「休職期間の終わりが近づいてくるのが怖くて仕方がない・・・」

 

「早く復帰したい気持ちはあるけど、また同じ職場に戻るのは怖い・・・」

 

「鬱になった原因が100%職場にあるので、復職するのが不安・・・」

 

「出来ればもう少しだけ休職したいという気持ちがある・・・」

 

今、このような気持ちで悩んでいませんか。

 

このサイトは、うつ病などのメンタル不調で休職している人を応援する記事を書いています。

 

 

こんにちは。サラリーマンお助け村の村長です。

 

僕は、40代の時にうつ病になって半年間休職した経験があります。

 

上司のパワハラが原因でした。

 

会社は、復職しても部署異動は原則不可と言ってました。

 

だから、復職するのがとても怖かった記憶があります。

 

でも、いつまでも休職しているわけにもいきません。

 

それで思い切って復職しました。

 

ところが4年後に再発し、結局会社を辞めました。

 

僕は失敗したのです。

 

でもあの時の経験があったから、

 

・復職する時に注意しなければいけないことはなんなのか!

 

・復職する前にやっとおくべきことはなんなのか!

 

ということについて、誰よりも多くの事を知ることができたと考えています。

 

 

もうご存知かもしれませんが、うつ病の再発率はとても高いのです。

 

厚生労働省の2017年の調査結果によると、復職した人の再発率は、このようになっています。

 

・復職後1年で28.3%

・復職後2年で37.7%

・復職後5年以内で47.1%

 

いかがですか。

 

再発率って、すごい高いですよね。

 

約半数の人が5年以内に再発しているのです。

 

だから復職する時は、焦らず慎重に行動しなければなりません。

 

因みに今回お伝えすることは、すべて僕が実際に体験したことです。

 

今本当に悩んでいる方なら、必ず役に立つ情報だと自信をもって言えます。

 

これを読んだ方が、僕のように再発せず、スムーズに復職してくれることが僕の願いなのです。

 

 

休職している時に陥りやすい心理状態

 

休職することは、権利として認められています。

 

でも、仕事をしないで休んでいると、どうしても不安を感じてしまいます。

 

ここでは、その不安の正体についてお伝えします。

 

不安の正体は3つ

休職中に感じる不安の正体は、大きく分けると3つあります。

 

それは、

 

①「申し訳ない」という不安

 

②「取り残された」という不安

 

③「不要な人間」という不安

 

それぞれ簡単に説明しますね。

 

①「申し訳ない」という不安

これは、自分が休んでいることでまわりの人間に迷惑をかけているかもしれない!という不安です。

 

自分が休んだから、その分のしわ寄せが同僚の大きな負担になっているかもしれないと考えてしまうのです。

 

この不安が高まると、申し訳ないという気持ちが強くなり罪悪感でいっぱいになります。

 

でも、そもそも会社はチームプレーをするところです。

 

あなたがいなくても、必ずうまく回るようにできているのです。

 

だから、そんな心配は全く必要ありません。

 

どうか今は、病気を治すことに専念してくださいね。

 

②「取り残された」という不安

これは、自分だけが仕事をしていない間に同僚から後れを取ってしまったかもしれない!と感じる不安です。

 

会社にいると、毎日ものすごいスピードで時間が流れ、変化が起きています。

 

そんな環境にいた人が、急に仕事をせずに休んでいれば不安になるのは当然です。

 

でも長い人生の中で、1年や2年の遅れなど大した問題ではありません。

 

今大事なのは、しっかり休養することです。

 

病気が治れば、また一からやればいいのです。

 

焦ってはいけません。

 

③「不要な人間」という不安

これは、職場で自分がいないのが当たり前になってしまい、もう自分は不要な人間になってしまっているかもという不安です。

 

そもそも会社に不要な人間などいません。

 

復職すれば、かならず仕事を与えられます。

 

病気が治れば、今まで通りやる事がたくさん出てくるのです。

 

だから余計なことは考えず、今は休養に専念してください。

 

人によって程度の差はあるかもしれませんが、休職中は誰でも心のどこかでこのような不安を感じ続けているのです。

 

だから、不安を感じるのは当たり前と考えましょう。

 

あなたには、絶対にやらなければならないことがあります。

 

それは、

 

病気を治す!

 

ということ。

 

さまざまな不安があっても、今は病気を治すことが最優先です。

 

あなたが元通り元気になれば、どんなことでもできるのです。

 

だから余計な心配は忘れて、治療に専念してくださいね。

 

*うつ病は、症状がなくなり治療をする必要が無くなった状態でも完治とは言わず、寛解(かんかい)という言葉が使われています。寛解をわかりやすく言えば「症状が落ち着いて安定した状態」です。

 

 

復職が怖いと感じた時に意識したいこと

 

主治医から、もう復職しても大丈夫ですよとお墨付きがでれば、次は復職に向けた準備を始めることになります。

 

でもこの時、プレッシャーを感じることがよくあるのです。

 

例えば、

 

「復職してちゃんと働くことができるのだろうか」

 

「復職したら、同僚や上司に迷惑をかけないだろうか」

 

こんな不安を感じてしまうのです。

 

つまり、できないことばかりを想像して恐れてしまうわけですね。

 

でも、まずはやってみよう!と受けれる意識を持つことが大切です。

 

 

あなたは無意識に

 

・完璧にやらないと・・・

 

・今までの遅れを取り戻さないと・・・

 

こんなことを考えていませんか?

 

そのように考えると、自分にプレッシャーがかかりできることもできなくなります。

 

だから、そんな時はこう考えてください。

 

・今まで病気だったのだから、以前の自分とは違うのだ!

 

・ベストを尽くせば、それでいいじゃないか!

 

・もし困ったら、誰かに助けを求めればいいじゃないか!

 

一度休職した人が、また元の職場に戻るということはとても大変なことなのです。

 

でも、今経験している休職という体験は、とても貴重なものです。

 

あなたは休職したことで、普通では経験できなかった貴重な体験ができたのです。

 

休職したことで、人生に対する考え方や物に対する見方に少なからず影響を与えたのは間違いないでしょう。

 

復職は新しい人生を始めるチャンスと考えてください。

 

貴重な体験をしたあなたは、他の人よりも何倍も自分の生き方について考えたことと思います。

 

この経験をこれからの人生に是非生かしてください。

 

職場復帰をする時に必ずぶつかる3つの壁

ここからは、ちょっぴり専門的な話になります。

 

専門家によると、うつ病から復職する時には必ず3つの壁にぶつかると言われています。

 

それは、

 

①長欠感情の壁

 

②職場滞在の壁

 

③パフォーマンス回復の壁

 

というものです。

 

この3つの壁がどういうものなのか、そしてどのように乗り越えればいいのかについてお話ししますね。

 

長欠感情の壁とは            

「長欠感情の壁」とは、長い期間、仕事から離れていたために起こる不安感情のことです。

 

 

これは、休職を経験すれば誰もが抱える不安ですよね。

 

逆に言えば、この不安がない方がおかしいのです。

 

だから、この感情を持つことに対して過剰な心配はしないでください。

 

対策としては、「それは当たり前の感情だから心配する必要はない!」と繰り返し自分に言い聞かせることです。

 

そうすることで、気持ちは落ち着きます。

 

またこの不安感情は、職場復帰して時間が経てば自然になくなるものです。

 

でも、少しでも早く不安をなくしたい方には、こういう方法をおススメします。

 

それは

 

自分から同僚に積極的に声をかけると言う方法です。

 

この方法で注意しなければいけないのは、いきなりたくさんの人に声をかけてはいけないということ。

 

なるべく仲の良い友達から少しづつはじめて、まわりの反応を見ながら徐々に人数を増やしていくことが理想です。

 

 

同僚と会話をする機会を増やすことで、不安に押しつぶされそうだった気持ちが軽くなるのです。

 

僕は、この方法で気持ちがかなり楽になりました。

 

少しづつ前進すればいい!

 

という気持ちでやってみてくださいね。

 

職場滞在の壁            

「職場滞在の壁」とは、復職した時に職場で感じるネガティブな感情の壁です。

 

 

例えば職場復帰した時に、次のように感じるということです。

 

・周りの人のスピードについていけない、まだまだ自分はダメだなぁ・・・

 

・内容の軽い仕事ばかり与えられている気がする、自分はもうこの部署に必要ないのかも・・・

 

周りのスピードについてけないのは、長期間休んでいいたのだから当たり前のことです。

 

内容の軽い仕事を与えられるのは、会社が配慮しているからです。

 

因みに僕が復職した時は、やはり業務量が大幅に減らされました。

 

だから最初の頃は、時間を持て余してしまいました。

 

そうすると、まわりで忙しそうに働いている同僚に申し訳ないという気持ちでいっぱいになります。

 

でも同僚も上司も、こちらの様子を観察しているのです。

 

つまり、長期間休職していた僕どう扱ったらいいのか迷っているのです。

 

紆余曲折ありましたが、最終的に僕は「無理に頑張ろうとせず、じっくりやっていこう!」と腹を決めました。

 

それで気持ちが落ち着きました。

 

すぐに休職前と同じように働こうと思わないでくださいね。

 

焦ると再発する可能性が高まります!

 

少しづつ回復すればいいのです。

 

急がば回れですね。

 

パフォーマンス回復の壁 

「パフォーマンス回復の壁」とは、時間と共に業務量が増えてきて忙しくなった時、以前と同じレベルのパフォーマンスができない自分に気づくことです。

 

僕の例で恐縮ですが、当時の失敗体験をお話します。

 

僕は、復職してから3週目に普通の業務量に戻されました。

 

得意先の担当範囲も、以前と同じレベルです。

 

その時は、「これでやっと元の状態に戻れた!」と思いました。

 

そして、

 

今まで休職して会社や同僚に迷惑かけていたのだから、ここで頑張って挽回してやろう!

 

 

と考えてしまったのです。

 

これがいけませんでした。

 

アクセル全開で仕事をして、休憩も取らずに頑張って、残業もしようとしたのです。

 

でも、できませんでした。

 

気持ちは「やななきゃ!」と焦っているのに、身体も頭もついてこないのです。

 

その時になってはじめて、「俺って本来のパフォーマンスが出せるほど回復してないじゃん!」ということに気づいたのです。

 

結局その失敗があってからは、勇気をもって定時に帰るようにしました。

 

もうどう思われてもいいと覚悟を決めました。

 

再発するよりは、ずっとましと思ったのです。

 

休職していたマイナス分を取り返してやろうと思うのは、誰でも思う自然な感情です。

 

でも、焦ってはいけません。

 

僕のように失敗しますよ。

 

あなたが考えているほど、あなたのパフォーマンスは回復していないものです。

 

少しづつ、少しづつ、調子を戻していけばいいのです。

 

復職する時は、誰でも不安でいっぱいです。

 

でも、復職してちょっとするとそんな不安を忘れて、まるでうつ病で休職したことなどなかったように頑張ってしまうのです。

 

これで、再発してしまう人がとっても多いのです。

 

うつ病で復職するのが難しいのは、この点なんです。

 

だって頑張ったらいけないなんて、今までの人生で考えられませんもんね。

 

最初にお伝えしましたが、復職した人の半数は再発しているのです。

 

もし再発したら、退職してしまう可能性が高いんです。

 

そんなの、絶対イヤですよね。

 

だから、ちょっと調子が良くなったからと言って、薬を勝手にやめたり、通院を中断したりするのは絶対やめてくださいね。

 

うつ病で休職した事実は変わりません。

 

でも、人生が終わったわけでも、理想の将来が遠のいたわけでもありません。

 

うつ病、休職、復職という貴重な経験をした人は、経験していない人よりも人生を深く考えています。

 

これからの人生は、もっともっとよくなります。

 

必ず、充実した人生を送ることができますよ。

 

だから一緒に頑張りましょう。