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こんにちは!「会社を辞めたいと思っている人のための情報館」です。
結婚幸せな時間は2年で消えていく」とブリティッシュ・コロンビア大学のダン博士は言っています。
(*ダン博士とは、あのNHKの白熱教室でも取り上げられた「幸福学」の最先端を研究する学者です)

 

これってちょっと信じられない気がしませんか。なぜこのような結論になるのでしょうか?

 

ダン博士は膨大な調査データーの結果より、その根拠を示しています。では結婚して2年経つと不幸になってしまうのでしょうか。いえいえ、そんなことはありません。

 

ポジティブ心理学の先駆者たちによると、ちょっとした3つの対策をすることで、誰でも幸せを作り出すことができる!としています。

 

ではその3つの対策とはどのようなものなのでしょうか。具体的な調査結果を出しながら、分かりやすくご紹介していきます。

 

未亡人の人生満足度って?

 

下記のグラフは、夫と死別した女性の人生満足度を調査したグラフです。ドイツで数万人の未亡人を対象に長期間、追跡調査したものです。

 

 *縦軸が「人生満足度」上に行くほど高い   横軸が「期間=年」

出典:Clark,Diener,Georgellis&Lucas(2008)

 

このグラフを見るとちょうど真ん中のところにV字の谷ができていますよね。ここが、夫が亡くなった年です。亡くなる数年前から人生満足度が下がっているのは、亡くなると分かってから数年間の時間があったためでしょう。

 

さてグラフを見ると、夫の死後、未亡人の人生満足度はV字回復しています。つまり多くの女性は、夫の死後約2年間で立ち直り、人生満足度は以前と同じように戻っていたのです。

 

さまざまなケースがあるので、すべての未亡人がこの通りになるわけではありません。しかしこのデーターは、多くの人の平均から出しています。だからほとんどの未亡人で同じような傾向があると言えるのです。

 

配偶者の死別というとても辛い出来事があったとしても、人は時間と共に人生満足度を回復させるのです。因みに、妻に死別された男性を調査したところ、これとほぼ同じ結果がでました。

 

結婚で得られる幸福感はたった2年?

 

では結婚の幸せ時間について見てみましょう。下の図は、結婚した女性の人生満足度を調査したグラフです。
このグラフも、ドイツで数万人の女性を対象に長期間、追跡調査したものです。

 

*縦軸が「人生満足度」上に行くほど高い   横軸が「期間=年」

出典:Clark,Diener,Georgellis&Lucas(2008)

 

グラフを見ると、結婚した時の人生満足度は高くなっています。誰でも結婚した時は、人生満足度が高いのです。ところがそれからたった2年の間に人生満足度は元のレベルに戻っています。

 

だれでもそうなるとは断言できませんが、多くの女性でこのような傾向があるという事実は驚きです。

 

このグラフから分かるのは、結婚のような人生の一大イベントでさえも、人生満足度は永遠に続くものではないということです。

 

では、人生の満足度を維持するにはどうすればいいのでしょうか。そのカギを握るのは、幸福を作る3つの条件です。

 

幸福を作る3つ必須条件とは

ブリティッシュ・コロンビア大学のダン博士によると、幸福を作るには、誰にでも欠かせない共通した3つの要素が必要と言っています。それは次の3つです。

 

①人との結びつき

②親切

③ここにいること 

 

でも、これだけ言われてもよくわかりませんよね。そこで一つ一つ、その理由と根拠をご説明します。

 

必須条件その① 人との結びつき

 

ポジティブ心理学の先駆者、エド・ディーナー博士とマーティン・セリグマン博士は、次のような調査をしています。

 

博士たちは、幸福度の高い人たちを対象に「何が彼らの幸せに影響を与えているのか」を調べました。膨大なサンプルデーターをとり、その中で特に幸福度が高い上位10%の対象者の中から「幸せな人たちの共通点」を見つけたのです。

 

その共通点とは「社会との結びつきが強い」ということでした。つまり幸福度が高い人は、みな共通して友人や家族と良好な関係をもっている人たちだったのです。

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ただ、上位10%以外の対象者の中にも「社会との結びつきが強い」人はたくさんいました。だから、他人と良好な関係を築くだけでは不十分です。

 

しかし、他人と良好な関係を築くことは、間違いなく「幸せになるための必須条件」の一つなのです。では残りの2つの必須条件は何なのでしょうか。

 

必須条件その② 親切

 

幸福を作る2つ目の条件は親切です。

 

アメリカの心理学者ソニア・リュボミアスキー博士がおもしろい実験をしています。博士は学生たちを2つのグループに分けました。1つのグループには「週に1日だけ5つの親切をすること」とし、もう一方のグループには「1日に1つだけ親切にすること」という単純な行動を実行させたのです。

 

結果はどうだったと思いますか。意外な結果がでました。

 

結果

 

●週に1日だけ5つの親切を実行 ⇒ 幸福感が高まった

●1日に1つだけ親切を実行 ⇒ 幸福感に変化なし

 

いかがでしょうか。ちょっと予想とちがったのではないでしょうか。この結果から分かるのは、親切という単純な行動をすることで幸福感を得られる。しかしそれは多くの人にしなければ効果が得られないということです。

 

また別の実験ではこんな結果もでています。

 

2つのグループを作り毎週一回のペースで日記を書いてもらいました。

 

一つのグループにはどんな小さなことでもいいから感謝の気持ちを書くようにし、もう一方のグループには普通の日記を書くように指示しました。そして10週間後、2つのグループの幸福度を比較しました。

 

結果

 

●感謝の気持ちを書き続けたグループ ⇒ 幸福感が高まった 

●普通の日記を書き続けたグループ ⇒ 幸福感に変化なし

 

この実験から分かるのは、感謝の時間を持つことも幸福感が増す要因になるということです。ということで、幸福を作る2つ目の必須条件とは、人に親切にし感謝の時間をもつことです。

 

必須条件その③ 今ここにいること

 

幸福を作る3つ目の条件は「今ここにいること」です。と言われても、あまりに抽象的な表現なので、????となるかもしれません。

 

「今ここにいること」とはどういう意味なのでしょうか。誰でも「心ここにあらず」という時があります。つまり頭の中が上の空ということです。そういう状態が幸せを遠ざけるというのです。

 

といっても、まだよく分かりませんよね。そこでスマホを例にあげて説明しましょう。

 

スマホの使い方は幸福と関係がある?

 

心理学者のキリングスワース氏とギルバート氏は、こんな調査をしています。スマホのアプリを使って「あなたは今やっていることと別の事を考えていますか?」という質問をしたのです。

 

すると、日中の3割は今やっていることとは別の事を考えていることが分かったのです。つまり、誰かと会話している時にまったく別の事を考えたり、勉強中に関係ない事を考えているということですね。

 

あなたは何かに集中している時にメールやツイッターなどのお知らせ音がなると、無視できますか。気になって今やるべきことに集中できなくなるのではないでしょうか。

 

つまりスマホを常時チェックしていると、今やるべきことに集中できず注意力が散漫になってしまうのです。

 

ところでスマホを常時チェックしていると、ストレスがたまるというおもしろい調査があります。

 

あるグループの学生に、メールのチェックを1日3回だけにしてもらい、もう一方のグループの学生には見たい時にメールを見てもよいとしたのです。

 

そして1週間後、ストレス度を測ってみると、1日3回だけメールをチェックしたグループの方がストレスが低いという結果が出たのです。

 

つまり注意力散漫になった結果、ストレスをため幸福度が下がると考えられるのです。

 

「今、ここにいること」とは、別の言葉で言えば「目の前のことに集中すること」です。

 

例えば大好きな釣りをしている時に、翌日の仕事の心配ばかりしていては、釣りに集中できず憂うつな気分になり、幸福度が下がるということです。

 

逆に言えば、今やるべきことに集中できれば、幸福度は高まるのです。

 

まとめ

科学的に「幸福」を研究した結果、結婚のような幸運があっても幸福感は長続きせず、逆にパートナーと死別するような悲運を経験しても時間と共に幸福感は回復するということがわかってききました。

 

また幸福を作るカギは「人との交流」「親切」「今ここにいること」の3つが必須条件でした。

 

ところで、僕はどちらかというと内向的な人間なので、引きこもりやすく、社会との結びつきは弱い方です。しかし僕のような内向的な人でも、ちょっとした工夫をすることで幸福度を上げることができます。

 

例えば、散歩中にすれ違う人に目であいさつするとか、スーパーで買い物をする時に意識してレジの人と一言だけ交わすとか、近所の人に出会った時に自分から一言だけ挨拶するとか、そんなちょっとしたことを意識して行動することで幸福度が上がるのです。

 

無理して社交的になるのではなく、日常生活の中で意識して少しだけ人と関わるようにすればいいだけなのです。これだったら、できそうな気がしませんか。

 

幸福は貯金することはできません。だからいつもゼロからのスタートです。毎日ちょっとした行動をすることで、幸福感は維持できるのです。

幸福についてはこちらの記事も⇒高額当選しても幸せではない?科学的に見た幸せな人生とは!

 

 

 

 

 

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