出ているのです。

 

そしてそのギャップに苦しみ、最悪の場合、トラブルに巻き込まれる人もいます。

 

では具体的に

・どのような仕事がハイリスクなのか、

・どのような仕事なら大丈夫なのか、

 

について定年後仕事選び失敗しないための注意点を解説します。

 

 

定年後におススメできない2つの仕事とは

定年後におススメできない仕事はいろいろありますが、中でも求人情報がやたらと多いので特に注意してほしい仕事を2つ紹介します。

警備員

僕は経験したことがありますが、この仕事は予想以上に体力を使いますので、今までデスクワークしかやってこなかった人にはまずムリだと思います。

 

また、毎回指定された現場まで自分で移動しなければならないので、移動時間のロスが大きいです。

 

実際、バスを数本使って乗り継いで、そこから歩いて20分もかかってやっと現場に着くという経験を何度もしました。

 

時給は悪くないですが、猛暑の炎天下に外に出て働くなど過酷な環境に置かれることが多いので、定年後の仕事としてはおススメできません。

 

ドライバー

ドライバーの求人でよく見かけるのは、デイサービスや老人ホームのドライバーの仕事です。

 

この仕事は、大型車で狭い小道を通ったりすることが多く、事故を起こす確率が高いです。

 

またメインの仕事が運転ではなく雑用だったり、時には介護をさせらるケースもよくあります。

 

やはり体力が必要ですので、過去に介護の経験がない人にはおススメできません。

 

他には、タクシードライバーの求人もよく見かけます。

 

しかし基本的に長時間同じ姿勢で座っているので、エコノミークラス症候群になって血栓症を引き起こす可能性がある仕事です。

 

また最近は、質の悪い客とのトラブルが頻発しており、身の安全上からもおススメできません。

 

定年後に人気の仕事は

定年後の仕事で比較的人気が高いのは、ビル管理やマンション管理の仕事です。

 

しかし、最近はシニアの応募が多くなり競争率が上がっています。

 

そのため、資格のある人から優先的に採用されています。

 

例えばビル管理であれば、ボイラー技士消防設備士といった資格がある方が優先され、マンション管理であれば、建築物環境衛生管理技術者マンション管理士といった資格を持っている方が優先的に採用されているのです。

 

資格がない場合の仕事

では資格がないと、仕事が見つからないのでしょうか。

 

イエイエ、そんなことはありません。

 

最近の傾向では、外食産業コンビニなどで働くシニアが増えています。

 

もちろん資格の必要はありません。

 

例えばマックやモスバーガーなどでは、シニア層を積極的に雇用していますし、都内のコンビニでは、既に多くのシニアが活躍しています。

 

外食産業やコンビニ業界は、もともと若年層の人材不足で事業の継続が危ぶまれていました。

 

だからシニア層の活用は、渡りに船なのです。

 

またシニア層の方が、無遅刻無欠勤だったり、人手不足の早朝も働いてくれる人が多く、そういう点でもシニア価値が認められているのです。

 

 

今後消滅する仕事

 

今は存在するけど、近い将来に無くなる可能性の高い仕事があります。

 

定年後の仕事で定番と言えば、レジ打ち、清掃、倉庫内作業、配送の4つが王道でした。

 

しかしこれらの仕事は、急速なAI化の波にのまれて、消滅する可能性が高いと言われています。

 

また、この4つの定番以外でも、基本的に単純労働だったり、誰でもすぐできるような簡単な仕事は徐々に機械化される運命にあります。

 

ですから、これから定年後の仕事の選択肢は、ドンドン狭まっていくと考えられるのです。

 

いざ再就職する時に慌てないためにも、今から何らかのスキルを身につけることが一番の対策になります。

 

定年後の仕事探しに失敗しないための心構え

定年後の仕事探しと言っても、ほとんど非正規の仕事しかありません。

 

平成28年版厚生労働白書によると、現在の65歳以上の労働者の実に74.2%が非正規と書かれています。

 

つまり、定年後に働いている人の大部分が、嘱託社員やアルバイトのような働き方をしているのです。

 

当然、高い収入を望むことはできません。

 

そうなると、少しでも給料(時給)がいいところで働こうという気持ちになるのが人情です。

 

でも、その考え方が失敗を招く元凶です。

 

つまり、収入の額だけで仕事を選ぶと、必ずリスクを伴います。

 

だから定年後の仕事選びは、「稼ぐ」という意識ではなく、「年金では足りない分を補う」という視点を持つことが大切なのです。

 

そういう意識を持つためには、再就職をする時点である程度の貯蓄があることが大前提です。

 

ですから、定年後の仕事選びで失敗しないためには、今から準備をすることが大切なのです。

 

定年後の仕事探しで失敗する人の特徴

定年後の仕事選びで失敗する人の特徴は、基本的にお金の余裕がない人です。

 

お金に余裕がないから、リスクを考えずに給料の額だけで仕事を選び、自滅してしまうのです。

 

例えば、

・子供の教育にお金をかけ過ぎた人

・晩婚で子供ができたのが遅い人

・住宅ローンが完済していない人

・ずっと自営で家計がギリギリだった人

・親の介護で仕事をやめた人

 

このような状況にある人は、定年後のお金の余裕がない傾向があるので要注意です。

 

ただ、このような状況にあっても、きちんと貯蓄をしている人もいます。

 

その差は、老後に対する備えの意識をしっかり持っているかいないかの差なのです。

 

定年後の仕事の探し方は4つ

最後に、定年後の仕事の探し方の王道パターンを4つ簡単に紹介します。

 

その① 人脈を頼りに紹介してもらう

比較的多い再就職方法は、知人に紹介してもらうという方法です。

 

再就職を決める前に、仕事内容や職場環境などを知人から詳しく聞くことができるというメリットがあります。

 

このため、比較的失敗が少なく、スムーズに再就職できる傾向があります。

 

その② 人材紹介会社や求人サイトを使う

これは、民間の人材紹介会社求人サイトを活用する方法で、一番ポピュラーです。

 

ネットで探せば、「シニア限定」とか「65歳以上も大勢働いています」など年齢を考慮した求人を探すことができます。

 

職種も豊富なので、幅広い選択肢の中からを選ぶことができます。

 

その③ シルバー人材センターの活用

シルバー人材センターは、各地域に1つずつ設置されている公益社団法人です。

 

ここで仕事の紹介を受けるには、年会費(2~3000円)を払わなければなりません。

 

ただ、公益社団法人の仕事ですから、【信頼度】は民間と比べて抜群に高いので安心です。

 

多くの仕事が時給または日給です。

 

稼ぐというよりも、ボランティア的な要素の方が強いかもしれません。

 

その④ 独立する

現役時代のキャリアを使って独立するという方法もあります。

 

例えば、人事や労務関係をしていた人なら「社会保険労務士」「司法書士」の資格を取り、独立することが多いようです。

 

また金融機関で働いていた人は、「ファイナンシャルプランナー」の資格を取得して独立しているようです。

 

ただ注意したいのは、

・その資格が現在の市場で本当に必要とされているのか、

・既に市場でその資格が飽和状態になっていないか、

 

の2点を確認した上で資格をとることです。

 

しっかり調べないと、苦労して資格をとったのにまったく稼げないということがよくあります。

 

因みに、定年後に資格を取得するのはかなり困難です。

 

時間はたっぷりあると思うかもしれませんが、記憶力や理解力が衰えているからです。

 

そのため、高い授業料を払って挫折する人が多いです。

 

だから資格取得は、できるだけ現役時代に取得することをおススメします。

 

ただ独立に際し、必ずしも資格が必要というわけではありません。

 

しかし、資格がない状態で独立するのは、何の信用もない状態で商売することと同じということは覚悟すべきでしょう。

 

まとめ

定年後の仕事選びは、収入よりもリスクを考えて選ぶことが大切です。

 

自分の身体を壊してしまっては元も子もありませんし、それが原因で老後破産することもあるからです。

 

また、定年を迎える前から準備をすることが極めて重要です。

 

例えば少しでも貯蓄を増やしたり、資格取得の勉強をするなどです。

 

それが充実したセカンドライフを送るための秘訣と思います。

 

以上、【定年後の仕事選びの注意点】でした。

 

是非、いい仕事を見つけてください。

 

応援してます!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。