50代のおっさんが会社を辞めればどうなるか?ネットで検索すると、家庭崩壊!とか、家計破綻!とか・・・そんな不安を煽るような情報ばかりが、たくさん出てきます。でも私が実際に会社を辞めてみたら、そんなことはまったくありませんでした。不安を煽るような記事を書いた人は、おそらく実際に退職せずに記事を書いた人が多いのではないでしょうか。もちろん人によって状況はさまざまなので、一概に大丈夫とは言えません。しかし、少なくとも私は特別なケースだとは思っていません。ごく普通のどこにでもいるような平凡なサラリーマンだと思っています。今、会社を辞めたいと悩んでいる方、仕事が嫌で嫌で毎日辛い思いをしている方、そんなサラリーマンはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。中高年が会社を辞めることに否定的な意見が多い中、私の体験談は何かしらの参考になるのでは思ってこの記事を書きました。

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実際に辞めて分かった早期退職のリアル

 

毎日会社を会社を辞めたい、辞めたいと思いながら働いていた私は、50歳の時に本当に退職してしまいました。特に大きな財産があったわけでもなく、特別な技術も資格もなく、転職先の目途がついていたわけでもありませんでした。

 

だから不安はありました。退職後の世界をリアルに想像できなかったので、実際に退職した人の体験談を必死に探していました。

 

毎日会社から帰宅する電車の中で、「早期退職 体験」とか「脱サラ 独立」とかとか・・・そんなキーワードをスマホに打ち込んで、情報を集めていました。

 

しかしなかなか自分のケースにピタリと当てはまるような体験談や情報は見つかりませんでした。そんな状態でしたが、エイヤー!と私は早期退職に踏み切ったのです。

 

それから数年経った今、私が感じる正直な気持ちは

 

あ~、こういう生活もあったんだな!今までなんてもったいない生き方をしていたんだろう!

 

これがリアルな実感です。サラリーマン在職中は、

 

辞めたら収入がなくなる!⇒収入が無くなったら家族が路頭に迷う!⇒だから死ぬほどつらいけどやめるわけにはいかない!

 

このような考えがグルグル頭の中で回りだし、出口が見えない暗闇の中で、もがいているようでした。しかし一方では、

 

仮に辞めたとしたら何年ぐらいは食べていけるだろうか?

私のような平凡な人間が独立することなんてできるだろうか?

50歳でやめて1人でできる仕事って何があるのだろうか?

 

そんなことも考えていました。最終的に決断できたのは、家族の後押しがあったからです。家族の応援を得られず、あのまま会社にしがみついていたら、私は後悔しながら毎日を送っていたでしょう。

 

人生で大切なことの一つは、ほんとに自分がやりたかったことを本気でやろうとしたのか!だと思っています。

 

非常識だからとか、他人の目があるからとか、世間体が悪いからとか、そんなことを理由にして我慢するよりは、ただただ自分のやりたいことに正直になることのほうがよっぽど大切だと思うのです。

 

ネットの情報は、不安を煽るものばかり! 

 

「早期退職 必要な貯蓄額」ネットでこう検索すると、一番最初に出てきたサイトでにはこう書かれていました。

 

50歳で必要な貯蓄額は8400万円以上、40歳だと1億2000万円以上!

 

これってどう思いますか?金額が現実離れしすぎているというか、私にはまったくピンときませんでした。ほかのサイトをみても、最低3000万以上必要とか、5000万円以上必要とか書かれています。

 

いづれにしても、早期退職するには驚くほどの大金が必要だと言うのです。なんでそうなるのでしょうか?記事を読んでみると、だいたいこんなことが書かれていました。

 

●ゆとりある生活には月30万必要だ

●だから死ぬまでの年数x30万が必要だ

●ただ年金があるから、その分を引くと必要なお金はこのぐらいだ!

 

大筋で、これに近いストーリーで記事が書かれているサイトが多いと思います。でもこれって相当なお金持ちじゃないと不可能ですよね。まじめに子供を育て、家のローンを払っている人が、そんな大金を貯金できるとは思いません。

 

そもそもネットの記事に書かれている生活費、これは平均値です。平均値は、平凡な家庭の生活費ではありません。たいていは、富裕層の生活費が平均値を底上げしているものです。

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因みに私は嫁さんと2人で暮らしですが、現在の月の出費額はだいたい22~23万円程度です。もちろん節約は意識していますが、この金額でもそれなりに豊かな生活を送れています。

 

年2回は旅行に行きますし、貧乏しているという感覚はまったくありません。ありがたいことに嫁さんは元気で、まだまだ働きたいと言っており、実際にパートで働いていて収入があります。

 

今の私の収入と合わせると、出費額を上回る収入になります。だから貯金は減りません。そうなると、「50歳で早期退職するには最低〇〇〇万円必要だ!」という情報は、いったい何だったんだろうと思います。

 

もちろん人によっていろいろ状況は違うと思いますが、少なくと夫婦がともに健康であれば、早期退職するのに必ずしも大金は必要ないのではないか!というのが私の実感です。

 

私が辞めた時の資産と出費はこんな感じ

 

会社を辞めた時、我が家の貯金額は300万円しかありませんでした。退職金は、税金が引かれて800万円が入金されました。それに早期退職による割増退職金が500万円、なので退職直後の我が家の貯金は1600万円でした。

 

一方支出ですが、一番大きい住宅ローンの残高が300万、これを退職金を使って完済したので、最終的に手元に残ったのは1300万円でした。これが退職直後の全財産です。因みに教育費は、こどもが成人していたので0円でした。

 

この金額が底をつく前に独立して収入を作ればいい!私はそう考えていました。年間の生活費から嫁さんパート収入を引くと、「今後必要なお金はいくらなのか」、「いつまでに必要なのか」ということが具体的に見えてきます。

 

そのおかげで、少なくともお金の不安に振り回されずに、退職後の生活を送ることができ、慌てずに独立の準備をすることができました。

退職1年目に260万も投資?そのワケは?

退職直後の貯金は1300万円でしたが、私は退職したその年に260万円も自分に投資しました。実に貯金の2割を使ったのです。しかしその後は、ほとんど大きな投資はしていません。

 

でも、退職初年度に大きな投資をしたおかげで、その後の人生がかなりうまくいったと思います。実際に使ったお金の内訳は、軽自動車が140万、独立のための学校に100万、パソコン20万円です。

 

これらは独立するために必要不可欠と判断したから思い切って投資しました。なぜ軽自動車が必要?と思われるかもしれませんが、退職してから車で移動する機会がものすごく増えたのです。

 

今まで使っていた自家用車は、燃費がとても悪くてちょっとの移動でもガソリン代がかかりました。当時収入がなかった私は、ガソリン代がかさむのが嫌で、極力外出しないようにしていたのです。

 

その結果、私は家に引きこもるようになり、そのことで独立に向けた準備にいろいろと悪い影響がでてきたのです。そこで思い切って燃費のいい軽自動車を買ったのです。

 

ガソリン代を気にしないようになってからは行動範囲が広がり、情報収集の面でも精神的な面でもプラスになることが多かったと感じています。

 

また、勉強のために100万円を投資して学校に入りました。退職直後はお金をかけたくなかったので、ネットで情報を集めながら独立に向けた勉強を1人で頑張っていました。

 

しかしタダで得られる情報だけではどうしても限界があります。実際に起業するところまではいきません。また、だれにも頼らず一人で頑張っていると、自分がやっている方向が本当に正しいのか?そういう不安が常に付きまといました。

 

だからどうしても信頼できる人の教えが必要だと思ったのです。しかしどこの誰に頼ったらいいのかわかりません。いろいろ迷った挙句、この人だったら騙されてもしょうがないと思える人をなんとか見つけることができました。

 

私は、その人が運営する学校にほとんど即決で申し込みました。結果として、私は無事に独立することができました。一人で頑張っていたのでは、とても独立はできなかったと思います。

 

100万の投資は勇気がいりましたが、1年後には元を取り戻すことができました。そしてその後も安定した収入ができましたので、本当に投資してよかったと思います。

 

まとめ

最近は、若い人でもどんどん会社を辞めて、独立する人が多くなってきました。会社だけが人生ではない時代が確実にやってきてるのだと思います。

 

しかし一方では、会社以外に生きる道がないというか、辞めたら地獄みたいな発想も根強く残っています。どちらも真実かもしれません。

 

でも一度しかない人生ですから、私のように死ぬほど会社が嫌だという人は、一度違う道を考えてもいいのではと思います。

 

50代で会社をやめてうまく独立できた人もいれば、破産した人もいるかもしれません。どちらにしても決めるのは自分で、決めた後の責任も自分にあります。

 

ただ、私のような平凡なサラリーマンでも成功できたという事実は、是非知っておいてもらいたいと思うのです。
こちらの記事も合わせてご覧ください⇒早期退職後の生活費や税金の詳細と管理方法

 

 

 

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