あなたは、上司から悪質嫌がらせ受けたことがありますか?

例えば

・意図的にあなたを困らせたり、故意に意地悪をするとか

・何を言っても否定されたり、人格を全否定されるとか

・理不尽な指示を受けるとか

僕はサラリーマン時代、上司から悪質な嫌がらせを受けた経験があります。

当時の上司は課長だったのですが、社内で評判はいい方でした。

だから、こんな声をよく聞きました。

あの課長は実力がある

あの課長は仕事ができる

あの課長は頭がいい

実際に一緒に仕事をしてみると、頭が切れて、ガンガン仕事を前に進める実力がありました。

社内には100人近くの課長がいましたが、本社の課長でしたので社内での地位も高かったのです。

しかし、一度嫌われると根に持つタイプで、部下がノイローゼになるまで追い詰める人でした。

ところが実力があるゆえに、過去に部下が何人もうつ病になったり会社を辞めたりしているのに、会社から処罰されることはありませんでした。

そして理由は分からないのですが、僕はその課長から嫌われてしまい、さまざまな陰湿な嫌がらせを受けたのです。

こんにちは。

上司も人間ですから、好きな部下もいれば嫌いな部下もいるのは当然だと思います。

しかし、上司は社内では絶対的な権力を握っています。

その上司が権力を使って嫌いな部下をつぶそうとした時、悲劇が起こります。

なぜなら

上司という立場を使えば、意図的にどんな意地悪でもする事が可能だから

です。

特に頭の回転がいい上司の場合、その手口は巧妙になるので周囲の人間に気づかれません。

知恵が回るので、社内の根回しも完璧で、気がついたら被害者が悪者にされる状況ができてしまうのです。

僕の場合、最初は上司の悪意にはまったく気づきませんでした。

でも少しづつ「何かがおかしい」と感じたのです。

そしてある時、この上司はあきらかに悪意を持って僕に意地悪をしている!と確信しました。

それは、同僚から驚くべき情報を聞いたことがきっかけでした。

同僚同僚

おい!大変だぞ!課長が陰で動いて君を潰そうとしているぞ!

まさか!と思ったのですが、気になったので調べてみると、証拠が後から後から出てきてきました。

チャリオ君チャリオ君

ま、マジか!

動かせない決定的な証拠を見た時、この課長は本気で僕をつぶそうとしている!とはっきりと感じました。

身体が震えるほど怖かった記憶があります。

社内では優秀と評判の上司、でも裏の顔は恐ろしいものでした。

社内のほとんどの人は、そんなことを知りません。

被害に遭っている人しか分からないのです。

だから下手に騒げば、周りの人から「被害妄想が強い人」と思われてしまうのが落ちなのです。

この課長が、どのような手口を使って僕をつぶそうとしてきたのか、実際に体験した事をお話します。

今、上司の嫌がらせで苦しんでいる方の参考になれば幸いです。

手口1:達成不可能な目標設定

前の会社では、年に2回ほど個人別に目標設定を決めていました。

その目標が達成できれば昇給したり、ボーナスが増えたりするのです。

課長は、僕にとても高い数値目標を設定してきました。

とても高いというよりは、はっきり言って達成不可能な目標と言った方が近かったと思います。

でも上司は、

課長課長

君には期待しているんだ、これぐらいはできるだろう、心配するな

と言いました。

僕は、たぶん他の同僚も同じうな目標設定だろうと思って大して気にしませんでした。

しかしそれから数か月後、目標に対する進捗状況が悪いということで、毎日のように問い詰められるようなったのです。

課長課長

おい!何だこの進捗状況は!目標達成できなかったらどうやって責任取るつもりだ!

と密室に呼ばれて、毎日のように責任追及を受けたのです。

僕を問い詰めている時の課長の目は、まさに獲物を捕まえた動物ような目をしていました。

僕が怒られて萎縮する姿を見て、課長はストレス発散していたのかもしれません。

後で気がついたのですが、異常に高い目標設定をされたのは僕だけでした。

わざと達成不可能な目標を設定し、毎日追い詰めることが課長の目的だったとことにやっと気がつきました。

そして半年後、予想通り僕は目標に対して大幅未達になりました。

そして上司は、僕の人事評価に最低ランクをつけたのです。

しかし最低ランクの評価というものは、簡単につけることができません。

例えば、

・会社で大きなトラブルを起こして損害を与えた人

・無断欠勤を繰り返した人

そういう特殊な事情がある人につけることが社内で決まっています。

だから、課長がどのような手を使って「最低評価」を僕につけることの承認を得たのか不思議でした。

もしかしたら、部長や人事に周到な根回しをしたのかもしれません。(あくまでも推測ですが・・・)

そしてその後、目標未達と言う同じ理由で僕は2度も最低ランクの評価をもらいました。

その結果、ボーナスが激減しただけでなく、昇給もなくなり、社内資格も降格しました。

因みに前の上司の時は、最高ランクに近い評価を何度かもらったことがあります。

上司の考え方一つで、自分の評価がコロコロ変わる現実に嫌気がさしてしまいました。

手口2:情報を遮断する

ある時のことです。

僕が担当する仕入先の商社の担当とその上司の方が来社してきました。

僕は担当者から事前に来社の連絡を受けていたので、オフィスで待っていたのです。

しかし、受付から来社の連絡が入った旨を課長に伝えると

課長課長

君はココで仕事を続けなさい、僕が対応するから

チャリオ君チャリオ君

え!しかし・・・

課長だけが来客室に行ってしまったのです。

僕が担当なので、後から呼ばれると思って待っていました。

しかし、課長は僕を呼びませんでした。

商談が終わり課長が事務所に戻ってきたので、僕は声をかけました。すると、

課長課長

あれ!お前いたんだっけ、呼ぶの忘れていたよ

とわざとらしく言われました。

この時、この上司の陰湿な悪意をはっきり感じました。

課長は、意図的に情報を遮断していたのかもしれません。

また、こんなこともありました。

隣の部署の部長さんが僕にこう言ったのです。

部長部長

君の担当に関する大事な情報を見つけたから、〇〇課長にメールしといたよ

しかしそれから数日経っても、課長からその情報が僕に転送されることはありませんでした。

それで僕は課長に聞いたのです。

チャリオ君チャリオ君

〇〇に関する情報が△△部長さんからメールで来ていませんか?

すると課長は、白々しくこう言いました。

課長課長

そんな情報来てたかな?調べて後で転送するよ

実際、後でメールは転送されてきたのですが、もし僕が聞かなかったら永遠に転送されなかったでしょう。

このように、意図的に情報を遮断しているのでは?と思われる行動に何度も遭遇しました。

手口3:マインドコントロール

ある時、課長からこんな事を言われました。

課長課長

君と一緒に仕事をした人は、みんな迷惑を受けたと言うんだよ

いきなりそんなことを言われて、僕はびっくりしました。

それで、

チャリオ君チャリオ君

申し訳ありません。誰に迷惑をかけてしまったのか教えてもらえないでしょうか

と聞いたのです。

すると課長は、

課長課長

みんなはみんなだよ、そんなことも分からないのか、バカかお前は!

とやや逆切れ気味に怒鳴ったのです。

僕はそれ以上、何も聞けなくなりました。

というか、課長が口から出まかせを言っているとしか思えなかったので、これ以上話す気にならなかったのです。

なぜ課長がこのような発言を僕にしたのでしょうか?

後で分かったことですが、これ陰湿なマインドコントロールでした。

因みにマインドコントロールでよく使われる手口には、次のようなものがあります。

上司がよく使うマインドコントロールの手口

・具体的な名前を出さず「みんな」という言葉を使う。

・具体的に何がどのように問題なのかを言わない。

まさに課長が使った手口と同じです。

「みんな」という抽象的な言葉を使うことによって、他の人が全員そう思っていると信じ込ませようとしているのです。

そして、具体的な問題点を言わないことで、本人の不安を煽ります。

さらに一方的に批判することで、「おそらく自分に問題があるからみんなに迷惑をかけているのだろう」という自責の念を持たせようとしているのです。

もし、あなたの上司がこのような手口で不安を煽ってきたら、どうか注意してください。

手口4:罪悪感を持たせる

課長課長

お前の努力が足りないからこういう結果になるんだよ

このような言葉を、課長からよく言われました。

当時の課長は「すべてお前が悪い」と思わせる達人でした。

真面目な人は、まじめであるゆえにすぐに反省する傾向があります。

そして、「本当に自分が悪いからいけないのだ!」と思い込んでしまうのです。

そうなると、

相手からどんな理不尽な批判を受けても、一方的に受け入れる精神状態

になってしまいます。

部下に罪悪感を持たせるのは、そこにつけ込んだ悪質な手口です。

なぜなら、部下が罪悪感を持つと、どんなことでも本人の責任になすりつけることができるからです。

だから悪質な上司にとっては、最高に都合がいいわけです。

あなたの上司がこのような手口を使っていないか、一度疑ってみてください。

その事に気づくだけでも、気持ちに雲泥の差がでてきます。

手口5:権力を使って仕事の邪魔をする

前の会社では、何をするにも「上司の許可」が必要でした。

例えば、近くの自社工場に行く時でも、申請書に書いて上司に伺いを立てなければいけません。

でも実態は形式的なものでした。

だから事後報告をしたり、または報告しない同僚さえいました。

しかし僕が課長に申請書をメールすると、却下されることがよくありました。

理由を聞くと、

課長課長

他にやる事があるだろう

と言うのでした。

具体的に「何を片付けてからにしろ!」とは言わないのです。

僕は途方に暮れてしまいました。

このまま事務所にいては、工場での打ち合わせの仕事が間に合わなくなります。

そこで、

チャリオ君チャリオ君

緊急の仕事は片付いていますので、工場に行ってもよろしいでしょうか。どうしても緊急の打ち合わせがあるのです

と再度申請をしました。

すると今度は、

課長課長

お前が必要だと思えば、勝手に行けばいいじゃないか!

と言うのです。

チャリオ君チャリオ君

・・・・・・

それ以降、緊急の用事がある時は、課長の返事を待たずに工場に行くようにしました。

ところがある時、突然こう言われたのです。

課長課長

お前、俺の許可も取らずに勝手に工場に出かけたな、明かな業務違反だ、どう責任取るつもりだ!

と怒鳴ってくるのです。

この時は、呆れて反論する気にもなれませんでした。

結局、課長は僕が何をしても怒りたいのだということを悟りました。

手口6:フェイクニュースを作る

ある時、以前上司だった部長さんから、こんなことを言われました。

部長部長

お前のところの課長が、お前が問題ばかり起こして困るとこぼしていたけど、一体何があったんだ?お前らしくないぞ

僕はそれを聞いて、ビックリしてしまいました。

特に大きなミスをした記憶はありません。

チャリオ君チャリオ君

そう言われましても、すぐに思い当たることがないのですが・・・

僕は、「もしかしたら課長が口から出まかせを言っているのではないか」と気になりました。

それで、親しくしている他部署の課長さんに聞いたら、課長が同じような話を社内に拡散していることが分かりました。

つまりフェイクニュースを拡散して「俺はダメな部下を持った可哀そうな上司」という演技をしているのです。

そこまでして、僕を陥れようとする異常な精神状態が理解できませんでした。

そして、あまりに大人げない手口にただ悲しくなりました。

手口7:突然、はしごを外す

これは、僕がプロジェクトリーダーをやっていた時の話です。

このプロジェクトは、外部の調査機関を巻き込んだ大掛かりなものでした。

関連部署の人と何度も打ち合わせを繰り返し、事前準備に3ヶ月もかかりましたが、なんとか社内をまとめることができました。

そして、いよいよ新たに工場を作るという時になって、僕は課長に正式な稟議書を提出しました。

もちろん、その内容は事前に何度も課長に進捗状況を報告していたものです。

しかし一週間経っても役員の決裁がおりません。

チャリオ君チャリオ君

やばい、一体どうなっているんだろう・・・

早く決裁しなければ、スケジュールに遅れが出てプロジェクトが流れてしまいます。

それで課長に確認しました。

チャリオ君チャリオ君

あのぉ~すみません、プロジェクトの稟議書は今どうなっているのでしょうか

すると課長は、

課長課長

あの稟議書の内容では上に回せない!

と不機嫌な顔で言うのです。

チャリオ君チャリオ君

ゲェェェ!今頃何言ってんだ!それならもっと早くいってくれよ!

と僕は心の中で叫びました。そして

チャリオ君チャリオ君

至急修正したいのですが、今から修正して役員の決裁はすぐに下りるのでしょうか?

と聞きました。

課長課長

役員決済は、早くても一週間後だ!

チャリオ君チャリオ君

オーマイガー!

その日、僕は徹夜で稟議書を修正し、翌日の朝一に再提出しました。

このプロジェクトは、課長と一緒にすすめてきた案件です。

稟議書を出した段階で、すぐに修正箇所の指摘を受けていれば、徹夜することもなかったでしょう。

なのに、どうしてこのような嫌がらせをするのか僕には理解できませんでした。

ただ今回の件は、「どうして稟議書の決裁がこれほど遅れたのだ!」ということが後日、社内でちょっとした問題になったのです。

そして稟議書の日付欄から、課長の机中で滞留していたことが明らかになりました。

しかしその事が、役員に知られることはありませんでした。

課長が必死に社内根回をして、完璧な口封じをしたからです。

そういう事に関しては、恐ろしいほど頭の回転が速い人だったのです。

手口8:時々優しくなる

稟議書事件の後、課長は僕にこんなことを言いました。

課長課長

お前のことを本気で心配しているのは俺だけだぞ

笑顔で優しく言うのです。

あまりに白々しいその態度に、どう反応していいのか僕は戸惑ってしまいました。

その後も以前とは態度が変わって、時々優しくなるのです。

そして気がついたら、

チャリオ君チャリオ君

この課長は、本当はいい人かもしれない

と僕は思ってしまいました。

あれほど陰湿な嫌がらせを受けたので、まったく情けない話です。

しかし数か月後、課長はまた意地の悪い上司に変身していました。

まったく僕はおバカさんでした。

稟議書事件の影響で社内での評判が悪くなったから、周りの人が見ている場で僕に優しい態度をしていただけなのです。

表面的には優しい人を演じながら、裏ではとんでもない事をする!

そのような管理職は、世の中にはたくさんいるのかもしれません。

そして、素直な人はすぐにダマされてしまうと思うのです。

でも、僕はもう優しい言葉にはダマされません。

手口9:意図的に無視する

僕がいた部署では、毎週月曜日の夜までに前週の業務報告をメールで上司に送るのがルールでした。

上司はその報告を読んで、メールで一人一人に指示を出すのです。

しかしある時から、僕には返信が来なくなりました。

最初はそれほど気にしていなかったのですが、あまりに返信が来ないので心配になりました。

それで同僚はどうなっているのか確認すると、同僚にはちゃんと返信がきていました。

その時「課長は意図的に無視している」と確信しました。

こんなこともありました。

議やミーティングの席では僕と普通に会話するのに、同僚がいない場所になると無視する

のです。

同僚がいる前であからさまに無視すれば「あの課長は大人げない人だね」と言われるのを恐れたのかもしれません。

何でそこまでやるのだろうと、またまた悲しくなってしまいました。

手口10:密室で脅す

僕は、たびたび課長から呼ばれて密室に連れていかれました。

そして、

密室で僕の人格を全否定する

のです。

例えば「だらかお前はダメなんだ!」とか「お前は何をやってもダメだろう」とか「お前なんかどこに行っても通用しない」というようなことを30分近くも説教するのです。

部下の人格を否定しても業績が上がるわけではありませんし、部下のやる気が上がるわけではありません。

なのにわざわざ時間をかけてそんなことをするのは、人格を全否定された僕ががっくり落ち込む姿を見て楽しむためかもしれません。

僕は、この課長がストレス解消のためにやっているとしか思えませんでした。

密室でどんなひどい事を言っても、他の社員に聞かれる心配がありません。

だから何も証拠も残らないのです。

ある時、課長は驚くべき事を言いました。

課長課長

お前をいつか懲戒解雇にしてやるからな

すわった眼で、ニタニタしながら言うのです。

この時、この課長は異常人格者だと思いました。

もちろん、課長にそんな権限はありません。

でも僕はこう思ったのです。

チャリオ君チャリオ君

この人ならどんな手を使ってもやるかもしれない!

それで僕は退職する決意を決めたのです。

でも、ただ辞めるのも悔しかったので、その日から携帯録音機を身につけるようにしました。

そして密室で暴言を浴びるたびに、それを録音したのです。

結果的に、この録音が僕を救ってくれました。

僕の退職の意思は変わらなかったのですが、その理由をこの録音機が証明してくれたからです。

そして僕はかなり恵まれた条件で退職することができました。

悪質な上司への対策

悪質な上司の嫌がらせにどうしても耐えられなくなった時、どのような対処法があるのでしょうか。

裁判で争うとか、反抗するとか、仲間を作るとか、そのような対処法がよく言われています。

でも、僕的にはこれしかないと思っています。それは、

逃げる!

パワーのある上司から陰湿な嫌がらせやいじめを受ければ、誰でも精神的に弱ってしまいます。

そうなれば、戦う気力なんてないのが普通です。

でも、上司と顔を合わせていれば、いつかまたやられてしまいます。

それに耐える自信がある人はいいのです。

でも、その自信がない人は、逃げるしかないと思うのです。

逃げるといても、いろいろな方法があります。

体調不良で休むという方法もありますし、メンタル不調で休職するという方法もあります。

僕の場合は、退職という道を選びました。

部下がつぶれるまで追い詰める上司は、普通の人ではありません。

おそらく、話せばわかるというようなレベルの問題ではないでしょう。

だから、まともに向き合っても、自分が潰されるだけだと思うのです。

もし、今あなたが深刻に悩んでいるのならどうか行動してください。

上司のために、自分の貴重な人生を潰す必要はありません。

会社があなたを守ってくれるとは限りません。

同僚があなたに同情するとも限りません。

自分のことは自分で守るしかないと僕は思うのです。

人間は追い詰められて窮地に陥ると、自分で誰かに助けを求める力もなくなってしまうというのは本当です。

僕は経験をしたことがあります。

あまり我慢しすぎると、僕のようにメンタルをやられていまいますよ。

その会社だけが人生ではありません。

どうか、後悔しない人生を送ってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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