僕は50歳で会社を早期退職し、フリーランスライターになりました。

 

会社を辞めた時に「ライティングスキル」があったわけではありません。

 

全く経験がなかったので、知識ゼロの状態からスタートしました。

 

また退職時、貯金はそれほど多くありませんでした。

 

だから「サラリーマンを辞めた後にどうやって食べていくか」ということが当面の大きな課題でした。

 

ただ、2度とサラリーマンだけはやりたくない!という強い想いがありました。

 

そして「もしサラリーマンに戻るくらいなら死んだ方がマシ」と考えていました。

 

とは言え、50歳のおっさんがサラーリンマンを辞めたら、できる事はそれほど多くはありません。

 

何かのスキルとか資格があれば違ったのでしょうが、平凡なサラリーマンだった僕には何もありませんでした。

 

こんにちは。

 

サラリーマンお助け村の村長です。

 

僕は、サラリーマン時代のほとんどが営業職でした。

 

長年営業をしていたというと、「売込がうまい人」とか「対人スキルが高い人」と思うかもしれません。

 

でも僕は、人見知りが強く、コミュ症(コミュニケーション障害)気味だったので、営業が苦痛でした。

 

そんな人間ですから、今まで経験した営業スキルが今後の人生で役に立つとは思えませんでした。

 

でも会社を辞めれば、何らかの方法で生活費を稼がなければなりません。

 

組織にたよらず生きていくにはどうすればいいのか?

 

僕はいろいろ検討しました。

 

その結果、最終的に残ったのがフリーランスのライターという職業だったのです。

 

フリーランスのライターに憧れる人は、意外と多いようです。

 

でも、実際それで食べていける人はほんの一握りです。

 

そこで今回は、

 

フリーランスのライターという生き方はどのようなものか

 

実際に経験してどうだったのか

 

などについて、50歳からフリーのライターとして生きてきた僕の率直な実感をお話したいと思います。

 

参考記事

フリーランスを目指す人が退職前にやるべき準備とやらなくてもいい準備

【会社を辞めてフリーランスで働きたい人へ】50歳で独立した僕から伝えたい事

【フリーランスの手取り計算】260万稼いでも170万しか残らなかった話

 

 

フリーランスのライターって何?

フリーランスのライターとは、個人で文章を書いて収入を得る仕事をしている人のことです。

 

そのタイプは、ざっくり分けると2通りあります。

 

一つは依頼主がいるパターンともう一つは依頼主がいないパターンです。

 

依頼主がいるパターン

 

依頼主がいる場合、依頼主の要望(テーマや文字数など)に沿って文章を仕上げます。

 

つまり、依頼主から発注をもらって文章を書くというスタイルですね。

 

報酬は、依頼主からもらうわけです。

 

具体的には小説家やコラムニスト、エッセイスト、ルポライターなどになります。

 

依頼主がいないパターン

 

もう一つは依頼主がいない場合で、ブログなどで個人が情報を発信する場合はこれになります。

 

この場合の報酬は、グーグルが提供する広告収入だったり、商品を売り込んで得られるアフィリエイトの収入だったりします。

 

具体的な職種で言えば、ブロガーアフィリエイターなどのWEBライターになります。

 

ブログの場合、自分の考えや想いを文章という手段で伝えます。

 

その時、記事内に貼ってある広告を読者がクリックしてくれた時、収入が発生します。

 

だから読者の数が増えれば、それだけ収入増になる可能性が高いのです。

 

でも、相当数の読者がいないとまったく稼げません。

 

例えば、ある記事を100人の読者が読んでくれたとしても、広告をクリックしてくれる人は1人いるかいないかです。

 

もし1人がクリックしてくれたとしても、その収入は数十円にしかなりません。

 

だから、まとまった金額を稼ぐには、気が遠くなるほど多くの人に記事を読んでもらわないとならないのです。

 

一方アフィリエイターの場合は、ブログのように自分の考えや想いを発信してもお金になりません。

 

よっぽどの著名人なら別ですが、基本的には「ジャパネットたかた」のように、強力に商品を売り込む力がないと稼げないのです。

 

僕が選んだフリーランスライターの仕事

 

僕が選んだフリーランスライターの仕事は、ブロガーという職種です。

 

つまりブログを書いて収入を得る人です。

 

なぜブロガーを選んだかというと、いろいろな選択肢を見た結果、「それしか僕にはできないだろう」と直感的に感じたからです。

 

ネットを見れば、「ブログで稼ぐことは未経験でもできる」というような情報が溢れています。

 

そして、ちょっと調べれば、ブログで稼ぐ方法がこれでもかというほど出ています。

 

そんな情報を見ているうちに、「もしかしたら50歳のオッサンもできるかもしれない!」という気持ちが芽生えてきました。

 

実際、主婦の方がお小遣い稼ぎにブログを始めたとか、サラリーマンが副業としてブログをやっているという話をよく聞きます。

 

片手間でやっている人たちが稼げるのなら、専業でやれば絶対稼げるだろうと安易に考えてしまいました。

 

 

実際にやってみた結果

実際にやってみて、まず最初に感じたのは「こんなにも稼げないとは思わなかった」ということです。

 

50歳のオッサンが一から勉強してブログで稼ごうというのですから、ある程度の時間がかかるのは覚悟していました。

 

でも最初は、「1年くらいまじめにやればなんとかなるだろう」と思っていたのです。

 

実際、毎日8~10時間くらいはパソコンにかじりついて、頑張りました。

 

しかし1年後、まったく稼げていませんでした。

 

ほとんど無収入に近い状態だったのです。

 

その時は、かなり凹みました。

 

でも、今さら就職する気などさらさらありません。

 

だから、頑張るしかなかったのです。

 

その後、紆余曲折ありましたが、ブログを始めて4年目で、やっと人並みに生活できる程度の収入を稼げるようになりました。

 

詳しくはこちらのプロフィールに書いてあります。
プロフィール

 

ハッキリ言って、僕は時間がかかった方だと思います。

 

でもこれは、知識0のオッサンが一からブログを始めたリアルな結果なのです。

 

専業でやってもこれほど時間がかかるのですから、副業などの片手間でやっている人なら、稼げるまでにはもっと時間がかかると思います。

 

いつ稼げるか分からないのに、頑張り続けるのは至難の業です。

 

だから、「ブログだけで生活できるぐらいの金額を稼げている人はほとんどいない」と冒頭で書いたのです。

 

その事は、データーからもはっきり証明されています。

詳しくはこちら⇒副業解禁でも【サラリーマンはネットビジネスに手を出すべきではない】と断言する理由

 

しかしネットを見ると、「私は毎月〇〇〇万円稼いでいます!」と豪語する人がたくさんいます。

 

そして、いかにも簡単に稼げそうな事ばかり書かれています。

 

そういう人たちは、ほとんどがネット初心者をカモにして稼ぐノウハウを売り込んでいる人ばかりです。

 

でも、本当に稼いでいる人は、大切な稼ぐノウハウを絶対人に教えません。

 

ノウハウは、ブロガーにとって命綱ですからね。

 

だからカモになる客は、「うまい話に飛びついて、うまくいかない人」が対象です。

 

つまり、知識弱者を相手に儲けている商売なのです。

 

現在の僕の収入

 

現在、ブロガーとして5年目に突入しました。

 

具体的な金額は言えないのですが、年収はサラリーマン時代のほぼ倍になりました。

 

ただ、税金や所得税などでガッツリ持って行かれるので、手元に残るお金はサラリーマン時代の1.5倍程度です。

 

月により収入の変動はありますが、年単位で見れば確実に上がっており、この傾向は今後も続くと確信しています。

 

なぜならブログの場合、過去に書いた記事はずっとネット上で生き続けます。

 

だから書き続ければ、記事の数はどんどん貯まるので、それに比例して売上も上がるからです。

 

でも、ライバルはどんどん増える一方だし、時間が経てば過去記事の価値は下がっていきます。

 

だから手を抜くことはできません。

 

それに、サイト運営に関する技術は日々進化するし、グーグルが決める検索順位の方法もコロコロ変わったりしています。

 

なので、今の状態に胡坐をかいていれば、あっという間に収入が激減する可能性も十分あるのです。

 

生き残るには、常に勉強し、努力するしかないと思っています。

 

 

サラリーマンを辞めてよかったと思う事

 

稼げるようになるまでの道のりは長かったですが、僕はサラリーマンを辞めて後悔したことは一度もありません。

 

だから、フリーランスライターという生き方を選んで本当によかったと思っています。

 

サラリーマン時代と比べて何がよかったと僕が感じるのか、簡単にまとめてみました。

 

イヤな上司に振り回されない

何と言ってもこれが一番大きいような気がします。

 

僕はサラリーマン時代、強烈なパワハラ上司に振り回されて、生きるのがイヤになるほど悩んだ経験をしました。

 

寝ても覚めても、いつも上司のことが頭の中を占領し、逃れることができませんでした。

 

退職後も、トラウマのように上司の嫌がらせを思い出すことがあります。

 

それほど、上司の存在が僕にとってはストレスだったのです。

 

でも、フリーランスになったことで、もう理不尽な上司に振り回されることはありません。

 

それが何よりもありがたいことだと感じるのです。

 

時間や場所に縛られない

サラリーマン時代は、

何時にどこに行かなきゃいけない

とか

〇月△日までにこれを仕上げなきゃいけない

など、いつもスケジュールに追われていました。

 

適度なスケジュールであればいいのですが、いつも突発的な出来事が入るので、自分でコントロールすることが不可能でした。

 

例えば、急なクレームが入ったり、突発的な業務命令が出たり、突然会議で招集されたり・・・。

 

毎日がそんなことの繰り返しだったので、その日にやるべき予定が消化できず、いつもやらなければいけないことが山積み状態でした。

 

でもフリーランスになってからは、自分自身でスケジュールを決め、誰にも邪魔されずに実行することができます。

 

当然のことながら、やらされ感はまったくありません。

 

だから何をするのも、主体的に取り組むことができるのです。

 

また、パソコン一つあればどこでも作業できるので、毎日同じデスクで仕事をする必要がありません。

 

例えば、「今日はあそこのマックに行ってやろう」とか、「今日はあの図書館でやってみよう」とか、自由に仕事をする場所を選択できるのです。

 

このようにフリーランスになったおかげで、時間と場所にまったく縛られない生活をすることができるようになりました。

 

僕の一日のスケージュールはこんな感じ

僕のリアルな一日のスケジュールは、下記の記事に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。

早期退職4年目突入のリアルな毎日の中身とは

 

体調が悪い時にムリして仕事をしなくてもよい

 

僕は虚弱体質なので、一年中風邪を引いているような人間です。
【風邪が長引く人・治らない人へ】意外に知られていない原因はコレだ!

 

だから、体調が悪くなる頻度が多いのです。

 

体調が悪い時は働きたくありません。

 

でもサラリーマンは、そんな事は言ってられませんよね。

 

だからいつもムリして、出勤していました。

 

でもフリーランスになってからは、体調が悪い時は自分の判断で仕事を辞めることができます。

 

そして、体調が良くなってくれば、ボチボチ自分のペースで始めることができます。

 

自分の体調に合わせて仕事ができるので、ムリをすることがなくなりました。

 

これが僕にとっては、何よりも助かりました。

 

知識がどんどんたまる

ブロガーの場合、仕事をすること自体が勉強です。

 

なぜなら、何かの記事を書く前はいつも膨大な量の情報を調べるからです。

 

そして内容をじっくり精査した上で、記事を書きます。

 

だから、日々猛勉強です。

 

つまり、記事を書けば書くほど、自分の知識が増えるのです。

 

知識が増えれば、自分の世界はどんどん広がります。

 

それはとても素晴らしいことだと思うのです。

 

老後破産の心配がなくなった

歳をとれば、どうしても選べる仕事は減りますよね。

 

だから、働きたくても働けないということが起こってしまうのです。

 

その結果、老後破産する人もいます。

 

でもブロガーという仕事には、定年がありません。

 

一生涯続けることができるので、死ぬまで稼ぐことができるのです。

 

それは、とてもありがたいことだと感じています。

 

 

まとめ

ブロガーという生き方に憧れる人はかなり多いと思います。

 

でも、ブロガーで生活できるようになるには気が遠くなるほどの時間がかかります。

 

ブログだけで生活が出来ている人は、本当にほんの一握りなのです。

 

ブログで自分の考えや想いを発信するのは楽しいことですが、収入が発生しなければ、モチベーションを維持できません。

 

また「どのくらいやれば絶対稼げる」というような答えなどは、どこにもないのです。

 

そういう状態で、長期間ブログを書き続けるということは至難の業です。

 

もしあなたが、これからブロガーという生き方を選ぶのであれば、僕から伝えたいメッセージはただ一つです。

 

稼げるまで絶対にあきらめない!

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。