今、会社を辞めたいと悩んでいる人はたくさんいるのではないでしょうか。つい数年前の僕がそうでした。毎日仕事が辛くて、面白くなくて、自分の時間がどんどん無駄に消耗していくような感じがして、本当に苦痛でした。出口の見えない暗闇の中で悩み続けました。しかしとことん追い詰められた時、新しい気づきを得ることができました。そのおかげで生き方が変わり、僕の人生は激変しました。この気づきを得るまでの心の葛藤と人生を変えた気づきについて、自分への備忘録もかねてまとめました。今悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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毎日どうしてこんなに仕事が辛いのだろう

 

40代後半の頃、毎日仕事がとても辛く感じていました。それまでは、そんなふうに仕事を辛く感じたことはあまりありませんでした。しかしなぜかそう感じるようになったのです。

 

どんな仕事にしろ、それぞれ大変です。楽な仕事なんてなく、辛いのは当たり前という概念が僕にはありました。だから仕事が辛いと思っても、

 

そんなのしょうがないことだ!当り前じゃないか!

 

と無意識に自分自身に言い聞かせていたのです。でも時間が経つにつれて、

 

どうしてこんなに仕事が辛いのだろう、本当にこれが当たり前なんだろうか?

 

と強く疑問を持つようになりました。

 

 

ほかの人たちは、みんな僕と同じように苦しんでいるのだろうか?

口では大変と言いつつ、それなりに仕事を楽しんでいるのではないか?

 

 

とも考えました。やがて

 

辛いのは自分だけだ!

 

と孤立したような気持ちになったのです。仕事が辛いと感じる原因を突き詰めて考えてみると、大きく2つありました。

 

一つは、役員のためだけに作る膨大な資料にほとほと嫌気がさしていたこと、もう一つは上司とそりが合わず人格や能力を徹底的に否定されていたことでした。

 

自分は仕事ができないダメ人間なんだ!

 

役員のために作る資料だけだったら、まだ精神的には耐えられたと思います。しかし、毎日人格を否定する上司と一緒に仕事するのは、きつい事でした。

 

今までのサラリーマン人生で、上司からこういう扱いを受けた経験はありませんでした。たまたま上司に恵まれていただけなのかもしれません。そこそこの評価をもらいながら、それなりに楽しく仕事をしていたのです。

 

しかし上司が変わってからは、状況が一変しました。でも最初は、こう考えていました。

 

上司とそりが合わないなんてことはどこでもある話、大したことない!

 

とか

 

我慢すればそのうち状況が変わる!被害者意識は捨てよう!

 

そう自分に言い聞かせて、それで2年くらいは我慢していたのです。しかし次第に考え方が変わってきて、自分を否定するようになったのです。例えば

 

もしかしたら本当に自分はダメ人間なのかもしれない!

 

とか

 

自分は会社にとって厄介者なのかもしれない!

 

本気でそう思えてしまうのです。そういう心理状態になると、自分に対する自信がまったくなくなります。その結果、集中力が低下したりミスが増えてきます。そうなるとまた上司から

 

だからお前はダメなんだ!本当に使えない奴だな!

 

と言われ、ますます悪循環が続くのです。

 

もうこんな仕事は嫌だ!

 

悪循環が続くと、体調に異変が出てきます。夜中に大量の汗をかいて布団がビショビショになったり、通勤途中で吐き気がして途中下車したりするようになりました。

 

なんとか会社についても、30分もすると家に帰りたくなって足が震えだすのです。それで逃げるようにトイレに行って深呼吸をして、また自分の席に戻るというような状態でした。

 

その頃になると頭の中はこういう考えで埋め尽くされていました。

 

会社辞めたい、仕事イヤだ、もう何もしたくない!

 

ただ一方では、こんな風に自分自身を叱っていました。

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いい年した男が何をバカなこと考えているのだ!

 

精神的には既に限界なのに、フラフラと仕事を続けていたのです。毎日帰宅時間になると、もう地獄から抜け出すような気分でした。帰りの電車の中では、ひたすら転職に関する情報を集めていました。

 

でもその時にいつもある恐怖が浮かんできます。

 

転職しても結局また同じことが起こるかもしれない!

 

この時は、もう自分に対する自信がまったくなくなっていて、何をやってもうまくいく気がしませんでした。

 

不思議な体験をしたのはこんな時でした

 

いつも頭の中で考えるのは、こんなことです。

 

 

 

 

そもそもこの歳で転職なんてできるのだろうか?

 

仮に転職できたとしても、上司と合わなければまた同じ運命だ!

 

やっぱりこのまま我慢するしかないのか!

 

いやいや、これ以上は耐える自信がない!

 

逃げ出せないならもう死んでしまいたい!

 

 

 

 

憂鬱な気分で押しつぶされそうでした。ある日、僕は会社に行くことができなくなってしまいました。

 

家を出たまま海に向かっていたのです。どうしても足が会社に向かわないのです。携帯電話がなっても出る気力がありませんでした。

 

ただ、逃げ出したい一心でした。海について、携帯のスイッチを切って、何時間もボ~としていました。ポカポカと気持ちのいい陽気です。小さい女の子が母親と楽しそうに遊んでいます。心が和みました。

 

少しだけ気持ちが落ち着いたときに、これからどうしようかとぼんやり考え始めました。その時、心の中で不思議な自問自答が起こりました。

 

自分の中の不思議な自問自答

 

いつものようにネガティブな自分に対して、突然ポジティブな自分が現れて自問自答が始まったのです。

 

ネガティブ君:転職してもまた同じことが起こるかも・・・

ポジティブ君:転職しなきゃいいじゃん、独立でもしてみたら?

 

ネガティブ君:嫁さんや親が悲しむかも・・・

ポジティブ君:そんなことは聞いて見なきゃわからないじゃん、ダメだったら一人で生きればいいんだよ。

 

ネガティブ君:社内の同僚に合わせる顔がない・・・

ポジティブ君:別に死ぬまで顔合わせなくてもいいじゃない。

 

ネガティブ君:辞めたら収入がなくなったら生活できないかも・・・・

ポジティブ君:自信を取り戻せば何とでもなるよ、今までだってちゃんとやってきたんだから。

 

こんな感じでネガティブ君とポジティブ君が会話が延々と続きました。そのうちに、

 

何とかなるかも!いや、何とかなるに違いない!

 

と思えるようになったのです。どうして突然こんな風に考えることができたのか分かりません。ただ僕は、土壇場になってやっと気づいたのです。

 

自分を本当に縛っていたのは、上司ではなく自分の固定観念だったと!

 

まとめ

僕の心の中には、そもそも自由でポジティブな思考があったのです。でも自信を失ってからは、そんなポジティブ思考は忘れてしまいました。自分に自信がなくなると、まわりの人の考えや一般的な常識に流されるようになります。

 

その結果、変な固定観念ができ上がり自分自身を縛っていたのです。暗闇にいる時は、当たり前のことに気づきません。死ぬほど辛いのなら辞めればいいだけだったのです。僕はこんな当たり前のことにやっと気づいたのでした。

 

人生は苦しむためにあるわけではないし我慢を続けるのが美徳でもない、そういう視点を取り戻すことができるようになりました。本当に苦しんだけど、苦しんだ経験は無駄ではなかったと思っています。

 

一度しかない人生、どのように生きるかは自分次第です。会社に残るのもありだし、辞めて独立するのもありです。自分で結果に責任をとる覚悟があれば、どうにでもなるのです。

 

誰かに振り回されるのではなく、自分の意志で時間をコントロールするようになって、僕は人生を楽しむことができるようになりました。価値観は人それぞれですので、どれが正解ということはないと思います。

 

ただ主役は自分自身です。どうか後悔しないように楽しんで生きてください。

 

こちらの記事も合わせてご覧ください⇒会社を辞めたい!50代で本当に退職したから言える実感とは

 

 

 

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