「どうしたら幸せな人生を送ることができるのだろう」

 

誰しも、このようなことを思いをもったことがあるのではないでしょうか。

たった一度きりの人生、何とか幸せに過ごしたいと願うのは当然のことです。

 

「幸せ」についての話というと、なんだかフワフワして実態のないような感じるかもしれません。

でも最近では、物理や化学と同じように学問として確立されつつあります。

 

それは、

幸福のメカニズムを心理学・統計学・科学の手法を使って研究した学問で、世界中に研究者がいます。

NHKの白熱教室でもとりあげられ、最近注目されるようになりました。

その学問が幸福学です。

 

 

この記事では、幸福学で発表された研究結果をもとに、科学的に証明された事実を紹介しています。

この幸福学では、幸せな人生を送る上で仕事はもっとも重要な要因の一つと言われています。

 

しかし、

・毎日の仕事が辛くてしょうがなかったり、

・仕事にまったく興味を持てなかったり、

・仕事の面白さを感じられなかったり・・・

 

そんな人は多いのではないでしょうか。

僕もその一人でした(^^;)。

 

そこで今回は、

どうすれば仕事のやりがいを上げて人生幸福度を上げることができるのか!

この点に焦点をあてて科学的な観点からお話したいと思います。

 

仕事に求めるものを間違えると幸福にはなれない!

 

あなたが仕事をする理由で一番大切に考えているものは何でしょうか?

 

お金でしょうか?

やりがいですか?

肩書でしょうか?

自己の成長でしょうか?

 

仕事に求めるものは、人によってそれぞれ違うでしょう。

しかし幸福学では

仕事に求めるものを間違えると幸福になれない!

と言っています。

ではいったい何を仕事に求めればいいのでしょうか。

 

ディーナー博士(*NHKの白熱教室に出演した幸福度研究における世界的な第一人者)によると

 

幸せに仕事をするには、ある2つのことが合致する必要がある!

 

と言っています。

これは一体どういう意味なのでしょうか。

 

 

ディーナー博士によると、人が仕事で幸せを感じるには次の2つが合致する必要があると言います。

それは

 

・個人的な成長

 と

・他人と関わりながら果たしていく目標

 

この2つです。

つまりその仕事が

 

あなた自身を成長させる

かつ

会社の目標を達成させる

 

こういう状態になった時、はじめて仕事で幸せを感じることができるというのです。

 

しかし実際の仕事では、個人の成長と仕事の目標が一致するケースは多くないかもしれません。

 

僕の場合、自分の成長と会社の目標にはいつも開きがありました。

 

そんな人は、どうすればいいのでしょうか?

 

この問いの答えのヒントになるエピソードとして、イソップ寓話が紹介されていました。

 

そのイソップ寓話とは、ンガ職人の話です。

 

さっそく紹介しましょう。

 

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やりがいを感じるレンガ職人と感じないレンガ職人

ある時、大聖堂を作るために多くのレンガ職人が集められました。

彼らは毎日毎日、単調な仕事を続けています。

 

 

あるレンガ職人は、こう思いながら仕事をしています。

 

あ~あ、毎日単調な作業でつまらないなぁ。

早く終わらないかなぁ~。

 

一方あるレンガ職人は、こう思いながら仕事をしています。

 

これが完成すれば素晴らしい大聖堂ができる!

そうなれば、多くの人が来て喜んでくれるだろう。

 

どちらのレンガ職人がやりがいをもって仕事をしていたのでしょうか。

説明するまでもありませんよね。

 

このことについて慶應義塾大学大学院の前野教授は、こう説明しています。

 

人は、ついつい目の前の仕事をやりがちになるのですが、そうではなくて、仕事をする時にそれを俯瞰(ふかん)して、自分は何をやっているのかを見て、考えることが幸せのために非常に重要です。

 

人間は、考え方の違いによって仕事に対するやりがいが変わってしまう生き物なんですね。

 

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幸せを左右する3つのタイプとは

人が仕事に対してもつ意識には、3つのタイプがあると言われています。

そして誰でもこのうちのどれかに当てはまるとディーナー博士は言います。

 

どのタイプに属するかは、仕事のどの部分に満足ポイントを置いているかで決まります。

 

その3つのタイプとは

 

・ジョブタイプ

・キャリアタイプ

・コーリングタイプ

 

の3タイプです。

 

ただこの3つのタイプは人によって固定されるものではありません。

 

その時々の状況によって変わっていくものです。

 

では、それぞれのタイプについてみていきましょう。

 

「ジョブ」タイプの人

 

ジョブタイプの人は、仕事を単なる労働と位置付ける人たちです。

 

働く目的はお金、だから仕事はそれほど好きになれず、休憩時間や帰る時間がいつも気になるタイプです。

 

40代の頃の僕は、まさにこのタイプでした。

 

ジョブタイプは職種で決まるわけではありません。

 

弁護士もいれば、工事現場で働く労働者もいます。

 

キャリアタイプの人

 

キャリアタイプの人は、経歴を重視します。自分が向上しているという実感働く動機になる人です。

 

このタイプの人が求めるのは、地位や権力です。

 

目の前の仕事は、自分を向上させるための踏台とみなしています。

 

このタイプも職種に関係ありません。どのような職種でも存在するのです。

 

 

コーリングタイプの人

 

コーリングタイプの人は、仕事に対して次のような実感を持っています。

 

・自分のやっている仕事は、社会の役に立っている!

・自分の仕事には深い意味がある!

 

このタイプの人は、仕事が自分のアイデンティティーに深く結びついていて、仕事が天職になっている人たちです。

 

もうお気づきだと思いますが、もっとも幸福度が高いのはこのコーリングタイプの人たちです。

 

仕事にやりがいを見出す3つのコツとは

コーリングタイプの人のように、仕事=天職 になれば最高ですよね。

 

幸福学では、その方法を「ジョブ・クラフティング」と呼んでいます。

 

「ジョブ・クラフティング」とは、仕事に対する意識を容易に修正する方法です。

 

その方法は大きく分けて3つあります。

 

例を挙げてご説明しましょう。

 

その①:社会的な交流の質や量を見直す

これは、今やっている仕事の中で積極的に人と関わる!と言うことです。

 

人は、他人と結びついたり多くの意味ある関係を築くことを本能的に欲しています。

 

床屋さんの例でご説明しましょう。

床屋さんの本来の仕事は髪を切ることですから、お客さんと会話することは必ずしも業務ではありません。

 

しかしお客さんと積極的に会話する行為を

 

お客さんとの結びつきを築く行為

 

ととらえることで、仕事の意義ややりがいを見つけることができるのです。

 

床屋さんの例とは違いますが、会話以外の方法としては、

 

いつもと違った人とチームを組んでみる

 

という方法も効果があるとされています。

 

仕事の意義を広げる

これは、今やっている仕事の環境や状態を視野を広げてとらえる!と言うことです。

 

つまり仕事が社会に貢献している意味を再発見することです。

 

そうすることで、喜びを感じにくいような仕事でも有意義に思えるようになるのです。

 

マンションを掃除をする人の例で説明しましょう。

 

マンションを掃除している人が

 

「私がこの仕事をすることで、このマンションに住む人はきっと気持ちよく生活できる!」

 

と思うことでやりがいを感じることができるということです。

 

つまり、マンションの住民が喜んでいる様子を想像しながら働くことで、その人は仕事にやりがいを感じることができるのです。

 

仕事の内容に手を加える

これは、仕事のやり方や範囲を見直したりして今よりもっと仕事が楽しめるようアレンジする!ということです。

 

長期の患者をケアする病棟で働くある清掃員の例で説明しましょう。

 

ある清掃員は、病棟の壁に掛けられている2枚の絵を入れ替えました。

 

この清掃員は、患者さんを少しでも元気づけるためにちょっとした行動を試みたのです。

 

誰もこの清掃員にそのようなことを頼んだわけではありません。

 

積極的に誰かのためにちょっとした変化を試みたことで、この清掃員は仕事の価値を高め、やりがいをもったのです。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、仕事の満足度を上げて人生を幸せにする方法を紹介しました。

 

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

あなたの人生が幸せに向かうことを願っています。

 

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