会社を退職後の年金切替
会社を退職後の年金切替

 

早期退職後にまず考えるのは、公的保険の切り替えです。
中でも健康保険と厚生年金の切り替えは、金額が大きいだけに重要な問題です。

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退職後1年目は、税金がガツン!ととられるよ!って話、
聞いたことありませんか。

 

役所ではいちいち教えてくれません。
知らなければ取られっぱなしというのが税金です。

 

何もしなければ、税金は取られっぱなしです!

知っていれば払わなくても済んだという話はたくさんあるのです。
しかし知らないがゆえに、多くの人がお金を言われるがまま
払っているのが現状ではないでしょうか。

 

保険料は前年の収入をベースに計算されます。
さらに今まで会社が半分負担していたものが、
退職後は全額自己負担になりますから、金額が膨らみます。

 

請求額を見て、その金額に腰を抜かす人が多いんですね。

 

 

これからガンガン税金を請求されるとなると
無職生活している私にとって一大事です。
できることなら払いたくないというのが人情です。

 

当初、早期退職後は国民年金に入る以外の選択肢はない!
と頭から決めつけていました。

 

でも結果的には、1円も払わないで済む方法に気がつきました。
ちょっと考えれば気づくことでも、誰も教えてくれないと気づかないものです。

 

別に違法なことをしているわけではありません。
では私がどうしたのか、実際の体験談をお話しします。

退職すると年金はどうなるの

私は50歳ちょうどで早期退職しました。
サラリーマン時代は自動的に厚生年金の加入者になっていますが、
退職すれば、その資格は喪失されます。

 

そうなると、地元の市役所で国民年金への加入手続きを取らなければなりません。
日本人でいる限り必ず年金保険に加入しなければなりませんから、逃げられません。

税金払え!税金払え!税金払え!
税金払え!税金払え!税金払え!

 

たとえ国民年金の加入手続きを忘れても、
退職と同時に国民年金加入者となっています。

 

そしてある時に、退職時までさかのぼって請求されてしまうのです。

 

全ての国民から確実に税金をとるために、20歳以上になれば必ず
第1号第2号第3号被保険者のいずれかに分類されているのです。
知ってました?

ところで第1号・第2号・3号被保険者ってなに

ざっくりしたイメージは、こんな感じです。

第1号被保険者は自営業者、
第2号被保険者はサラリーマン
第3号被保険者はサラリーマンの夫を持つ専業主婦

 

もう少し詳しく言いますと・・・

 

第1号被保険者は、
自営業者の他に農業を営む人や学生や無職の人も含まれていて、
保険料は自ら払います。いわゆる国民年金に加入している人です。

 

第2号被保険者は、
サラリーマンの他に公務員も含まれていて、
保険料は給料から天引きです。厚生年金や共済組合に加入している人です。

 

最後に第3号被保険者は、
第2号被保険者の配偶者で、年収が130万円未満の人です。
保険料の負担はありません

 

私の場合は、
サラリーマン時代は第2号被保険者で、
退職した今は第1号被保険者ということになります。

国民年金の手続きに行ってきました

私は退職後して3日目に市役所に行きました。
ここでは、実際の生のなやり取りを再現します。

窓口でのやり取りの実際

向かったのは、市役所の国民年金課と書かれているカウンターです。

 

あの~、国民年金に加入したいんのですが・・

 

すると女性の担当者がきて、

 

退職を証明するものと印鑑と身分証明をするものと年金手帳はお持ちですか

 

と言ってきました。

 

事前に確認して準備してきたので提示しました。
因みに「退職を証明するもの」とは、普通は離職票や退職証明書になります。

 

ですが、まだ手元に届いていなかったので、会社から送られてきた
健康保険資格喪失証明書を提示しました。

 

すると

 

それではこの国民年金資格関係届書に記載してください

 

と言われ紙を渡されます。簡単に書ける内容なのでその場で記載し提出すると

 

口座引き落としで2年分の前納すると、とてもお得になりますがどうしますか

 

などなど、言われます。
なんだか前払いしろと催促されているような気がしました。

税金は前払いがお得だよ~!
前払いがお得だよ~!

 

そもそも保険料をいくら払うのか、その時は分かっていませんでした。
なので、お得だ!お得だ!と言われても、
ちょっと待ってよ!という気持ちでした。

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国民年金の保険料は、いったいいくら払う(とられる)のでしょうか。

保険料はいくら払うのか、会社員時代より多い?少ない?

担当者の説明によると、
保険料は毎月16,490円になるとのことでした。
因みにこの金額は、平成29年8月現在の保険料です。

 

私がサラリーマン時代に払っていた年金保険料を調べると、年間で約73万円
会社が半分負担していたので、実際はこの倍の金額を払っていたのです。
すごい金額ですねぇ!

 

73万円を月割りすると毎月約6万円です。
国民年金は、16,490円なので、ずいぶん安くなったと一瞬思いました。

でも、会社員時代の年金保険料は、「国民年金」「厚生年金」になっています。
退職すれば「厚生年金」がなくなるので、安くなるのは当たり前です。

 

当然、その分もらえる年金の額は減るのです。
では実際どのくらい減るのでしょうか。
私の場合で、計算してみました。

国民年金に切り替えたら、もらえる年金はいくら減るの

まず、会社を辞めないで60歳まで勤め上げた場合、
65歳から毎年もらえる年金額は211万円でした。
あくまでも私の場合です。

 

一方、50歳で会社を辞めて以後無職で国民年金を60歳まで払った場合、
65歳から毎年もらえる年金額は175万円でした。

 

その差は、年36万円。月にすると3万円の差です。
正直な感想は、思ったよりも減らないもんだと思いました。

 

月3万円多くの年金をもらうために、
命をすり減らして死ぬほど嫌いな会社にあと10年も通うことは
私にはできません。

早期退職してもこの程度の傷で済むのなら、
やっぱり辞めて正解だったとあらためて思いました。

 

因みに、自分がもらう年金額の計算はこちらから簡単に計算できます。
日本年金機構

 

妻の扶養に入れば、保険料はただ?

さて、国民年金の年間支払う保険料は約20万です(正確には197,880円)
これを毎年払うと思うと、無職の私にはかなりきついです。
では、逃げ道はあるのでしょうか。

国民年金の免除制度とは

でも無収入の場合、免除制度というものがあります。
免除制度は、所得に応じて4段階に分かれています。

 

中身は、以下の4つです。

 

全額免除、4分の3免除、半額免除、4分の1免除

 

免除制度を利用しても、将来の年金がなくなることはありません。
ただし、もらえる年金額は減ります。

妻の扶養に入れるのか

ところで市役所にいるときに、私は急にあることが気になりました。
それは、妻の扶養に入れば、そもそも国民年金に入る必要はないのでは?
ということです。

 

それで、市役所の担当者にその場で聞いてみました。
すると担当者は、

 

それはそうですね。それも可能です

 

なぬー!
知ってるならもっと早く教えてよね!

 

本当に役所というところは、お金をとることしか考えていないんですかね。

 

ところで、妻の扶養には簡単に入れるのでしょうか?

妻の扶養に入る条件とは

私の嫁さんはパートですが、厚生年金には加入しています。
なので、私が扶養に入れる可能性はありそうです。

 

扶養に入れれば、年金保険料を支払うことなく年金制度に加入できます。
まずは、扶養に入るための条件を確認してみました。

 

その条件は、

◎嫁さんが厚生年金に加入していること、
◎配偶者であること、
◎年齢が20歳から60歳未満であること

 

お!やったー。全部クリアーしています。

他には年収が130万円以下であることも条件に入ります
これは無職だから問題ありません。

 

ただし、失業保険も収入に入るとのことですので、
失業保険給付期間中は要注意です。

 

扶養に入る手続きですが、とても簡単です。
嫁さんの勤め先に、

 

社会保険の扶養の追加をお願いします

 

と言えば終わりです。
後は会社が自動的にやってくれるのです。

 

これでまた嫁さんに頭が上がらなくなってしまいました。

まとめ

やっぱり考えてみるものですね。

 

もしも成り行きに任せて国民健康保険に入ったら、
20万円が確実に消えていたのです。
20万あれば性能のいいノートパソコンが買えますし、豪華な国内旅行にも行けるんです。

 

ということで、知らなければどんどん損をするのが世の中なんだと
つくづく思い知らされました。

 

健康保険に関する記事はこちら⇒退職時の健康保険の手続きについて 2017年最新情報

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